参政党は迷走中 | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 

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 【火ぶたが切られた東京都知事選(7月7日投開票)。「普通の保守派の受け皿になる」と訴えて出馬した元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は20日の告示後、築地で第一声をあげた。  そこに駆けつけたのは、参政党代表の神谷宗幣参院議員。マイクを握って「メーク・トウキョウ・グレート・アゲイン。田母神さんには強い東京をつくってもらいたい」と支持を訴えた。つづく防衛省前での街頭演説にも参政党関係者が入り、一心同体の様相だ。陰謀論まで唱える反ワク政党と「普通の保守」とは相いれなさそうなものだが、「神谷氏の応援は党を代表したものではない保守として共鳴するものがあったから」(田母神陣営関係者)という。  田母神氏はかつて参政党のアドバイザーを務めていた。通ずるものがあるのだろう。気になるのは、参政党の存在が追い風になるのかどうかだ。】

 

 陰謀論まで唱える反ワク政党と「普通の保守」とは相いれなさそうなものだが、と言っている辺りに、東京新聞の良識が感じられる記事になっています。

 

 田母神氏は8年前の都知事選挙で選挙違反をやって、5年間の公民権停止を受けています、公民権停止期間が過ぎているので法律的には立候補は出来ますが、世間的に終わっている人です。選挙違反に対する世間の目は厳しくなっていますから、もう一度の活躍を期待する人は少なく、なにしに出て来たと思う人が圧倒的に多いはずです。今の世の中では選挙違反での有罪は一発アウトなのです。河井案里氏がもう一度出て来るかという話です。


 神谷氏はなにを考えているのかと思えます。参政党は下の図のように態度を決めたはずです。

 

 

 

 自主投票と決めておいて党首が応援に行く、だったら田母神氏支持とするべきです。政党は自主投票で神谷氏が個人的に保守として共鳴と言われても、参政党が神谷氏の独裁政党であるだけに、この政党と個人の使い分けは無理過ぎます。自主投票で都知事選には関与しないと決めたのに、騒ぎに加わりたくなって田母神氏の応援にしゃしゃり出だという感じです。

 

 国会議員になって有頂天になっている神谷氏がやりたい放題の参政党ですが、そのやりたい放題の独裁者が血迷って迷走しています、迷走でなければ田母神氏のような終わった人を応援するはずがありません。