村内のイトウ釣りは

11月から5月31日まで自粛期間となります

 

猿払村では2021年にイトウを含む魚類の大量死が発生、

翌年からのイトウ産卵床の減少、

渇水や高水温によるイトウ稚魚孵化率の低下も発生しました。

 

2021年には約50匹のイトウの斃死とその他の魚類の斃死も確認

 

また今年夏季もイトウの斃死、瀕死、衰弱個体

孵化率の低下を確認しました。

今年の斃死個体と衰弱個体

 

ヤマメの酸欠死なども発生

 

イトウ保護とイトウ釣りの両立のため、イトウ釣り自粛期間を設け、

現在、7月8月の2ヶ月間と11月から翌年5月31日まで

猿払村内でのイトウ釣り自粛を猿払村、猿払イトウの会でお願いしています。

 

2022年以降、現在イトウの産卵床は回復傾向を示す河川が

多くなってきましたが、

今年もイトウの斃死や多くの衰弱個体が確認され、今年夏季の影響が

翌春の産卵数に大きく影響する可能性もあります、

 

また渇水と高水温はイトウ稚魚の孵化率にも影響し

2021年同様今年も稚魚は非常に少ない状態です。

 

様々な考えや価値観が有ると思いますが、ご協力宜しくお願い致します。

 

以前の投稿にもありますが、

来年春の産卵床数により来年秋以降の釣り自粛の緩和を予定していますが

予回復傾向が確認されない場合は現行の釣り自粛を継続します。

 

※春の産卵床数に回復傾向が示された場合はその年の秋より

 釣り自粛緩和を予定しています。

※基本的に7月8月の夏季期間のイトウ釣り自粛は継続する予定です

※また今後夏季のイトウ斃死の発生や孵化率低下が複数年確認された

 場合、山林や河川に開発行為等で自然の改変が発生しイトウの生息に

 大きな影響を及ぼした場合は

現在の釣り自粛期間を再度設定し回復傾向を示すまで継続します。