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＊次回募集は初夏頃の予定＊
--- 生徒さんの実績例紹介 ---
◆ 自己開示が嫌いだった...
⇒ 話をする勇気が持てた！
◆ 外出するのが億劫だった...
⇒ 楽しいと思う所に行けるようになった！
◆ 偏見で苦手なことが多かった...
⇒ 視野が広がって苦手を克服出来た！
◆ 他で色々学んだけどよく分からない...
⇒ 新しい前向きな考え方が出来た！
--- 伊藤塾(オンライン家庭教師)のご感想 ---
【前回のお話】
小６にしては背が小さく、
またかなり人懐っこいので、
実際の年齢より
幼い印象の生徒だった。
「先生あのさ～」
話し掛けるのと並行して
椅子に腰かけている彼の膝の上へ
座ってきた。
「うちでお泊り会したらさ～
急に臭い屁こいたんだよ～」
「はっ？誰が？」
「オレが」
日本語文法的には15点だが
話的には満点近く面白かった。
「ねーねー、
先生どっか行っちゃうの？」
どうやらそいつは
彼が春期講習が終われば
再び別の校舎へ戻る旨を
他の先生から聞いたらしかった。
ある意味シリアスな
この話を切り出す前段として
お泊り会での自虐的な屁の話を
持ってきたのだとしたら、
大したコミュニケーション力だと
彼は思った。
「そうだなー、俺は
このＴ校は春期講習限定だからなー」
「そっか、、、やだなー」
同性の小６からの
純粋な「やだなー」には
もの凄いパワーがあった。
小６女子軍団戦(？)にて
ついさっきまで疲弊して
硬直していたはずの心が
一気に和らいだ。
春期講習明け、
つまりは新年度からは
元のＫ校へは戻らず
新天地Ｆ校への赴任が
既に決まっていた。
「ごめんな。
また別の校舎から応援してるから
お前は中学を楽しむんだぞ」
2000年３月の出来事。
今やあいつも36歳くらいか。
どんな大人になったんだろう。
道ですれ違っても
お互い気付けないだろうが、
あいつなりの幸せな人生を
歩んでいてほしいと思う。
照らす日差しがどんどん温かくなり
風が緑の匂いを運び出した頃。
短期間ではあれど
なかなか思い出深いＴ校を離れ、
向こう２年根を張ることになる
Ｆ校に赴任した。
サブリーダーという
新たな肩書とともに。
▶▶▶次回へ続く
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マイペースでやってます
6/12更新
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それではまた
