よしもとばななさま | 伊藤三巳華の恐怖新聞2

よしもとばななさま

伊藤三巳華の恐怖新聞2★


伊藤三巳華『視えるんです。』発売中★byメディアファクトリー


* てのとらちゃん、今日は仕事道具で遊んでおりますラブラブ *


こんにちは~伊藤三巳華です^^ 本を出版にあたり、お忙しいお二方もお祝い記事を書いて頂いて、

(/∀i)しかも、皆様のコメントを読んで伊藤もとっても感激でした!ありがとうございます!キラキラ


わっせわっせと聞こえてきそうなw皆様の応援もあり、

この度発売5日にして初刷りを上回る増刷決定という快挙をとげ、

しかも・・・増刷分の帯はあの小説家・よしもとばなな先生にコメントをいただけました!!


しかも・・・ご本人の日記にて私の本のお話もしていただいてたとは!!

(*リンクを貼ろうと思いましたが、失礼でしたらと思い、今回は遠慮しました。皆様すいません)


私のメディアファクトリーの担当編集K氏がお付き合いがあるからだろうと…

いろいろ考えて、未だ信じられないくらい恐縮で感激な事でありますm( _ _ )mm( _ _ )m


そして勝手によしもとセンセイの日記を読んで私も考えたことを書いてしまうんですが、


“ 幽霊が視えるんですか? ”


そう聞かれて


「 はい、私には視えるんです。 」


…と、はっきり言える人では私はないです。

といいつつ、本のタイトルはまさに直球・『視えるんです。』ですね(´∀`;)w

それはエンターティメントの考えるパフォーマンスとしてお許しをあせる


きっとこれが本当の意味で特殊能力で長年の何かしらの苦労で造った感覚の一つなら

そうはっきり言う人がいてもおかしくないかもしれませんね。


けれど、ほとんどの“視えてしまう”方はただ、“視えてしまう”だけで、

自分の頭が被害妄想と妄想でいっぱいだからだろうか?と悩んでしまうんだと思うんです。


そしてそういう方は一度は経験してるだろうと思う

小さい頃のホラーブームで、そのどっちちかずの能力が引っ張りだこになり、

友人は私たちに頼り怖い話を楽しんでくれる。


そんな時の初めて私たちはこう思うんです。


「 私、これでいいんだ。 」


やっと自分のへんてこな部分を認めてもらった。そんな安堵感。


けれど、そのブームが去ると必ず、こう言われます。


“ ○○は うそつきだ ” と。


私の場合はまるでトリックの様に “霊感がある人対決”を勝手にさせられましたww

今思うとすごいですねw


そんな事もあり、多くの“視える”という事に悩まされた方は、

この感覚を憎んだ事もあると思うんです。


だからオラオラと、自分がこうだからこう!って全て自分を受け止める責任を持つまでは

きっとそれなりの大変なコトがあったんだろうって思うんです。


そうして私も、なんとなく“視える”って事が自分の中で落ち着いたのはやっぱり

仕事にしてからで、それまでは”嫌われる恥部”として隠して、

たまに聞きたいっていう人とだけ楽しむものとしてました。


そして、よしもとセンセイも皆様も各コメントで私が “優しい”と書いて下さります。

本当にありがたいんですけど。。その度に罪悪感が生まれます。


なぜならば 私も人間嫌いなんです。


私は霊感がある自分を恥じていたり、今でも嫌われる気全開でふっきっただけだし、

人間ともいろんな出来事もあった為、私は薄情な人間で愛が欠落してる人間と思ってます。


だから、きっとよしものセンセイの言葉を借りれば

“人間の一部でしかない” 不完全な幽霊たちと私は近い感覚で言えば“同じ感じ”がするんです。


だけど、薄情なのでひっぱられない。

薄情だらか、いようがいまいが構わない。


ので、私はだた、“私もこうだから、幽霊みたいなのもいるっぽいかも”って認めたのが今の私なんだと思います。






「 なんだまたきたのかよ。私は一生あんたなんかと目を合わせないって。」


「 何度も何度も同じ事ばかり、本当にお化けって馬鹿だね。 」


「 もううるさいからあっちにいったら。あんたみたいな奴そこらじゅうにいるから気にならないんだよ 」


「 あぁ、こう吐き棄てる言葉すらかまってるになるっていうの?思い上がりもいいところ。 」


「そう思ってるのはあんただけ。 何千年とそこでつぶやいてな。」


「 そのうちに自分の名前を忘れてしまうんだよ。幽霊ってやつは。 」


「え? 今もわからないって? 」


「 じゃぁ、思い出すんだね。 死んだ時の事を。 」


「 ・・・・思い出せた。 そうか頭が回ってきたんだね。次は自分の家は?大体幽霊は忘れてるからね。だからあんたなんか特別でもなんでもないよ。フツーにみんな困ってるって。 」


「・・・そうかそうか、だったら自分んちに帰りな。 」


「なんでって?ご飯が用意してあるかもよ?だってあんた死んだよ~って言って出かけてきた?」


「 それにね・・・私なんかより話を聞いてくれる人がいるよ。たとえば・・・」


「・・・あんたの死を悲しんで泣いてるお母さんとかね。」



「・・・・あーーー!もうまた朝じゃん!ふざけんな!睡眠時間返せよー!もーー・・・・・ 」



・・・・・



それ自体、壁に話してるんだか、妄想と話してるんだかな日々です。

そして薄情なので気が向いた時だけ話して、後から文句も言います。


そうして、こんな話をくだらないという人も知ってますし、

こんな話を信じないけど楽しんでくれたり、そして共感してくださる方もたくさんいる事を

仕事をして本当に実感できた事をありがたく思っております。^^


よしもとばなな先生、そして皆様、本当に励ましてくださりありがとうございます!

これからも、清く!正しく!禍々しく!生きてまいりたいと思いますm( _ _ )m


そして、6月は12日のネットラジオで怪談・『オカラジ』を筆頭に

いろんなイベント参加予定でございますオバケ


その都度告知が始まってうるさい感じになると思いますが、

どうぞ宜しくおねがい致します☆


それではドクロ読んでいただきありがとうございました☆