今日は、夫婦バックパックで行ったアフリカの話をば。ライオンがどこにもいなかった話。
こんにちは、自由な母いとまきです。
長いですw、興味のある方どうぞ〜。
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アフリカ、それは動物の天国・・・・・・・・・・・・・・・・???
今から十数年前、Lonely planet (ロンプラ)のアフリカ版の表紙にあるライオンを見て、
「そうだアフリカに動物を見に行こう!」
と飛び出した相方は、到着して間もなく、自分のミスに気づいたそうな。
彼が降り立ったのは、セネガル。そして周辺の西アフリカ諸国。
(現在)「知ってる?西アフリカに、動物はいないんだ〜!。
」
今でこそ、こう言って当時の失敗を笑っているけれ、当時はショックだったんじゃないかな。。
そんな話を聞きながら、訪れた中央部アフリカ諸国。
予想はしていたけど、いなかった、動物。。。。
ロンプラには、各国ともに「見どころ」コーナーに
「我が国有数の国立公園、広さは〜〜〜、
四駆をレンタルして往復2〜4日の行程・・・。
キリンが〜頭生息し・・・。」
などと書いてある。
書いてあるけれど、よく考えると、
1日とかかけて移動しないと動物が見えるところに辿り着かず、
見学にも1日ぐらい使えって書いてあるということは、
遭遇率が低い&少ないということなのだ。
でも、せっかくなので、ライオンもいるという国立公園に行ってみた。
やっぱり、生でライオンみたいもんね。
カメルーンの北部にあるWAZA国立公園。
ちょうどその先をさらに北上してチャドに抜ける予定があったので
現地で四駆(ドライバーつき)を借りて、行ってみることにした。
車で走ること3時間。国立公園の入り口手前で、ドライバーが車を止めた。
「ほら、そこにワニがいる。」
いた。たしかにいた。ワニだーー。ちょっとテンションがあがる。
でも、一匹だよ。
うん、まぁ出だしだし、公園内じゃないし。
気を取り直して、公園へ向かう。公園の入り口で入場料、入車料、カメラ持ち込み料、ガイド料など、こまごまたかられて(一応フィックス価格らしく、丁寧にも料金表があった。)、ガイドだと称する、双眼鏡を首から下げたおじいちゃんも車に乗り込み、いざ出発。
走り出して早々、なんと目の前にキリンを発見!しかも5〜6頭いる。
生キリンだ〜〜〜〜〜!!!!おお、これは期待できるんじゃない?
意外とここでも動物見れるんじゃない??
というのは、甘い見込みだった。
その後、よく動物が集まるという水場を何カ所もめぐる。
巡れどめぐれど、いるのは鳥か、ガゼル、よくてイボイノシシが数頭。
キリンもいなくなり、ライオンがいた形跡もない。
動物自体がそもそも少ない。。。
そんな中、ガイド役のおじいちゃんがあっちだ、こっちだ必死の指示だし。
結構、本気で探してるおじいちゃん。。。
仕事を一生懸命やるアフリカ人なんて皆無にひとしかった道中、ちょっとおじいちゃんが素敵に見えた。まぁ、仕事だからというわけじゃなくて、単に自分が見たかったからかもしれないけど。
お昼休憩をはさんで、走り回ること7時間。日暮れも近くなってきた。
他の車もライオンを探している様子。すれ違い際に、跡があったとかなかったとか、どこ見てきたとか情報交換するも、だれも見れていない様子。
結局日暮れ過ぎまで捜索したものの、
ライオンは見られなかった。。。。
次の日はゾウを見に、また別の国立公園に行った。
こちらは3時間走り回ってなんとか見ることができた。
しかしながら、どちらも公園内探索のその道中に、他の動物を見かけることはほどんどなかった。
「ちなみに、ケニアのサファリはあきるほどいるよ。by相方」
なんで、私はケニアにいかなかったのか、、、、
やっぱり中央アフリカを旅していることを疑問に思いながら、
魅惑のチャドに進むのだった。
↓相方が見たと思われるロンプラのアフリカ編。
ちなみに右側は西側のバージョンで、当然動物ではない。(いないからw)。
で中央アフリカというと、表紙がライオンですが、1994年発刊のロンリープラネット「central africa」が、未だに唯一で一番という。恐ろしく時間が止まってる。。。