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＊次回募集は初夏頃の予定＊
--- 生徒さんの実績例紹介 ---
◆ 自己開示が嫌いだった...
⇒ 話をする勇気が持てた！
◆ 外出するのが億劫だった...
⇒ 楽しいと思う所に行けるようになった！
◆ 偏見で苦手なことが多かった...
⇒ 視野が広がって苦手を克服出来た！
◆ 他で色々学んだけどよく分からない...
⇒ 新しい前向きな考え方が出来た！
--- 伊藤塾(オンライン家庭教師)のご感想 ---
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実は僕
大学生なんです。通信制のね
ということは当然
試験があるわけで。
７月に単位認定試験、
で、その前に
単位認定試験への
挑戦権を賭けた中間試験が
今月下旬にあるわけで。
中間試験、、
懐かしい響きだなあ。
なんて言ってる
場合じゃないのよ！
勉強の進捗が
ちょっと遅れてるじゃない！💦
単位のための
勉強・大学ではないんだけど...
絶賛ガリ勉なう。笑
＊＊＊＊＊
【前回のお話】
肺気胸での入院は
結局約１ヶ月に及んだ。
時期にして７月～８月。
大学生になって初の夏。
友人や同級生たちは
バイトに勤しんだり
サークル合宿で弾けてたり。
ギラギラした日差しに
照らされている街並みを、
彼は青白い顔で病室の窓から
眺めることしか出来なかった。
そんな鬱々とした
彼の日々の支えは
毎朝院内の売店で発売される
スポーツ新聞と、
マインドを説いてくれる
おばちゃん看護師Ｙ崎さんと、
何と言っても
彼の好物の差し入れを必ず持って
どんなに忙しくても
１日も欠かさずお見舞いに来てくれた
母の存在だった。
19歳男子の支えが母とは
少し違和感に感じるかもしれないが、
事実、そうだった。
彼は幼少期から
抜群の痛がりでどこの病院でも
その名を馳せていた。
"病院"というだけで
大泣きして逃げ回るからだ。
「どう？痛くない？」
母が病室に入ってくるときの
お決まりのセリフだった。
スポーツ新聞にも飽き
お昼が過ぎた頃から
その声が待ち遠しくなる。
大して痛くないのに
痛いと言って甘えたときも
何度もあった。
そんな支えのおかげで
1999年8月、
世間はそろそろお盆の頃に
彼はようやく無事に退院した。
経過観察を兼ねた抜糸が
１週間後に設定された。
「遅ればせながら
抜糸が終わったら焼くぞー」
季節感のない色白な自分に
嫌気が差していた彼は
そう思いながら
抜糸の日をじっと待っていた。
抜糸当日。
自室で身支度をしてると
手術した肺とは反対側の肺に
鋭く大きな痛みが走った。
嘘のような話が
現実に起こった瞬間だった。
▶▶▶次回へ続く
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4/28更新
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それではまた
