年末 | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

年末

年末。師走。また一つ年が進む。

2000年も終わってみれば色々あったけどまあノストラダムスが言ったみたいに恐怖の大王とやらが来なくてよかったね、程度で普通の1年に成り下がってしまった。早いもので来年は2005年ではないか。早い・・・早すぎる・・・この時間の流れるスピードの方が恐怖の大王なんかよりよっぽど怖い。という結論に至ったのは最近のことだ。そう、星セント・ルイスの背の高い方が死去した時点くらいであろうか。

年の変わり目ほど、歴史の大きな流れの中に自分達はいるということを感じられる時はない。こうしてブログなんてものを書いている今もどんどんと過去に埋まってゆく。いやぁ、皆さん。今、って考え方はわかりますけどこれはほんとに不思議な感覚じゃぁありませんか。過去への心地のいい追憶とか、未来への憧れとかは分かるんですが、今だけは一番つかみ所のない奴だ、とぼかぁ、ぼかぁ(僕は、僕は、の意)おもいます。摑もうとするとにゅるりと、手を滑り落ちる、浜名湖名産のうなぎのような、いえ、うなぎは疑いの余地はなく有機生命体ですけど、直喩としてのうなぎです。そんな存在です。まあ俺程度のシナプスでは説明がこれくらいしかつけることができないんですけれども。しかもこんなこと考えなくてもぜんっぜん生活の上で支障はなく、むしろ考えると思考が支離滅裂になり生活に悪影響が及びます。それでもそういう、分けわかんないこと考えるのって楽しくありませんか?えぇえ、私は楽しいです。


2005年。東欧がヤバイ。

ではまた来年。