日本の棚田100選の話を新聞で目にする機会があり、大阪府内には棚田があるのかと調べました。能勢と千早赤阪村の2箇所にあることがわかりましたので早速行ってみました。


今回は千早赤阪村に行きましたが、思いのほか市街地から近くにありながらも、山あいに囲まれかなりの規模で広がっていました。訪れたときは、すでに一部の棚田で稲刈りが終わり、逆さに吊るされていました。本当に「うなぎの寝床」とはよく言ったもので、細長い田んぼが何層にも重なり、斜面のうねり応じてカーブしている眺めは見飽きません。次回は新緑の季節に訪ずれたいと思いました。


さて、最近たまたまテレビで能登半島の輪島市郊外の棚田が紹介されていました。ここは、全国的に知られているようですが、日本海に面した急斜面に何重にも広がっていました。千早赤阪村の棚田より狭い棚田も多かったようでした。


 地元の人のいろいろ棚田の紹介の中で、最も小さい棚田の紹介が目を引きました。この小さな田んぼは、たった5株しか植えられない広さです。そして、この5株で収穫できる米は、ご飯茶碗半分ぐらいと話されていました。「5株半膳」か??そんなに少ししかとれないのか?と不思議に思いました。しかし、ご飯茶碗1杯に満たない米を1枚の小さな田んぼで大切に育てておられる姿を見ると、日ごろご飯を食べるときに、粗末に扱ったりしている自分があります。今は、この5株半膳を思い起こしながら、日々ご飯を口に出来ることに今まで以上に感謝しています。