『 8番ラーメンの店員さんが夢… 』
吏臣の夢は“サッカー選手である”…定かでは無いのだが(苦笑)
だから出来る限り試合会場に一緒に連れて行ってあげることにしている
タイでの試合では日本人選手に対して、タイ人サポーターは観客席から日本語で話しかけてきて集中を削ごうとするらしい…
「もしもし…」「おはよう」、なかには「愛してる」と言ってくることもあるそうだ
試合観戦に訪れた際、グランドを駆け回る日本人選手を吏臣は憧れの眼差しで見ている
顔見知りの選手が多い中で、吏臣が選手名を呼ぶと対外その選手はこちらに振り返ってくれる
日本語はやはり気づき易いのであろう、更に吏臣を見て「おっ!!」と選手たちは手を振ってくれる
これが吏臣にとっては嬉しい事みたい
そうだよね、あこがれの選手達が自分に対して手を振ってくれるんだからね
これは元選手冥利に尽きますな…吏臣よ、たっくんに感謝しなさい (笑)
なんてね…
『 Thai Way Guest House (Songkhran Festival) 』
かつては王朝も存在していたチェンマイの地
旧市街と呼ばれるチェンマイ城内の敷地では、現在も独自の文化が大切にされ根付いている
当然バックパッカーにも人気があり、沢山の人々がこの地を訪れているのである
この旧市街の入り口、チェンマイゲートと呼ばれるところの直ぐ傍にバックパッカーの聖地はある
“Thai Way Guest House”、この名前を聞いた事がある人は少なからずいるのではないだろうか!?
現在、ここには国籍を問わず日本人や韓国人・欧米人が暮らしているという
俺はここの空気に触れてみて…ゆったりというか、暖かい時の流れを感じた
今回のソンクラン家族旅行inチェンマイ…実は目的はここにあった
家族で本場のWATER WARを体験する事ももちろんだったんだけど、
ここの宿のマネージャーを務めるHumika-chan…彼女に会いにバンコクから700キロの道のりを走ってきたのである
何を隠そう彼女…Kyonの高校の同級生で、高校卒業以来の再会をチェンマイで果たしたというミラクル
こんなミラクルな同窓会の場に立ち会えた事に俺は感激したよ
しかも積もる話は、彼女達が通った高校の先生の甥っ子が経営する“ぐでん×2”にて…これもミラクル
彼女の暖かい人間味のある人柄をしたって、沢山の人たちが“Thai Way Guest House”には集まってくるようで…
本当に素敵な人でした
もし子供がいなかったら…この空間で数か月ゆったり時を過ごすのもありだったよね
なんてKyonと話ています、また家族で会いに行きますね
このモチーフを完成させるべくビールを美味しく飲みにね…
『 ぷろろーぐ 』
バンコクから車で約700キロのところにあるチェンマイ
日本でいう東京~岡山といったところ…分かりにくい!?
縁あってソンクランの時期にチェンマイへ家族で訪れることになったのだが…
ちょうど転職時期が重なってしまった
車が手配できるかわからないし…どうしたもんだろう
ネットで調べてみると、寝台列車がなんか面白そう
こんなのに揺られて13~14時間、しかも2時間3時間の遅延は当たり前の世界という
「よしっ、寝台列車で行こう」と決定、胸を高ぶらせながら前売りチケット購入の為にHuai Khwang駅へ向かった
凄ぇローカル、ワクワクするぜ…とチケット売り場へ
「チェンマイまで」とチケット販売員に言い掛けたところ、
「モーレーオ(売り切れ)」と冷たくあしらわれた…マジか(顔面蒼白)
一瞬で夢が塵となった
どうしよう、ソンクラン…(続く)
※写真はソンクラン用に買った新アイテム