本焼き、窯入れ、火入れ | 生き物と暮らす

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今日は、て言うかこれは昨日のことなんですが
先日素焼きした陶器の施釉が終わったので、これから本焼きに入ります。

今回の釉薬は、自作したもののテストを兼ねての本焼きとなります。
家の暖房は薪ストーブがメインなので、冬の間に出た灰を貯めておきました。
灰の種類としては土灰になりますね。
土灰といっても土を灰にしたものじゃありません、雑木の灰という意味です。
もろもろの広葉樹、針葉樹が混ざった灰です。
建材の杉やヒノキなんかも混ざってます。
家を解体した時や、改築のときに出た廃材も燃やしているので、
錆びた釘なども一緒に燃やしてます、だから鉄の粉なんかも混ざっているはずです。

なので、何時も同じ釉薬という訳にはいきません。
つまり、焼くたびに、毎回焼き上がりの色や雰囲気、模様が違うということで、
ある意味安定しない、焼き上がりが予想できない、というデメリットがありますが
裏を返せば、思いもよらない仕上がりになったりする場合もあるということですね。

出来てからのお楽しみ、という具合です。
それが面白いと言えば面白い訳でして・・・

で、本焼きということで、これから焼き上がりまで8時間の長丁場。
腹も減るし、のども渇くので、スーパーで買ったたこ焼きと、飲み物の代わりにプチトマト&ブルーベリーを持ち込みです。

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先ずは窯入れから、一番下の段にはコーヒーカップと湯のみ。

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二段目には皿と急須。
皿の底にも釉薬を施したので、台にくっつかないように、皿と台の間にスペーサーを入れます。
(スペーサーといっても、チョコレート菓子のポポロンみたいな物を作っただけですが)
さらにスペーサーの頭にアルミナを塗ってから皿を置きます。

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三段目には残りの皿と三角のカップ、そして蚊遣り器を置きました。

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これで窯入れ完了!

火入れは素焼きのときと同じ。
あとは8時間かけて1250℃まで温度を上げます。

・・・


さすがに1000℃を超えてくると窯自体が相当暑くなるので、まさにサウナ状態。

・・・


あ・・・あじ・・・


1200℃になったころの状態・・・

釜の煙突の部分は真っ赤っか・・・釜の中も真っ赤っか・・・

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あ と す こ し ・・・


はい。1250℃になりましたーーー


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窯内部の温度


火を止めたらこのままの状態で、ゆっくり時間をかけて温度を下げます。
窯出しは明日の夜の予定。

あーーーじかれだ・・・


もうすっかり夜になってしまった。


本日はこれにてお仕舞。


ども、お疲れっした~


ではまた、おやすみなさい。

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