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想像力で突き進む“わさみん”演歌道 「恋愛してなくても…」

想像力で突き進む“わさみん”演歌道 「恋愛してなくても…」
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艶やかな晴れ着姿を披露した岩佐美咲


昨年2月に演歌歌手としてソロデビューしたAKB48岩佐美咲(17)が第2弾シングル「もしも私が

空に住んでいたら」を9日に発売した。累計10万枚を突破した前作「無人駅」とともに駆け抜けた

この一年を振り返り「少しだけ演歌のことが分かってきた」と手応えを強調する。今年はさらに

「年末に“この曲のために頑張ったな”と振り返られる年にしたい」と演歌道を精進する構えだ。
1年前は着させられていた印象が強かった着物姿が板についてきた。
「ちょっと苦しいなぁ…」とスタイリストに締め加減を直してもらうのはご愛嬌(あいきょう)。取材も

数をこなしてきたおかげで、真面目な話一辺倒ではなく、肩の力を抜いて笑い話もできるように

なった。新曲は「もしも私が空に住んでいたら」。演歌っぽくない題名で「メンバーから“タイトルが

凄い長いね”って言われるんですよ。みんな、覚えてくれないから、どうしようか悩んじゃう。

傷ついてやろうかな」と冗談めかして話し、ふくれっ面をしてみせる。
2012年は飛躍の1年になった。第4回選抜総選挙で33位。33位から48位までに選ばれた

16人で構成された「ネクストガールズ」のセンターを務めた。ソロ活動としてはデビュー曲の

キャンペーンで地元・千葉の無人駅でイベントを開催。AKBの冠番組「AKBINGO!」

(日本テレビ系)の企画で、メンバーがのど自慢対決をした「DIVAチャン」で2連覇。年末には

日本有線大賞新人賞を受賞した。活躍ぶりは誰もが認めるところだが、本人は至って謙虚だ。
「DIVAチャンは収録当日、のどの調子が“下の上”ぐらいであまり良くなかった。負けた時のこと

ばかり考えていたし、一番緊張した。3回目は辞退させていただきたい」と笑う。
自身の認知度が広まった実感についても「あまりない」と即答。「もちろん、無人駅を発売してから

応援してくれる人も多くなったし、AKBを見てくれるようになった人も増えたのかなとは思う。でも、

実際にはまだまだまだまだ(名前は)広まっていない感じがする。新曲で、もっと頑張ります」
新曲の特典DVD収録で、所属する長良グループの先輩・山川豊(54)と1時間にわたって対談。

「物凄くネガティブで自分に自信が持てないのですが、どうしたら良いか」「(演歌の)ステージで

自分をどのように表現したら良いか」など胸の内に秘めた悩みを打ち明けた。詳細はDVDを見ての

お楽しみだが「お父さんみたいな存在で、たくさんアドバイスをいただきました」と、すっきりした

表情で振り返った。 素顔はユニークな性格の17歳。インタビュー直前の空き時間には、自身の

名前にちなんだ「あいうえお作文」を公開した。「“い”つも “わ”らって “サ”ンラータン

 “み”んな “サ”ンバで “き”ようけん」サンラータン(酸辣湯)は中華料理の酸味と辛味のある

スープ、きようけん(崎陽軒)はシューマイでおなじみの名店。「サって言ったらサンラータンか

サーモン。サンラータンが大好物ってわけじゃないんですけどね(笑い)。でも時代はサンラータン

なんです!崎陽軒はみんなに愛されているし、語呂も良いから最後の言葉に使いたかった」と

独特の感性を披露する。その心は、支えてくれるファンやスタッフを大切に思い、ささいなことでも

笑いを届けること。「みんなに笑顔を与えたい。それだけなんです、私は」。そんな気持ちはAKBと

ソロ活動の両方で培われてきた。10代の演歌歌手として活躍する一方、私生活では3月に高校を

卒業する。残り2カ月となった最後の高校生活を目いっぱい楽しもうとしている。「卒業したら制服は

コスプレになるから、今のうちにいっぱい着ておきたい。メンバーと一緒に制服を着てプリクラ撮ろう

って誘ってます。JK(女子高生の俗語)らしく」大学には進学せず、4月から社会人の仲間入り。

「もうちょっと大人になろうと思う」と自覚は十分だ。これまでは18歳未満だったためテレビ出演などの

仕事が午後10時までに制限されていたが、今月30日に18歳になった後は、より長く仕事ができる

ようになる。「いろんな仕事ができるんじゃないかと思うと楽しみでしようがない」
演歌歌手として2年目。仕事が増えるにつれて、先輩たちから学ぶ機会も多くなっていく。その

一つ一つの経験が、演歌の花道をまい進する原動力となる。