身体は食べたもので出来ている
加工食品診断士のMichikoです^^
高熱が出て1週間経過しました。
食の感覚がかなり変化しました。
まず、たくさん食べられなくなりました。
ストレスの腹いせに、チョコレートをつまむことも無くなりました。
この調子で不要な食は「断捨離」ですね^^
今日はリラックスタイム様主催の「健康講座~開運塾~」で、「エキサイトトキシン」の講座をさせて頂きました。
前日にパワーポイントで発表資料を作成。
実は私、パソコン講師もしています。
以前は、パワーポイントの講座を開催しましたが、最近は全く使う機会がなかったパワーポイント、資料作りは結構楽しいな、と感じました。
発表の際は、来場のお客様の反応も良く、質問がポンポンと出て、活気のある学びの場となりました。
その「エキサイトトキシン」
以前のブログでも少し紹介しました。
https://ameblo.jp/itomichiko/entry-12559319261.html
エキサイトトキシンとは、興奮毒素で主にグルタミン酸です。
添加物実験で使っているのはMSGである「グルタミン酸Na」で、加工食品の裏側表示は、「調味料(アミノ酸等)」と書かれています。
そして、グルタミンも同じで、これは体内でグルタミン酸に変化します。
グルタミン酸は、様々な食品に入っていて、旨みの強い食品には多く入っています。
ダントツは、小麦たんぱく(グルテン)。
同じGluという綴りですね。
乳製品、魚、肉、大豆、キムチなど発酵物、熟成したものも多いです。
グルタミン酸が過剰になると、神経細胞障害作用を持つため、精神神経疾患の発症に関与することが明らかになりつつあるようです。
食事からグルタミン酸が増えることで、神経細胞のグルタミン酸受容体が活性化されて、細胞内にカルシウムが溜まり、その結果アポトーシス(自殺)に至ります。
食事という外因と、体内でのグルタミン酸受容体を活性化させる内因、両面から見ていく必要があります。
メチレーション回路のことがしっかり分かったうえで、興奮毒素を捉えることが出来れば一番ですが、
私はかつての経験から、この興奮毒素、
昔の日本人はみんな知っていたのではないか?
と推測しました。
それはまさしく、「ハレ」と「ケ」という概念。
「ケ」の日常食は、炭水化物を中心に、少量の味噌や小魚、めざしなどのシンプルな食事。
(グルタミン酸の少ない食事)
「ハレ」はお正月、年中行事、お祭りなど、にぎやかにお祝いする場の食事。
肉や魚介類、卵など、たんぱく質が多い食事。
当然、グルタミン酸値がグンと高くなります。
「うま~い!」と興奮し、お酒を飲みながらワイワイ食べたのでしょう。
そんな感じで昔の日本人は、日常はグルタミン酸を摂り過ぎない食事をし、特別の時は、グルタミン酸過多な食事で羽目を外すというように、バランスを取っていたのではないか?と推測します。
現在は、日常が「ハレ」で、たんぱく質が多めな食事、たまに熱出したり、ダイエットで小食になって「ケ」の食事、とアベコベになったかな、、、って思います。
メチレーション回路や興奮毒素との関連から、人間の身体は本当に精妙にできている、と感心しきりです。
どうバランスを取るかが大切だと感じます。
そして、そのバランスは外因よりも、内因(自分に対しての価値観とか)の方が影響が強いのではないか、と思います。
エキサイトトキシンについては、添加物講座でも触れていきます