映画『キングコングの逆襲』1967年[その３:特撮名シーン集]円谷英二が最後に演出した怪獣映画！

映画DVD『キングコングの逆襲』(1967年)[その３:特撮名シーン集]　　円谷英二が最後に演出した怪獣映画！　ミニチュア,合成,着ぐるみ,日本の「特撮怪獣映画」の集大成！

『キングコングの逆襲』は、円谷英二が最後に演出した怪獣映画です！
それだけに、これまでの怪獣映画の成果の集大成になってます！

ちなみに、この後「緯度０大作戦」が最後の特撮映画で、
名前が最後に冠された映画は「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ南海の大怪獣」でした。

特に「ミニチュアセットに、人物を合成するカット」がいくつも登場。
「特撮」に強い自信を持っていたことがわかります。

ITOYAおすすめ特撮名シーン：
Kong

（左列左上から）
L1) 特殊ヘリの大型ミニチュア。なんと！上下二枚のプロペラが逆回転している！凝り過ぎ。
L2) ヘリ編隊を甲板に載せたドクター・フー特殊輸送船空母。地味でカッコイイ。
L3) わくわくするカット。手前に大スケールのミニチュア、奥に小型のミニチュアを飛ばして（←資料がないですがたぶん）奥行きがあってダイナミックな構図！これに続く、ヘリの編隊飛行も見物。
L4) 手前にコング、奥にヘリのミニチュア、そこにフー一味の俳優を合成した大胆カット。
L5) 輸送船ドック内に格納されたメカにコング。上の方に人間を合成した光量がとっても自然な合成カット。
L6) 「サンダ対ガイラ」にもよくあった、手前に避難する人々と実景の畑、奥に山のセットを走るコングを合成。
（右列右上から）
R1) ミニチュアのサーチライト車が置かれたミニチュアセットに、大胆に人物群を合成。「サンダ対ガイラ」で多用された手法ですが、そのときよりも合成される素材の両者の明るさや、色味の違いが少なくなって、自然な絵に近くなってます。
R2) これは合成じゃないですが、手前に走る戦車、奥にコングを配した、奥行きのある構図。
R3) 奥行きのあるミニチュアセット、ずっと奥にコングがいる。駆けていくスーザンを合成。
R4) これまたミニチュアセットの街並みに、兵士たちを合成。
R5) 同じく。ただし戦車もミニチュア！
R6) 奥にコングが登っている東京タワーが見える奥行きのあるミニチュアセットに、これまた手前に兵士群を合成。

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制作年： 1967年
制作国：日本
監督：本多猪四郎
音楽：伊福部昭
出演：宝田明、浜美枝、天本英世、浜三枝、リンダ・ミラー（声：山東昭子）
収録時間： 104分
メーカー：東宝
音声仕様：日：ドルビーデジタル5.1ch(Remix)／モノラル、日（解説）：ドルビーステレオ
特典：新版「キングコングの逆襲」、劇場予告編集