あるシニア対象のNPO法人主催の冬の樹木観察会が先日開催され、メンバーの私も参加してきました。何しろ真冬に近い時期に木々を見ても?と疑問はあったものの、ハイキングがてらに参加しました。大阪郊外の山田池公園へ約10名で行きましたが、ボランティアによる樹木観察の解説を聞きながら、60~70種類の木々を2時余りかけて見て廻りました。みぞれが少し降る寒い日中で後半はかなり疲れましたが、特に落葉した木々の枝についた蕾や芽をまじかに見ることができました。また、葉をつけている時には、分からない樹形の姿も木々により大きく変わることも新しい発見でした。

 さて、木々の枝に付いた花の蕾や新芽は、まじかでそれもルーペで見たりすると実にいろいろな形があることに驚きました。ボランティアの親切な解説を聞きながら、それぞれの形の違いは、冬の寒さ、乾燥、風への植物の防御「戦略」とのことでした。何枚もの皮で覆われていたり、、ウロコ片を何枚も重ねていたり、ロウのような物質で覆われていたり、毛皮を着たように短い毛で覆われていたりして、またそれぞれ形が変わっていて本当に千差万別でした。

 花や若葉のないゴツゴツとして寒々とした木々を見て何が見るポイントかと思いましたが、既に春の開花や若葉の季節へ向けた、木々の厳しい冬の季節を乗り切る備えを目の当たりにした思いです。また、それぞれの植物の種の保存の気の遠くなるような年月をかけて作り上げられた仕組みの巧みさの一端を見た思いです。今回冬の木々の春への息吹のような姿を寒々とした落葉した木々から教えられましたので、今年の春の木々の開花や新緑はいつもとは違った思いで見ることができ、感じられるのかなと思える一日となりました。