先日の地震で私の生活で大きく変わったことが2つあります。

被災に遭われた方々と比べれば、本当にたいしたことのない些細なことです。


1つ目は、仕事にならないので早く帰宅できるようになったことです。

2つ目は、テレビをよく見るようになりました。

そして、今回は2つ目の「テレビをよく観るようになった」ことで、特にACCMについて、書き留めておこうと思います。


テレビのCMでこんなにACCMがほとんどというのは、これまでになかったと思います。

もともと私はCMを観るのがすごく好きで、ACCMはなんとなくいいなと思っていました。

特に好きなのは、「命が大切だと言われるより、あなたが大切だ。誰かがそう言ってくれるだけで生きていける」というものです。

確かに、自分が大切だと言ってほしいですし、言われたいです。

どうしてこんなに大事なことを普段言っていなかったんだろうと思います。


それと同じくらい好きなものを発見しました。

それは、「こどもに、あなたの手当てを」というものです。

何度も何度も目にするのですが、何度も何度も観ても全然飽きないのです。

「だいじょうぶだよ」

「いつも みてるよ」

「ずっと いっしょだよ」

結婚指輪をしている父親の手、男の子の小さな肩、女の子の表情、母親の白い細い指と手が女の子の髪に触れて、それだけで愛情があふれているのが伝わってきて、無邪気に親の手をつかもうとする女の子の声、母親の笑顔、男の子が父親と手をつなごうとする際のしぐさ、そのいじらしさ…。

自分も小さい頃、きっと両親や大人からそうされたからこうやって生きているのだと思います。


ひとりでいる時間が長いと、ずっと拒絶されてばかりいると、自分が大切だということ、大事にされていたことを忘れてしまいます。

だからこのCMが好きなのかもしれません。

自分で自分が大切だと思うのが難しいので、愛されていたことを思い出したいのです。

それによって、自分のことを「だいじょうぶだよ」と思いたいのです。

このCMは子どもを持つ親に向けた内容だと思いますが、とても勇気づけられます。


もうひとつ、このCMが好きなのは、こういう親になりたいなという憧れが投影されているからかもしれません。

それができないなら、遠くからこういう親子を守れるような人間になりたいです。