今年のノーベル賞はミュージシャンのボブ・ディラン氏が文学賞を受賞との事で先週末から新聞やインターネットで賛否両論色々な記事が飛び交っていますね。
日本人では東工大栄誉教授の大隈良典氏がノーベル医学・生理学賞を受賞されました。
2014年・15年・16年と3年連続で日本人の方がノーベル賞を受賞しているのはとても凄い事だと思います。これからも色々な分野で、受賞をしてほしいです。

 

ノーベル賞とはまったく関係ないのですが、最近認知度が高くなってきたのがイグノーベル賞。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、1991年にが創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディです。サイエンスユーモア雑誌「風変りな研究の年報」が企画運営しています。
世界を変えるような研究ではないのですが、真面目でユーモアあふれる研究ばかりでとても面白いです。

日本は受賞の常連国で、2007年~今年まで10年連続で日本の研究者の方々が受賞されています。
この10年間の受賞理由をみるとどれもがクスっと笑いがでてしまいます。
一部を紹介しますと、
2007年 科学賞   牛の糞からバニラの香り成分を抽出
2012年 音響学賞 人の会話を邪魔する「スピーチジャマ―」発明
2014年 物理学賞 バナナの皮が滑りやすい理由
2016年 知覚賞  「股のぞき」による錯覚についての研究

他の受賞年の受賞理由を知りたいかたは、インターネット等で調べて頂ければ見つかりますので是非、調べてみて下さい。

 

最近、雨が降る日が多く、ちょっと気分が沈みがちの方。

イグ・ノーベル賞のユーモアが心の栄養になるかもしれません。