世界最強国家 Japan | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

世界最強国家 Japan

日本は世界最強である!!

たしかにきゅうりの生産量では3位イラン、4位アメリカに続き5位に甘んじてはいるものの(http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/ranking/kyuri_o.html 参照)、日本は世界最強国家である。筆者は右利きで、一塁後方への流し打ちを主に得意としているが、はあるが何も右よりというわけではない。日本ほど素晴らしい国ははみがきガムが好きな友人を探すくらい稀有な存在である。

もう一度繰り返すが、きゅうりの生産量では3位イラン、4位アメリカに続き5位で、きゅうり、という側面から見た国家としての日本は最強から程遠い。確かにこの事態は非常に憂うべき状況ではある。きゅうりのキューちゃんのCMはいつの間にかビジュアル系バンドD-SHADEのごとくお茶の間から消え、平成生まれの子供たちはもろ⑨のもろの意味も分かっていないような軟弱者達である。資本主義、全体主義、グローバリゼーション等の象徴でもあるアメリカにまで水をあけられているとは…筆者はいっそのことアマルフィコーストできゅうりを用いた新しいビジネスを始ようか?という強硬手段まで選択肢に組み込んでいる。


しかし、国家はきゅうりではない。人にも得手不得手があるように国家にもそれがある。きゅうりに例えてみよう。もし韓国ブームが去り空前のきゅうりブームが日本を襲ったとしても、日本はカネに物を言わせて大量にきゅうりを輸入し、危機を乗り切るであろう。だがこの時たとえばイラン産のきゅうりに、米不足時のタイ米よろしくケチをつけるものがいるとすれば、中東の不安定な情勢に更に拍車をかけることになるだろう。これがアメリカ産きゅうりだとしても、きゅうりのキューちゃんのネーミングはa boy called Mr.cucumbersが妥当なのではという新たな物議を醸す。主に高齢層をターゲットにしている東海漬物さんは横文字の導入に踏み切ることができるのか否か…?本当に外交は難しい。


日本はキューちゃんについてこのように自由に論じても国家どころか東海漬物さんからも文句を言われない、素晴らしく平和な国なのである。日本国憲法第9条(奇しくも今回の話題の中心であるきゅうりのきゅうではないか。これは偶然の一致とは極めて考えにくい)にのっとり平和を謳い、アジアの端っこでみなちょっとリッチに暮らしている。今日のこの平和は”9”というキーワードに収斂されうる。

暗いニュースばかり立て続けに起こっている今秋に、改めてこの国の素晴らしさに目を向けてくれる読者が、一人でも増えることをつとに願う。そのときに下記のホームページはきっとそのきっかけとなってくれるであろう。

http://www.kyuchan.co.jp/cam_au_2004/cam_au_2004_top.html