みなさん、ご自分の平熱が何度だか覚えていらっしゃいますか。
女性の方でしたら、コマめに計測されている方も多いと思うので、すぐに何度と言える方も多いと思います。
計測する場所によっても若干体温は異なりますが、多くの方が36度中頃~後半ぐらい。
最近は36度前半や低体温(35度台)の方も増えていらっしゃるかと思います。
この体温ですが、免疫力とも関わりがあり、体温が低いと免疫力の低下すると考えられています。
 
人間が生きている証である体温ですが、某飲料品販売会社が2012年に全国の小児科医107人を対象にアンケート調査を行ったところ、「低体温の子供が増えている」との回答が8割近くを占めたそうです。
 
人間の体温は夜眠っている時は低く、日中活動している時は高く、という規則的なリズムがありますが、低体温はこのリズムが崩れた状態で「自律神経の働きが乱れ、体温調節が上手くいかなくなると、低体温になる」 また、「日中の運動不足で体温を上げる機会が少ないことも原因」になるそうです。
子供の低体温ですが、集中力がなくなったり、病気になりがちになるそうです。
 
子供の低体温を防ぐためには
●早く寝る(午後8時が理想)
●早く起きる(午前6時頃)
●朝ごはんをしっかり食べる
●1~3歳児は午前中に思いっきり運動する
●4~6歳児は午後3時~5時にも
 
つまり規則正しい生活と適度な運動でしょうか。

これは子供だけに限った事ではないと思います。
成人の低体温の主な原因は筋肉量の低下とも考えられています。日常生活が色々と便利になったおかげで日常の運動量が減ったせいもありますし、仕事が忙しく、なかなか運動やスポーツをする機会も減っていると思います。
ですが、何もしなければ何も始まりませんよね。
規則正しい生活を心掛けるのと、少しでも良いので運動する機会を作ってみたら如何でしょう。最初は大変でも少しづつ、身体は変わっていくのではないでしょうか。