この話は随分前に聞いた記憶があって捜して見たら2010年のことでした。14年も前のことです。
日本に住んでいる中国籍の人が介護が必要な状態になっているので介護に行きたいという名目で、48名がその親族ということでビザを取得して日本にやって来たようです。日本に住んでいる中国籍の人とビザの申請者を個別に審査するので、別の人が同じ人に同じ理由でビザの申請をしていても分からないので、48名に1名の介護目的のビザがおりてしまったようです。したがってこれは入国管理の問題であって生活保護の問題ではありません。ネトウヨは意図的にすり替えています。
入国したばかりの外国人に生活保護が支給されることはあり得ません、入国資格が永住ではなく短期の介護のためのビザであれば猶更生活保護はありません。32人の受給は嘘です。実際には生活保護の給付はなく、ビザも取り消されて帰国させられました。この件は初期の在特会も騒いでいて、執拗に入管に抗議をしてトラブルになっていたことを覚えています。
悪質なのはこの記事を書いているネトウヨで、14年も前の出来事を、起きた年月に触れず、さも最近起きたことのように書いて、これが外国人の生活保護の実態であると嘘を書いて、外国人は生活保護目当てで日本に来ているから外国人の生活保護を廃止せよと煽っています。14年前の入国管理に関する出来事であり、現在の外国人の生活保護とはなんの関係もないことです。
これを読んで、今現在起きていることだと思って、外国人の生活保護を止めろというコメントを入れているネトウヨは、絶望的な愚か者です。