生きる。其の二 | 『いとう伸』のオフィシャルブログ

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講演家・営業経営コンサルタント、いとう伸。
講演家としては異例の口コミと紹介で年間公演数160回超☆☆☆
著書『つかみ一秒、あと楽勝!』『一夜漬け、伝わる!プレゼン』TV出演、「スター☆ドラフト会議」、「ありえへん∞世界(特別講義)」他プレス多数。

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このひとはナア、
死ぬ、と知った瞬間から生きはじめたんだ。


黒澤明監督『生きる』物書きと夜遊びするシーン
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不思議なもので、
相対する二つのものが並ぶことにより、
一方の存在が強烈な存在感を持って
現れる
、ということがある。

日々いろいろ状況などが変化して
とまどったり立ち止まったりくるくる回ったりするけれども。
強烈な「何か」の価値観の登場により、
すべてが解決、というスッキリハッキリ、輪郭を表す。


その要素の中でも
根本的なことであり、
すべての生命活動の原動力となる。
『生』と『死』。
飛躍しすぎてビジネス関係ない?
ところがどっこい、このハラ決まっていると
だいたいピンチはチャンスに、ミラクルが起きてくる。


他者がいることにより自分の存在の輪郭をとらえる人間。
人の間と書く。

他者なくしては自分を自分と認識できない。
自分しかいなかったら自分とは何か?
とは考えない。
だって自分しかいないから。

なーんて禅問答のようになってしまったが。
根本的に自分の中に脈々と、
「死をもって生きることを意識する」
この価値観は
流れ続けているのだ。

生きるということは、
死ぬことを意識することだ。


そして

生きるということは
1秒先の未来があると信じて
考えたり行動したりすること。


そんな風にとらえている。