普通のサラリーマンが50歳で運用資産を貯め、早期退職し、優雅なFIRE生活...のはずが、現在は毎朝息子の弁当作りに励む主夫。これまでの資産運用のことや、投資家・主夫・アラフィフ親父として感じたことなどを綴っています。フォロー頂けると嬉しいです

FIRE主夫のいときんです。
お読みいただきありがとうございます。

 

 

前回の記事で、

 

ひょんなことから家を購入してしまった私ですが、家購入後に残った3000万円を元手にいかにして資産を増やすのか?

 


それをお話しする前に、今回は私の投資に関する戦略?を少しご紹介したいと思います。
私がこれまで投資してきた内容を整理してみると、大きくは図のように3つのグループに集約されます。

 

 

①高配当株
 利回り3.5%以上の銘柄で構成
 投資信託、ETFも含む

 インカムゲイン狙い

②優待株
 株式優待を目的とした銘柄で構成
 配当+優待利回り 3.5%以上が目安

③成長株
 中長期的成長が見込める銘柄で構成
 キャピタルゲイン狙い


この3つのグループへの投資配分(金額や率)がその時々によって変化してきたということです。

その変遷は主に以下の3つの期間に分かれます。

 

 

1.DINKS+数年(軍資金準備期、株式勉強期)

2.FIRE前10年間(資産形成期)

3.FIRE後(安定運用期)

 

 

  DINKS+数年(軍資金準備期、株式勉強期)

とにかく軍資金を貯めるのと株式に慣れる期間です。
株式に慣れていないのに軍資金をつぎ込んでもうまくいかないと思います。

 


スポーツでもそうですよね?
練習を重ね、練習試合を通して経験を積んで、体力、知識も身につけて、そして本番の試合にのぞむ。
株式もそれと一緒だと思います。
 

 

ある程度の知識や経験を得たうえで、軍資金をもとに戦っていく。
そんなイメージです。
この期間のポートフォリオはこんな感じです。

 

 

①高配当株は持たず、②優待株メインで少しの③成長株という感じです。

 

 

  FIRE前10年間(資産形成期)

軍資金が貯まっていざ戦いのタイミングです。

 


少額投資を繰り返していてもなかなか増えないという経験から、ある程度銘柄を絞った集中投資による資産形成期間です。

 


軍資金1000万円以上が目安だと考えています。
この期間のポートフォリオはこんな感じです。

 

 

②優待株は維持しつつ、③成長株メインへとシフトします。

 

 

  FIRE後(安定運用期)

資産形成後の安定運用期間です。
ここでは資産を増やすことよりも維持しつつ、不労収入をいかに得るかに重きを置きます。

 


ポートフォリオは大きく変化し、高配当株メインにシフトします。
図で表すとこんな感じです。

 

 

具体的な銘柄等はおいおいご紹介できればと思います。

 

 

以上が私が実践してきた投資戦略です。

もちろん、考え方・やり方は人それぞれで、私のやり方を推すわけではありません。あくまで私の場合はという話です。

 

 

ただ、自分の投資戦略(ルール)を持っておくことは大事だと思います。

私の場合、今投資する銘柄はどのグループに属するものなのかを常に意識しながら投資していました。

 

 

優待目的であれば、株価上昇には期待しないとか。

そういう目的を明確にしておけば、株価変動に惑わされない投資ができるのではないかと思っています。(余計な労力を使わないという方が適切な表現かもしれません)

 

 

また、持ち株をちょくちょくチェックしてグループに適している銘柄なのかの精査は行っています。

「最適化」と自分では呼んでいます。

 

 

例えば、持っている銘柄が②優待株に属しているとします。

その銘柄が優待廃止になることって、たまにありますよね?

その場合、その銘柄を保有しておくべきなのかどうかを判断します。

具体的に言うと、オリックス(8591)がそうでした。

 

 

優待目的でオリックス株を保有していましたが、優待廃止。

保有する価値があるのかどうかを検討すると、オリックスは②優待株であると同時に①高配当株にも属していました。

 

 

図で①と②の重なりの部分ですね。

ですので、オリックスは①高配当株として保有する価値ありと判断して、今現在も保有しています。

 

 

こういった銘柄の最適化を行って、今まで運用してきましたし、今後もしていくつもりです。

 

 

以上、参考になれば幸いです。

 

 

  億り人へのヒント

  • 自分なりの投資戦略(ルール)は持っておくべし
  • 保有株の最適化はちょくちょく行うべし

 

 

 

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前回の資産復活後のつづきです。

 

とある週末。


私「今日は特にどこも出かける予定ないし、近所で売り出してる建売り物件でも冷やかしに見に行ってみるか?」


奥さん「うん、ええよ」


ということで子供連れて、新築物件を見に行くことに
 

 

いざ見てみると、


夫婦ふたりして
「やっぱり新築はええなぁ~」

 


子供たちはロフトにハシゴで登ってボール投げで大はしゃぎ。
「飛び跳ねても、騒いでも、どこにも迷惑かからへんのはええなぁ~」
 

 

「お風呂も広くてええなぁ~」
 

 

「キッチンも広くてええなぁ~」
 

 

「家の前に車停めれるのはええなぁ~」

 

 

「トイレ2つあるのええなぁ~」







「なんか家欲しくなってきたなぁ~」





で、なんと思い切って購入に踏み切ったのでした。
買うつもりなんかなかったんやけど...
冷やかしのつもりが...
やっぱり見に行くと、欲しくなるんですよねぇ...


子供たちも喜んでるし、まぁいいか。
これも何かの縁か。

 


ということで、持ち株の一部売却+持ち金を集めて頭金を作り、またローン生活が始まるのでした。


金融資産は大きく減少(トホホ)

 

    

40歳頃の金融資産:

約3,000万円

 

 

  家庭菜園

そんな家の小さな家庭菜園ですが、

小さなナス、小さなトマトが。

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回の記事の続きです。

 

マンション売却により軍資金ができたタイミングで投資戦略の見直しを行いました。
軍資金が少ない時は、優待株メイン+成長株少しを購入して少しずつ資産を増やしてきました。

 


資産を増やすことを考えた場合、成長株に分厚く投資する方がリターンを得やすい(当然リスクは高くなるが)と考え、成長株投資へとシフトしていきました。


まずターゲットにしたのは、

  • 上場後株価低迷している
  • 業績は安定している
  • 今後業績UPが見込めるIT企業

などの理由により、ジャスダック上場のサイレックス・テクノロジーという会社でした。


プリントサーバや指紋認証関連の開発・製造・販売会社でした。
公開価格の約3倍の初値がついた後は、右肩下がりで下がり続けていた銘柄でした。
こういった株はどこかのタイミングで切り返し急騰することが多いため、それに期待して分厚く投資したのでした。

 

 

また、毎月分配型の投資信託にも非常に興味がありました。
毎月分配金が入ってきて、しかも基準価額が上がれば最強の成長株やん!っと、そんな考えで以下の投資信託を購入しました。

 

ラサール・グローバルREIT(毎月分配型)
ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)

 

 

運用してみると、毎月分配型の投資信託は確かに毎月分配金が入ってくるのですが、それと合わせて着実に基準価額も下がっていきました。

 


成長を期待しての購入だったんですが、現実は異なっていました。
結局トータルの資産としては現状維持が精一杯という感じで、資産形成期での毎月分配型投信は効果的ではないなと、身をもって体験、いい勉強になりました。
 

 

対して、成長株の本命のサイレックス・テクノロジーの方はどうかというと、こちらも芳しくなく、購入後じりじりと株価下落が続き、ずっと含み損状態となっていました。

 

 

  東日本大震災

2011年3月11日、東日本大震災が起こり、市場にも大きな影響を及ぼしました。
日経平均株価は20%程度の下落でした。
もちろん私の保有株にも影響があり、主力の成長株を中心に大きく下落、とうとう

 

含み損 1,000万円

を超えるほどに...


当時は賃貸マンションに住んでいましたが、震災の影響で水が出なくなったりと生活面が大変だったこともあり、株に集中する余裕がありませんでした。

 

 

震災から半年近く経っても状況は変わりませんでした。
相変わらずの含み損生活、さすがに、株式投資に対する自信もすっかりなくなり絶望状態でした。

 


ずっとこのままなのではないかと、不安、焦り、諦め...

 







そんな時に、一筋の光明が差し込んだのでした。
 

 

 

「村田機械、サイレックス・テクノロジーにTOB(株式公開買い付け)を実施」
 

 

TOB価格は私の取得単価よりも20%くらい高かったのでした。


助かった!
 

 

村田機械さん、ありがとう!!!


そうして、何とか含み損生活から脱出するのでした。

 

    

39歳頃の金融資産:

約5,000万円

 

 

  億り人へのヒント

  • 資産形成期の毎月分配型投信はやめておくべし!
  • 1銘柄集中投資はリスク高し。分散投資でリスクは分散すべし!