雀の かあさん
お早うございます 🤱
リビングにある私の指定席は ・・・・
電動椅子で ガラス越しにテラスと庭が
見えます。スイッチを押して背もたれを
立てる。
カーテンをそっと開けると ・・・・
子雀が庭の草の実を啄んでいました。
⬇︎
雀を見ながら 金子みすゞ さんの詩歌
が浮かびました・・・
子供が 子雀 つかまえた。
その子の かあさん 笑ってた。
雀の かあさん それみてた。
お屋根で 鳴かず それみてた。
(金子みすゞ: 雀の かあさん)
動画です。
拡大してご覧下さい・・⬇︎
金子みすゞさんの詩歌は 情景を的確に
表現する作風ですが・・角度を変えて読
むと 深い意味が潜んでいます。
この《雀の かあさん》ですが ・ ・
一方の"笑い事"が他方の"悲しみ"
であると 詠んでいるのです。
世界の紛争地帯では 勝利に歓喜した者
がいれば 身近な者を失い 悲しみに胸
を引き裂かれている人もいます。
《正義を成したと歓喜する最中に・・・
泣き叫ぶ人がいるのです》
雀の親は 鳴く事も忘れて悲しんでいる
のですね。
戦争=殺し合い・・・
地球の生物で 一番 IQが高い筈の❓
人類が 一番 阿保 です 😝
金子みすゞさんは 大正時代の方ですが・・・
500編以上の作品を残されております。
西条八十をリスペクトしていたとの事です。
機会が有りましたら 文庫本も上梓されており
ますので お手にとってみて下さい。
人生観に刺激を与えてくれます ・・・・🤗。
(netでも 作品が無料で読めますよ)