先日お客さん主催のエコベンチャー学級というのに参加しました。

親子向けの環境教育+企業の環境活動のPRの一環です。

里山に行って自然に触れたり、実際に竹林の保全のお手伝いをしました。

天気もよかったですし、久しぶりに自然や子供と触れあい、泥だらけになって帰ってきました。


朝早い時間の集合だったし、お客さんと同じスタッフ(一応)として、また事前準備もせず飛び入り参加だったし、こういうことに参加したことがなかったので、不安はありました。

しかし、ふたを開けてみればすごく楽しかったです。


里山での体験もよかったです。

今まで自然というのは、緑があればそれで自然や環境が守られていると思っていました。

けれども実際は、持続的に手入れをしなくては豊かな自然や環境は育たないということを知りました。

何気なく見ている土手や竹林や森は、ほったらかしにしてあのような形になっているわけではなかったのです。

先人の生活の知恵って、ほんとにたくましいなと思いました。



もうひとつ、今回の体験をよりいっそう楽しいものにしたのは、お客さんとずっと行動を共にすることで、今まで知らなかったお客さんの一部を垣間見ることができたことです。


ゴルフをするのは、作られた自然とはいえ開放的な空間の中で長い時間を一緒に過ごすことによって、またゴルフのマナーやプレーを通じてその人の性格や考え方に触れ、お互いのことを知りあえるから、ビジネスマンはゴルフをすると聞いたことがあります。

それに近いことを私は経験できたと思いました。



私は企画営業で、翻訳他のサービスを提供しています。

昨今の経済状況のあおりを肌で感じているところです。

今まで進んでいたプロジェクトが急にキャンセルになり、その後復活する見通しが立たない案件も出てきましたし、何より追いかける案件自体が少なくなってきました。

周りの営業も同じような感じで、来年度の営業計画を立てるのが非常に難しくなってきました。


でも、最近、不思議と焦ったり悲しくなったり途方に暮れることがありません。

その間にも動くしかないからです。

目の前にあることをやるしか私にできることはないのです。


私はお客さんと良い関係を作らないと、仕事もうまくいかないと思っていました。

その「良い関係を作る」というのが今まで少々甘かったのではと考えています。

もっとお客さんのことを知るチャンスを自分で作らないといけないし、一緒にいる時間を増やすような工夫をしないといけないのです。

また、お客さんが自分に魅力を感じてもらえないと、そのような機会すら作ることができません。

談合や癒着ではなくて、「一緒に仕事をして楽しいし、お互い向上心を持って仕事に頑張れる」という関係を目指したいのです。


しかしそういうことが、自分の仕事の品質やサービスから目をそらしているというご指摘もいただいたことがありますし、「女を売っている」というふうに見られることもあります。

そういうつもりはないので、そう指摘されると悲しくなります。


また、仮にお客さんと一緒に仕事をして楽しく、お互い向上心を持って仕事に頑張れる関係を作れたからといって、自分の売上につながるのかはかなりの未知数です。

それなのに、そういうことに時間と体力を割いていいのか、ふと迷う時があります。


私、このままでほんとにいいのかな。



結婚ラッシュが続いたかと思えば今度はご懐妊ラッシュの最中、こんなちっぽけな自分も、今流行りの冷たい景気の風にさらされています。

でも、冷たい風の中で走っていると体が温かくなると同じように、不安とその冷たい風のおかげで、自分の実力以上のことができそうな根拠のない予感がします。



私はそれを信じます。



エコベンチャー学級で学んだように、持続的な保全活動によって豊かな自然を守る先人の知恵を自分も少しでも受けついているならば、自分の持続的な活動によって、豊かな人生や社会になるチャンスを作ることができるはずです。