最近印象に残った、ノスタルジックな気分にさせる曲の備忘録です。

 

King Gnu「泡」

 

 

前半の美しいコーラス部分から一転、

後半の「パチンと弾けて 泡のように消えた」で、夢から覚めたような気分にさせ、

郷愁を呼び起こします。

 

この曲は、映画「太陽は動かない」の主題歌になっています。

映画は、当初2020年5月15日に公開予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、来年3月まで公開が延期されました。

 

そのため、この曲のリリースも未定となっているのでしょうか。

今のところ、非公式のショートバージョンしか見つからず…。

早くフルで聴きたいものです。

 

 

宇多田ヒカル「Passion」

 

 

2005年リリースの曲で、アルバム「ULTRA BLUE」に収載されています。

King Gnuの「泡」を聴いていたら、思い出しました。

前半のスローな曲調から、最後の「ずっと前に好きだった人…」で畳みかける、ドラマチックな曲展開が印象的です。

 

 

ホワイト・タウン「Your Woman」

 

 

ラジオから流れてきて、懐かしい気持ちになりました。

1997年の曲なので、まさに懐メロですねー。

ホワイト・タウンは、この曲で全英シングルチャート1位、全米シングルチャート23位を記録しましたが、残念ながら一発屋となったようです。

 

3曲とも、うまくいかなかった昔の恋人のことを歌っています。

 

今読んでいる小説に、こんな一節があります。

 

「人生は失われた愛によっていっそう豊かになった」とラビンドラナート・タゴールは 「迷える小鳥」の中で言っている。

(中略)

人間にとって意味があるのは、手に入れてしまった愛よりも、むしろ失った愛なのだろう。

恋や愛だけではない、それは失ったすべてに対する哀惜の想いから出たものであった。

喪失の悲しみを感じられる人生とは、なんと生きるに値するのだろう。

(曽野綾子「夢に殉ず」)

 

たしかに、人生は、絶好調で、ほしいものが手に入り、自信満々のときよりも、うまくいかないときや、大切なものを失ったとき、絶望したときにこそ、意味をもつのかもしれません。

 

ところで、ラビンドラナート・タゴールは、インド・バングラデシュを代表する思想家・作家・作曲家であり、アジア初のノーベル文学賞受賞者として知られています。

 

昨年には、日本人監督によりドキュメンタリー映画も作成されているのですね。

『タゴール・ソングス』(監督:佐々木美佳、2019年)

http://tagore-songs.com/

 

タゴールの言葉

「世界はそれがもつ苦痛でわたしの魂に口づけし、その返礼を歌にするようもとめた」