限度K点超え | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

限度K点超え

まず、画像を見ていただきたい。

もはやこのダサさ、説明は要らないだろう。思う存分慄いて欲しい。

CDのジャケは、アクセサリー的な価値も含み持つ。かっけぇジャケは飾ったり、曲を聴きながらその想像力を羽ばたかせたりと他にも多様な機能を持つ。だが、ふとカバンを空けた瞬間にチラリと見えるものがこのような幼稚園児の塗り絵みたいなものであったら恋心も即座にさめてしまうだろう。そう、今日のBGMは原田真二で「キャンディ」。

このCDは著者が最も崇拝し畏怖しているchildren of bodomという母国フィンランドではグレイ的人気を誇る、偉大なバンドのライブ盤のジャケである。…いや、ここでは便宜上バンプ オブ チキン的 としておこう。とにかく彼等は血の気が多い、そして鬱気味の北欧のティーン達(ほぼ男子限定)の煮えたぎるハートを鷲掴みにしているのだ!ちなみに興味がある人はHMVやオリコンなどで検索していただければその売れっぷりがお分かりいただけるはずである。

しかしこのデザインは特筆に価する。イラストレーターに頼むだけの予算がなかったのか。確かに、ライブ盤はダサいというのは通例であった。このジャケからはメタルという音楽ジャンルを大衆に向けて普及させていこうという意思は微塵も感じられず、ただただいたずらに、無為に、闇雲に、空虚に、愚直に、モロに、マジで、ダサいだけである。

このCDを持ってレジに向かう姿を想像したら、その恥ずかしさは葛城 ユキ さん(54)が人間大砲になろうとした際に誤って背中を骨折してしまった時をも凌ぐといえそうである。 詳しい記事についてはこちらを。⇒http://www.sanspo.com/geino/top/gt200310/gt2003100405.html 

ただ、一つ確認しておきたいのは著者は今日葛城 女史について語るために熱弁を揮っているのではないということだ。これでは手段と目的のすり替えではないか。牛乳パックを集めることじゃなくて、集めた牛乳パックをリサイクルして、傷だらけの地球氏への負担を少しでも軽減してあげることが目的なのだ…!!

葛城ユキ女史の話が出てきてしまった以上、これ以上の議論には意味は何もないだろう。彼女については近々20カ国語ストリーミング放送でのスペシャル企画を予定しているのでぜひ、期待していただきたい。

今日もありがとう。では。