今日は
日銀の金融緩和
自民党の憲法改正草案
改正（悪）郵政民営化法案
電力7社最終赤字＆東電実質国有化
大陸棚31万平方キロ拡大
など、ニュースが目白押しですが、
今日はあえて、中露共同軍事演習を取り上げさせていただきます。
日銀も憲法改正も長くなりそうなので・・・
昨日、22日から始まっていた中露の合同軍事演習が終了しました。
読売新聞（28日付朝刊6面）によると
両海軍の合同軍事演習では史上最大規模のものだそうです。
セルジェコフ露国防相は
「演習は第三国に向けられたものではない」
国防省の銭利華少将も
「第三国を想定したものではなく、他国の脅威にはならない」と
発言しています。
が、
敵航空機の迎撃や潜水艦が沈む海域での強行突破など、
潜水艦を保有する日本や、
アメリカの空母部隊を想定しているようにも見えます。
さらにさらに、ロシアの国営ラジオは
米国の新国防戦略で
「露中が戦略的協力関係を
大々的に見せつける必要性が高まった」と解説しています。
明らかに、アメリカを意識しています。
ただ、ロシアとしては中国の注意を
内陸部のキルギスなどではなく、
南の海洋に向けてもらいたい、
というところが本音であると思います。
まぁ、アメリカが太平洋に出てくると
リバランスしたくなるというのも本音だと思いますが…。
アメリカとしても、中国とロシアを敵に回して
勝てる自信はないはずです。
もちろん、
日本も中国とロシアを敵に回したら
ひとたまりもありません。
ロシアは中国に空母を売却しても
着艦用のワイヤーは売りませんでした。
ロシアと中国は一枚岩ではありません。
日本としてはロシアを敵に回さずに
中国の孤立化を目指すべきでしょう。
ロシアに関しては『ロシア・プーチン新大統領と帝国の未来』
を是非ご参照ください
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この合同軍事演習の話をしたら、
彦川くんが、
「モンゴルと外モンゴルで共同軍事演習をやりたいですね」
といいました。
それはとてもやりたいです
それにはやはり、ロシアの暗黙の了承が必要ですね。