おせんころがし
こんにちは~^^ お正月進行明け・・・皆様は正月明けどうおすごしでしょうか?^^
私は仕事終わり速攻で
ノスタルジックコミック『シンカン』~朝日新聞社~
の原稿用取材に行ってきました(^▽^)ホラーマンガの取材ではありませ~ん(^▽^)
・・・・が(゜д゜;)
ツイッターユーザー様ならご存知の騒動ですが、
“ おせんころがし ”なる場所の写真がほしくて取材に行ったのですが
前日、寝る前にウェブでおせんころがしの事をなんとなく調べてみたんです。。
そうしたら戦後に大量殺人鬼より殺人現場となったという
“おせんころがし殺人事件”なる記事を見つけてしまったではないですか(T∀T)ブワッ
そもそも“おせんころがし”の名前の由来は(ザックリね^^)
おせんという子が父の悪行を悲観して崖から身を投げ、
それにより父親もようやく目を覚まし、改心したという話の舞台となった場所に
おせんの慰霊碑を建て、“おせんころがし”という名前になったらしい。
ネットと見つけたんですが、
どうやら日本人は険しく危ない難所には恐ろしい名前をつけ危険である事を警告する
風習があったらしいので、
このおせんころがしも旧道は断崖絶壁の険しい道だったため不謹慎にも“ころがし”なる
言葉が付け加えられたんだと思います。(“ころがし”が付いてる難所は他にもあるらしいです。)
もちろん、その事実は知っていたし、それだけだったら行くのも躊躇してなかった。
昔の悲劇の場だけど、きっとそんな立派な娘さんは手厚く葬られ成仏しただろうと思うから。
けど、そこで殺人事件があったとなれば話は別。
一気に怖くなるじゃん!!!!
(*気になる人は「おせんころがし殺人事件」でグーグル先生に聞いてみよう。)
そして場所は崖っぷち…なんかあったらどうしようとガクブルで・・・
それでも仕事の為に行ってきました。。。行く前に勇気を下さった皆様ありがとうございます(T∀T)ブワッ
・・・それでも禍々しい所好き!という方へ。w
伊藤のチキンハート with おせんころがしレポートをどうぞお読みくださいm( _ _ )m
おせんころがしは千葉房総の鴨川と勝浦の間・県道沿いにひっそりとあります。
入口に車を止めて先へは歩いてしかいけません。
おせんこおろがしへの歩道は現在奇麗に舗装されています。
ここに立った時の感想としては、
ちょっと敏感な方なら一人だったら絶対入らないでしょうね。
でももっと霊感体質の方は 「おや?思ったより禍々しくない。。かも??」と思うかもしれません。
私は一度、車で素通りして確認。だって怖いんだも(/∀i)ww
そのときに「おや??イケるかも??!」と思った程怖くない場所に思えたのでUターンして挑みました。。
今回は霊感取材ではないので
ばっちし・“視えない人”モードで水晶も何も付けず、ステルスモードで行きました。
50mも歩かないうちに見えてきました。あれがおせんの供養塔だな。
あくまで私の感想ですが、、、
神々しさすら感じました。
崖側より撮影。
手すりが付いてる断崖絶壁から怖々と撮影した海。
高い所、ちょっと苦手なんですよ^^;
写真より実際は本当に崖感があります。下見えません。
というか、奇麗でしょう^^ 名前は怖いけどここは絶景ポイントなんですよ!
なんか供養塔の横に伸びる道みたいのが気になったけど、行きませんよ!怖いし!w
けれど、やっぱり嫌な感じは全くなく、
私はおせんが本当に尊い行いをしたから天女様にでもなれたのかも。なんて本気で思い始めるくらい
この供養塔を下から見上げた時の空の色なんかきれい過ぎで感動すらしてました。
恐怖というのは妄想の産物なのかもしれませんね。
などと思っていたら写真の場所の方から“ サビシイヨ・・・ ”と女の子の声が聞こえた。
そこで気がついたのですが、、別におせんころがしで殺人があったわけではなく、
おせんころがし付近で殺人があったのかもしれない。。。
でも、ここでも申し訳ないけど聞こえないフリさせて頂きました。
だって何もできませんからね・・・
それにノー武装ですから分をわきまえて戻る事にします。
おせんころがしから鴨川方面を眺める絵。
房総・特に安房は海食崖が多く、おせんころがしより勝浦方面に行く途中の
脇道をひょいと入ると崖側をひた走る落石注意の看板が恐ろしい旧道があり
知る人ぞ知る絶景と恐怖が混合するドライブポイントなのだ。
海食崖に作られた旧道。ガードレールのすぐ下は海。
地元の方も「ここを走るのは中々のスリルがある。」とつぶやく。
・・・が、お勧めはしない理由は?
なにせ旧道なので時々このように崩れたり落石があったりする。
それでも走行注意で留まるって!!!!ww
なので、嵐の次の日や風の強い日は旧道ドライブは控えましょう。自己判断で。
でも、そんな千葉が大好きな伊藤^^
ー話を戻しますが、おせんころがしから戻ってる時でした。
入口付近に突然、モンペ姿の女性が立ってて、またふっと消えました。
一瞬ギョ!としましたが、、、その女性が視えた所には
塞がれて通れない細い道がありました。
なんだか不謹慎な気がしてその道は写真は撮れませんでした。
塞がれた道に立つ女と“サビシイヨ”とつぶやく女の子。。
もしかしたら、未だ会えていない親子がここをさ迷ってるのかも知れません。
そう思うのは妄想なんだと言い聞かせ、私はおせんころがしを後にしましたが。
願わくば、
多くの方がここを訪れて、おせんを拝み、おせんを天女様に仕立て上げ、
崖に残る数々の不幸な物語の主人公たちを天に上げる役割を担ってほしい。。。
そう思うのでした。
あれ?? 他力本願?w
いやいや、あちらの世界のことはあちらにおまかせして、
私たちは日々を懸命に生きるのみなのです!^^;;;
初詣となった清澄寺の駐車場より。こちらも絶景あり。
千葉房総というと舘山が有名ですが
おせんころがしに官軍塚・知る人ぞ知る海食崖の旧道。
実はその他にもたくさんミステリー&怪奇スポットと混合した観光場が多いのが房総。
菜の花の黄色にごまかされるな!ここは不思議の国なのです!ww
いつか、伊東三巳華千葉マップを作りたいなぁと思いつつ
少しづつ、千葉散策をまとめていきたいと思います。
それでは 読んで頂きありがとうございました^^
そして心配してくださった皆様、本当の感謝でした!!(/∀i)
行くことができ、そして記事にしてみました~
ではでは、次回はコミックエッセイ劇場・web版・視えるんです。~後半~ と・・・
いよいよ、朝日新聞社から「ほんとにあった怖い話」のリニューアル版!
『 HONKOWA 』 で “伊藤三巳華のスピ★散歩”がスタートします^^
是非読んでやって下さいm( _ _ )m
ではでは^^