満足 | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

満足

今日も通学前のメタルタイムを欠かさない。コーヒー、タバコ、メタルというトライアングルの中で1日の活力を補給。

そう、続きである。 現代日本において、精神的充足を得ることは非常に重要なテーマである。高まる自殺数、個性をつぶしてしまうような教育システム。昔から日本では『和』の精神に基づき、世間体という概念が大事にされてきた。これは個人主義である欧米と異なる大きな点であるが、ここでは詳しい言及は避けたい。

時は「個性の時代」等と言われ、皆が個性的になろうと努力を始めているようだ。まずは手っ取り早いところで服装および外見に関する事柄。これは可視的であるという点で精神的な分野よりは周囲に伝えやすいということが言えるが、結局『個性』とは人と違う何をしているか、に尽きるだろう。つまり精神分野においてのみ、個性は判断される。

満足を感じるポイントというのは人それぞれである。しかし物質的な欲望には限界があることを日本人の皆さんはそろそろ気づき始めているようで、モノやカネで埋められない隙間が今、誰の心の中にも少なからずある。

そんな時音楽を聴くと心が落ち着く。そしてその得意ジャンルも人それぞれであろう。色々だ。

マイナーな音楽を聴けとは言わない。好きな音楽を聴いて欲しい。そして今、あなたが好きだと思っているアーチスト以外にも必ず飛び込めるジャンルは存在している。その今の「好き」という度合いもおそらく相対的なもので、しばらくすると絶対的とすんなり認められるやつらが現われるはずだ。 その時を目指して、人と違うものをどんどん聞いて欲しい。そのうち他の人とは違った角度で音楽界やその他のことを考えられるようになる。それは個性や精神的満足へつながるであろう。