普通のサラリーマンが50歳で運用資産を貯め、早期退職し、優雅なFIRE生活...のはずが、現在は毎朝息子の弁当作りに励む主夫。これまでの資産運用のことや、投資家・主夫・アラフィフ親父として感じたことなどを綴っています。フォロー頂けると嬉しいです
FIRE主夫のいときんです。
お読みいただきありがとうございます。
前回の続きです。
第一子が誕生し、リーマンショックも何とか乗り切り、公私ともに充実した生活を送っていたのですが、そういう時に限って、何かが起こるんですよねぇ。
ある日、会社にて
上司の課長 「ちょっといいかな?」
私 「はい」 と別室へ
ん?嫌な予感。
どこかであったシチュエーション。
別室に呼ばれるとロクなことがないというサラリーマンあるある...
課長 「実は今やっている事業を関西から東京中心にして拡げようということになってな、〇〇ちゃん(私のこと)にも東京行ってもらおうと思ってるんや」
私 「はぁ...」
課長 「ただどうしても東京に行けないという理由があればそれは考慮しようと思ってるんやけど、どうかな?」
私 「関西に戻れる保証はないということですよね?」
課長 「まぁ、基本的にはそういうことやな」
私 「一応、家族とも相談してみます」
以前から東京進出の噂はあったので、ある程度覚悟はしていたこともあり、それほど驚きもしませんでした。
行くしかないんだろうなという諦めもありましたし、一度東京を経験していたので東京に対する免疫ができていたのもあり、転勤自体はすんなり受け入れる感じでした。
ただ、ようやく落ち着いたマンション生活を手放す必要があるのと、奥さんが第二子を授かり中(お腹が大きくなりだした頃)だったことも不安材料でした。
奥さんは家にいるより外で働きたい派なので、今後東京で保育園に預けることはできるのか?
東京で頼れる身内はいない(親や親戚は皆関西)けど子育てやっていけるのか?
そういった生活面での不安要素ばかりでした。
単身赴任すべきなのか?それとも家族もろとも引っ越した方がいいのか?
どっちがいいのか、悩みました。
そして、二人で出した結論は?
・
・
家族もろとも引っ越しでした。
奥さんも関西の人なので、帰れる保証のない東京転勤について行くのはやはり覚悟が必要だったと思います。
転勤の少ない会社だと聞いていたのに、こんな私と結婚したことを少しは後悔したことでしょう。
それでも、家族一緒にいた方がいいと東京に行くことを決めてくれた奥さんには今でもほんとうに感謝してます。
この場をお借りして、
最近、奥さんと昔話をしてて、
私 「東京来ずずっと関西におったらどうなってたかなぁ?」
奥さん 「絶対東京来た方がよかったわ。仕事も東京の方が多いし、給料もいいし、子供の大学考えても東京の方が選択肢いっぱいあるし、就職も...」
あの時に転勤してからもう16年が経ちましたが、どうやら、家族全員での引っ越しは間違ってなかったようでした。
まぁ関西にいたらいたで間違いなく楽しめていたと思いますが、住めば都ですかねぇ。
マンション売却?
家族での引っ越しを決めたことで、マンションどうする問題が発生しました。
会社で借り上げ制度というのがあって、それを使うと入居者が決まらなくてもある程度の家賃収入を保証してくれたのですが、自分が住まない家の住宅ローンを払い続けるのも何か嫌だったし、もし会社辞めるとなったら手続きがややこしそうだったので、思い切って売却することに。
不動産屋とやり取りして、周辺相場と相談して売り出し価格決めて、チラシ作って売り出してもらったところ、すぐに買い手が見つかりました。
築8年のマンションでしたが、実際住んだのは6年間ほど。
駅近で、高層階、南向きの眺望は遮るものなしで、状態は結構きれいだったこともあり、なんと購入価格よりも少しだけですが高く売却することができたのでした。
不動産屋の手数料入れると、まぁトントンという感じでしたが、損失が出なかったというのが大きなポイントでした。
売却金額から手数料払って、住宅ローンの残りを払ったら、購入時の頭金と支払っていたローンの分がごっそり返ってきたという感じでした。
その額、約2,500万円
この頃の資産と合わせると
37歳頃の金融資産:
約4,300万円
一気に軍資金ができたのでした。
そうなると投資戦略にも変化が起こるのでした、続く...
億り人へのヒント
マイホームを購入する際は、売却のことも考えて資産価値の高い物件にすべし!







