以前紹介した、加賀市美術展に出品されてる作家さんで、木地師のかたなんですが、この日本伝統工芸展にも出品されてるとのこと。

招待券をいただいたので、行ってきました。










今まで、知らなかったです。


由緒ある、工芸会、工芸展。



日本工芸会は、歴史ある権威ある会です。


総裁は、皇室の佳子さまが務められています。


そうそうたる重要無形文化財、いわゆる人間国宝のかたたちが、名を連ねておられる会です。


人間国宝の数は、人口比でいうと、工芸部門は日本一が石川県。


古くから、漆芸、木工芸、染織などが盛んです。


全国主要都市、11ヵ所を巡る、会で、毎年開催されています。



↑ 東京を皮切りに、名古屋、京都、大阪、金沢、岡山、松江、高松、仙台、福岡、広島の各地で開催ということです。


すごい規模で、誰でも出品できるものでなく、工芸会に所属のかたたちの、それこそ逸品ばかりの出品です。



金沢県立美術館のロビー



部門別に部屋が分かれています。


展示室は厳重に、撮影NGです。




ロビーで、彫金の過程の動画を流しています。



古くは、刀剣の装具に欠かせない彫金でありましたが、現在は、帯留などの作品を作って、技術の継承をしているそうです。



彫金に使う道具のいろいろ。




ビデオを観ましたー。


気が遠くなる作業。


工芸一般にいえますが、こういう伝統技法を継承する若い人たちがいるのですね。


脈々と









各展示ブースは、圧巻でした。


部門は7つに分かれていて。


1、陶芸 81点 

2、染織 43点

3、漆芸 50点

4、金工 41点 

5、木竹工 38点

6、人形 13点

7、諸工芸(七宝、ガラス、砂子など)18点

など、計287作品


どの部門も、いわゆる「 手仕事 」の素晴らしさ。


先人から脈々と伝えてきた、技術。


写真では伝わらないですが。


受賞作品は


総裁賞





高松宮記念賞


文部科学大臣賞



などなどー。


いやいや、どれも逸品で、すごくてー。


いわゆる人間国宝のかたの作品も数多くありー。


ガラス張りで展示されてたけど、もう、近くで拝見したくて、何度もガラスに頭ぶつけた〜😆


どの「 てしごと」も感動で、背筋が伸びる思い。


どれだけ真摯に、真面目に、集中して取り組んでいらっしゃるんだろうかと思うと。


感動の連続でした。


撮影はできないけど、目録がHPにあるので拝借。


チケットいただいた、この道70年の木地師の佐竹一夫さんの作品。




拭き漆という、透明な漆を何度も塗り、木地の美しさを表現しています。


これが、加賀市の山中漆器の特徴。



漆芸部門では、同じ石川県でも、輪島のかたの作品が多いです。


同じ漆器でも、山中と、輪島とではまったく違うのです。



今回、染織や、ガラス工芸、竹工芸など、知らない世界も拝見して、心が豊かになった気がします。