こんにちは!
イヤシロ整体師伊藤です。
冬になると、静電気に悩まされる人が多くなります。
何気なくドアノブに触れた時や、人と接触した時の痛い思いをした方も多いのでは。
“静電気”とは、簡単に言えば電気が循環せずに物質内にたまった状態をいいます。
乾燥や服の摩擦などが原因で発生しますが、
通常は普段の生活のなかで少しずつ放電されていきます。
当院では、施術中はアーシングマットを敷きながら放電しますので痛みやコリの緩和には
非常に効果があります。
しかし、自然に放電されないと体が「+」の電気を帯びた状態になり、
「-」である金属製のドアノブなどを触ったときに瞬間的に電気が流れ、痛みや衝撃が伴うのです。
実は、健康な人は自然放電しやすく、静電気が起きにくいとされています。
一方で帯電しやすい人は、何らかの原因により自然放電がしにくくなっているといえます。
不規則な生活や睡眠不足などが考えられいますが、正確なことはまだわかっていません。
肩こりや関節痛、頭痛、冷え性などの症状が出やすいという因果関係も指摘されています。
一説には、静電気によって体内が「+」に傾くことで血液中のマイナスイオンが不足し、
俗に言う「血液がドロドロ」の状態になることが不調につながるのではないかともいわれています。
また、免疫力低下や自律神経の乱れといった悪影響を及ぼすなど、
病気の一因となる可能性があるといいます。
放電を促す対策としては、
こうしたグッズで緩和することも出来ます。
私も、アーシングはしていますが、
それ以外のときはこれらでカバーしています。(結構いい感じ)

●壁や木製家具などを触る
●土を触る
バチッとくる静電気を防ぎたいときは、
金属のドアノブなどに触る前にコンクリート製の壁や木製の家具に触れて放電しましょう。
また、ガーデニングなどで土いじりをするのも効果的です。
静電気の発生を防ぐには、(写真の図参照)

●服やタオルの素材に気を付ける
●柔軟剤を使用する
●静電気防止グッズを身に付ける
ウールやナイロンは+、アクリルやポリエステルは-の電位を持っています。
電位差の大きい素材を組み合わせると静電気が起きやすいので注意しましょう。
シルク製品は帯電しにくいのでおすすめ。
洗濯時に柔軟剤を使用することも静電気の発生を防ぎます。
特に痛みやコリ等でお悩みの方は
ちょっと意識することで変化していきます。
