今日はスマートシティ小平推進調査特別委員会。
伊藤は市長の公約に絡めて質問。
・市長公約「RPA、AI等を効果的に導入し、職員のマンパワーを真に人と人とのコミュニケーションが必要な部署に振り向けます。」
伊藤「実際にどの様に人員配置に変化があったのか」
担当「実績はない」
→つまり手法の導入だけで目的の達成に向かっていない
・市長公約「公共施設に順次フリーWi‐Fiを導入します。」
担当「費用がかかるので進んでいない」
→市長は費用を考えずに公約した?
・市長公約「市役所にローカル5Gの導入、市内企業へのローカル5G導入の支援を検討します。」
伊藤「市長はローカル5Gを活用して何をしようとしているのか。どういう指示を受けているのか」
担当「・・・・。」
伊藤「具体的に何を検討しているのか」
担当「ローカル5Gで何ができるのかを検討している」
→何に使うかは分からないけど「ローカル5G」って言ってみたかった?
担当部局は市長公約を何だと思っているのでしょうか。
そもそも市長は自分の公約を進める気があるのか、いや、自分の公約を理解していないのでは・・・。
実績として報告されたRPA、AIの導入による業務の効率化は令和元年に伊藤が一般質問で提言したもの。
当時の答弁は「こういった技術の取組ということも必要になってくる時代がくるかなと考えております」という呑気なものでした。
また「地方公共団体がRPAを導入するための経費の一部を補助するRPA導入補助事業(事業費上限800万円、補助率1/3)に名乗りを上げるという検討はしていないのか」との質問には「特に検討はしていません」とのことでした。
あれから3年ちょっとしか経っていません。
結局やることになるなら、早くやってれば良かったのに。
議員の提案にはとりあえず「NO」と言うことが小平市行政の基本姿勢であるかのようです。
しかし、議員・議会は市長、行政のブレーンと思うべきで、提案や提言については真摯に受け止めた方が良い結果に向かうのだろうと思います。