中2の1月にダイエットを初めてから14キロ痩せた。
中3の11月だった。
43キロ。
身長は平均よりは高い方だから、痩せていた。
細かった。
骨盤がぼこっと出ていた。
鎖骨もまわりの人よりも出ていた。
ウエストがとても細かった。
この頃になるとクラスメイトから細!と言われることが多かった。
痩せたと言われた。
まわりにはダイエットをしていることは言っていなかった。
先生から病気じゃないかと心配された。
友達からも心配されていたらしい。

凄く、嬉しかった。

生まれて初めて、わたしは痩せている。細いんだ。


自信が生まれる。
こわいものなしだ。
痩せているって、快感だ。
毎日が、なんて輝いているんだろう。
楽しい。楽しい楽しい!!


ダイエットは、していなかった。
普通の生活のつもりだったが、病気だった。

常に食事の時は電卓を叩きながら。
1キロカロリーでも越えないよう、少し多めに計算する。
カロリーが分からないものもネットや本でしっかり調べてグラムを量り計算する。
ご飯を作ってくれる母になんて申し訳ないんだろう。
当時はそんなことは考えなかった。
肉や米よりはかさの多い野菜ばかりを多く食べた。
お腹は毎食これっぽっちも満たされなかった。

毎日の縄跳びと軽い筋トレは欠かさなかった。

友達との付き合いで沢山食べる予定がある日は前日の食事を少なくして調節した。
ストレスは無い。



ただ、食への執着がおかしくなっていった。
食べ物の画像をただただ眺めた。
食べたかったのかどうかは分からないが、今まで一切関心が無かった給食のことや、新作のお菓子のこと、食べ放題のお店のことなど、食べ物のことを考えている時間が多かった。