鋼鉄!! | 「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう…」 残念ながら、おそらくあなたは永遠に登れないでしょう。

鋼鉄!!

かくしてひっそりとメタルを好むもの=メタラーという称号をダーマ神殿より授かった俺は、布教運動を開始した。約5年前・・・ビジュアル系、19などが大いに幅を利かせているが、負けるわけにはいかない。戦況は熾烈を極めた。世間の波とはつねにマイノリティに対して意識されるもので、マジョリティ側にとっては自然なことであると…学んだ。結局布教活動は何も収穫を得ないまま卒業を迎えた…。


世間一般の認識としては、メタル=うるさい=キモい=ヲタ というような構図が主流であろう。確かにライブ会場へ行ってみるとキバカジ的人種もちらほら…いや、かなりいる。それ以外はタトゥーにボディピバリバリの兵たち。例のツンとした薫香を漂わせている。 思うにハードロックとヘヴィメタルの違いはキモさも一枚かんでいる、と見受けられる。  このあたりの違いは後に書籍化が予定されているのでアマゾンおよびグーグルなどでチェックしていただきたい。


唄は世につれ、世は唄につれ…などというがこれほどストイックに時代感覚がないまま独自路線をひた走っているジャンルはある意味ショッキングである。歌詞は主に観念論、生と死、ネガティブな感情、歴史上の大人物に関するもの、などで、愛、友情、幸福等々はほとんどみかけない。 しかしこの後ろ向きな部分が逆に世相を現しているともいえよう。人間なかなか常にポジティブではいられないのだ。どこか、こんなはずでは…?という日常に対する思いがあるはずだ。時には叫び、走り出したくなることもあるだろう。そんな風にならないという人はタモさんと一緒に今週のベスト10を逐一チェックし続けていただきたい。そんな爆発しそうな精神の起伏をとても極端な表現方法で伝えてくれているのがそう、ヘヴィ、メタルである。


自分の中で盛り上がってきてしまったのでメタルについてしばらく論じていきます。

トゥービーコンティニューゥドゥ!!