27日に自宅で亡くなった後藤浩輝騎手は、
小・中学校時代、同級生でした。
彼と俺はいつでも学年で目立って小さかったから、
しょっちゅう周りから「お前と後藤とどっちが小さい?」
と聞かれ続けたし、母親からも「お兄ちゃんとあの子、
背格好がそっくりだから、今日も間違えて声掛けそうに
なっちゃった。遠くから見たら、本当に瓜二つよ」
なんて言われて育ったもんだから、何となく他人とは
思えないような存在でした。
中学を卒業して以来、結局、彼とは一度も会わなかった
けれど、騎手になってからの活躍ぶりはテレビや新聞で
見て知っていましたし、仲間の話題にもよく上って
いましたので、アイツも頑張ってるんだから、よし
俺もって気持ちは常に持っていました。
小学生の時は家が近かった時期もあり、時たま一緒に
帰ったり、チャンバラごっこをしたこともありました。
アイツにやられて、悔しくて泣きながら帰っことも
あったっけ。
あの世で会ったら、またチャンバラして遊ぼうぜ。
その時は、俺がお前をこてんぱんにやっつけて
やるからな、覚悟しとけよ。
今はただ、謹んでご冥福をお祈りいたします。