(2012年2−4月に行った西〜中部アフリカの旅行記の抜粋です。)

 

 

私が出会ったアフリカ人たちはともかくみな感情表現がオーバーだ。




よく笑い、

よく歌い、


 

目ん玉おちるぞ!!!!



っておもうほど目を剥いてびっくりしびっくり




どーーーーしようもなく些細なことで大声をあげて怒りだすムキー

 

 


 

そんなアフリカ人が狂喜乱舞笑い泣きしていた話。

 





これは2ヶ月の旅行中、中部アフリカに入って以降に唯一出会った旅人、マット(ポーランド人旅行者)とプシェメの体験談。

 

〜〜〜〜
その日、彼らはガボンからコンゴ共和をめざして車で夜道を移動している途中だった。

 

 


ガボンのあたりまで来ると、乾ききった砂漠の地面がなくなって熱帯雨林のジャングルが広がってくる。

 


ジャングルのなかに一本走る道路。



昼間でも少ない車通りなので、夜ともなれば独走に近い。

 


 

明かりは車のヘッドライトのみ。当然飛ばして走る車。
 

 

いつものことだが、道の悪さから来る継続的な振動に二人はうんざりしつつウトウトし始めた。
 

 

急に

 

 



「バン!」

 

 

 

と衝撃音とともに、車に何かが当たり、ドライバーが急ブレーキを踏んだ。

 




何か轢いた??




あー、まぁ音からして人の大きさじゃないけど、、



大丈夫かな??、



とマットは思ったそう。

 


ドライバーが降りて、自分が轢いたものの正体を確かめに行った。

 

 


 (動物もドライバーも)可哀想に。。。マットもプシェメも思ったそう。

 

 


「ドライバーは動物を轢いて驚いているか、ショックを受けているんだと思ったんだ。だって普通そうだろう??」
キョロキョロ

 



マットからこの話を聞いていたとき、彼は私たちにそう問いかけて来た。



「そうしたら彼は急にぴょんぴょん飛び始めるんだ!。そして

 




Oh~~~~~~!!!GOD!!!WOOO!!!!!▲±⁂※◎※×▲・・・(意味不明な雄叫び)!!!!、

 


 

こんなふうに叫びだしたんだ。そして・・




やったぁ〜〜〜〜〜☆☆☆、、、ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ




って

 

 

満面の笑みとガッツポーズなんだよ、彼。!?」

 

 


「ともかくめちゃくちゃなダンスをずーっと踊って喜んでいるんだ!!!。」



落ち着いたところでドライバーに何が起きたのか聞いたところ、ハンティングに成功した、ということだったそう。

 



暗闇を走る車のライトに動物が反応して飛び出してくることがままあるらしい。



そしてそれをわざとハントし、食材として持ち帰ることは、このあたりのドライバーの当たり前のことなようだった。
 


 

「そこそこ大きなネズミみたいなやつのしっぽを振り回して大喜びしてたぜ。あれにはびっくりどころか、大爆笑だよ。君らもあのルートを行くなら楽しみにしていたらいいよ。笑」

 


残念ながら、我々は昼間に通り過ぎてしまったのでハンティングも狂喜乱舞も見る事が出来なかった。

 


ガボンに行った際?は(行かないよふつう!)、ぜひ夜道のドライブをアフリカ人ドライバーと楽しんでほしい。

 



もしかしたら、狂喜乱舞する様を見られるかもしれない。