デジってんなよモンゴリアン! | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

デジってんなよモンゴリアン!

やはりアナログですな。 デジタルのもつスラリとした、川辺で水切りしたら10回跳ねそうな軽快感に憧れ、液晶テレビというものを所持している。だがこの和室で彼は孤独そうである。 未だにCDやMDではなくレコードやカセットテープを愛用している人はアナログの持つ魅力が理解できている人々で、この全てがデジデジしている現在を、違った視点で見、行動できる人たちである。そんなことはタモさんなどを見れば一目瞭然である。 ITボケ(漢字への変換とか計算を機械に頼るあまり、機械なしでは出来なくなってしまうこと)という言葉を聴いて、これはボケどころの騒ぎではないと、我々はきもに命じよう。ほら、薔薇とか躊躇とか、憂鬱とか一瞬で出てきやがってこのやろう。必死にノートに文字を書き続けたあの日々は何だったのか? 今人類は想像力のデッドクロスをまさに描き始めようとしている。怖くてうかうかヘラクレスの栄光Ⅳをプレイしなおしている暇もない。