こんにちは^^
以前書いてから随分と経ちましたので、見直してリライトしました。
どうぞご一読ください。
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まずライアー(竪琴)について簡単に説明します。
ライアー(Leier)はドイツ語で「竪琴」という意味です。
撥弦楽器の総称になります。
竪琴の起源はとても古く、古代メソポタミア・エジプトまで遡ります。
古代ギリシャでも不思議な力を持つ楽器として神話に伝えられ
医療、教育、精神世界において重要な役割を担ってきました。
時代の流れに添って姿形を変えた竪琴(ハープやリラなど)が生まれる中、
医療や教育などの世界で役割を担っていた竪琴は、
歴史の舞台から姿を消してしまったそうです。
障害者施設で音楽の教師をしていたエドモント・プラハトは
ドイツの哲学者・教育者ルドルフ・シュタイナーから
子どもとオイリュトミーをする時は繊細な楽器のほうが良い
と助言を受けたそうです。
そこで友人の彫刻家ローター・ゲルトナーと試行錯誤を重ね、
1926年に20世紀という時代に合った新しい竪琴(ライアー)を考案しました。
プラハトとゲルトナーは、
よくシュタイナーの講演会に足を運んでいたそうですよ。
本来「ライアー」とは撥弦楽器の総称ですが、
他の竪琴(ハープやリラなど)と区別するためなのか、
現代で「ライアー」というと、ゲルトナーとプラハトが考案した
この新しい竪琴のことを指すようです。
ドイツを中心とするヨーロッパ、アメリカ、日本で
主にシュタイナー教育の現場や音楽療法に用いられています。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の
主題歌「いつも何度でも」の伴奏に使われたことにより、
一般にも知られることになりました。
ですので、ライアーを弾いていると
シュタイナー関係者と思われることが多いです。
でも、私は関係していません^^;
シュタイナーのことよく分かりません💦
単純にライアーの音色に惹かれて奏でております。
ライアーは、静かにスーッと奥の奥に染み入るような音で、
「静けさを聴く楽器」とも言われています。
また、
聴く人に安心感を与え、
自然のサイクルに密接に繋がり
宇宙との調和を感じる周波数と言われている
A=432Hz
に調弦して演奏することがほとんどです。
私たちが普段聴いている音楽は、
A=440Hzに調律されています。
(オーケストラは442Hzなどです。)
440Hzには精神などを高揚させる作用があり、
432Hzには鎮静させる作用があると言われています。
432Hzでチューニングしたライアーは、
音だけでヒーリング効果があるということですね。
凄いですねー♪
続きまして、私のライアーについてです。
グンドルフクーン工房(ドイツ) 39弦 ソプラノライアー 桜材
ライアー2大工房の一つコロイから
独立した職人さんが立ち上げた工房のものです。
なので、よくコロイと間違われます。
「クリーンヒットしないと、ちゃんと鳴らない」
と購入時に言われたのですが、
本当にその通りで、主張がハッキリしているライアーです。
クリーンヒットすると、凛と澄んだよく透る音が鳴ります。
聴いてみてください
ライアーはアイリッシュ音楽と相性バッチリ
ポップスやドラマ・映画音楽はこんな感じ
購入してからしばらくは、一人で好きに弾いていたのですが、
ライアーを弾く仲間と出逢ってからは、
アンサンブルもやるようになりました。
現在は、ソロ演奏活動や
癒しの音を全身で浴びていただく「音浴会」を仲間と一緒に開催しています。
音浴会では、ライアーはもちろんのこと
クリスタルボウル・コシチャイムの音をたっぷり浴びていただけます。
ソロ演奏会も、音浴会もご依頼お待ちしております♪
ライアーにご興味のある方・癒しの音をゆったり浴びたい方は
お気軽にお声がけください^^
【お問合せ】
kosaku8saku8@gmail.com
そまくみこ