オジサンの趣味 | 糸屋の店番オジサン

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〜時々ニット作家
〜時々講師
〜時々糸屋のお店番♪

店番オジサンAです。

 

私が編み物を始めたきっかけは

卒業して入社2,3年目の頃。

(この時、エンジニアでした)

仕事も酒もぼちぼち覚え、

入社した頃の緊張感がすっかりなくなり、

毎晩気の合う同期と焼き鳥屋に入りびたり、

カンバンまで飲んでいて

月末には財布がスッカラカン

という生活を送っていたころでした。

このままでは、お金も続かないし、

何より貴重な青春の時間を

こんな風に使うのはもったいない!

と例の同期と語り合い

(いつもの焼き鳥屋でカンバンの頃に)、


その時に出たすばらしいアイデアは、

編み物は時間がかかるらしいから

編み物をすれば夜の時間に

飲み歩かなくなるハズだ!?というものでした。


私は次の日にはすっかり忘れていましたが、

その同期は1週間後に

小さなスルメイカのような形の編地を持って

私の所にきました。

「何、それ?」と聞いたら、

「これが編み物だ!編み物には増やし目と

減らし目というのがあって、

オレはマスターした!」と自信たっぷり。

不思議なスルメイカの形は

増やし目と減らし目の成果だったのです。


「お~!すごい!」と単純に感動して、

その同期に追いつくべく始めたのが

私の編み物のスタートです。

 

その同期の作ったスルメイカは

その同期の最初で最後の作品になりましたが、

自分は性に合っていたみたいで

そのまま続いています。

 

中年太りが目立ち始めた40代後半からは

マラソンも始め

今は全国各地のマラソン大会にエントリーして

走ることにも結構時間を使っています。

 

そして

もうひとつの趣味が

南米のペルーやボリビアの縦笛のケーナ

オカリナのように澄んだ音色ですが、

構造は尺八と同じです。

編み物を始めるちょっと前から始めているので

結構長いです。

ペルーの男の人はケーナも吹けるが

編み物もすると聞いたのも

編み物できるようになりたい

と思った理由のひとつかもしれません。

 

以前編み物グループの仲間達と

電車を1両貸し切って

その中で編むイベントを行いました。

車両の中では

編み物をするだけでなく

歌ったり

ギターを演奏したり

 

そんなわけで

私もケーナを披露しました

 

着ているポンチョは現地ペルーで

購入してきたものと言いたいところですが、

多分、それ風の模様のバッタモノだと思います。

ケーナは竹で自分で作ったものです。

手に持っているのは

私が編んだ

okadaya のキャラクター『オカピヨ』と

その時作るのにハマっていた

パンダの棒針編みの編みぐるみ

(これは毛糸だまに編み図が載っていた)

 

趣味として始めた編み物でしたが

その後エンジニアの仕事は卒業し

居心地の良い毛糸に囲まれた仕事を探して

現在の職場にたどり着きました。

 

趣味は持っておくものですね。

 

 

 

オジサンからの業務連絡

 

◼️オジサンAより

okadaya(オカダヤ)新宿本店5F毛糸売り場、春夏糸が続々入荷してるよー。

売り場に私が編み図を作成している『アンデミーテ・ウラモミーテ」表と裏で違う柄が出てくるリバーシブル編みコースターとスヌードのキットを売ってるので手に取って見てくれるとうれしいです。

 

◼️オジサンBより

お知らせ2つあります

①2024年4月、ヴォーグ学園横浜校で「かぎ針編み初心者講座」を開講します。詳細は下記のYouTubeを見てね。

 

 

②草加で1ヶ月に1度第二土曜日にニットサロンを行なっています。こちらは講習ではなく、おしゃべりしながら編み物をするゆるい会です。良かったら遊びにきてね。