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＊次回募集は春先頃の予定＊
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豆柴迎え入れまでの道。
※画像はイメージです
少し気が早いけど
近所のイオンの中にある
大型ペットショップで、
リードやら給水ボトルやら
ゲージやらブラシやら、
必要そうな物に
全て目星をつけてきた！
「このデザインは
アイツに似合いそうだな」
アイツって？
まだ産まれてもないのに？
ワクワクしすぎると
未生の豆柴でも
アイツ扱い出来ます。笑
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【前回のお話】
「卒業おめでとうございます」
「うんっ！ありがとう！」
「、、、お元気で💦」
「伊藤君もね！」
セリフは色々考えて
準備していたはずだった。
進路のこと、新生活のこと、
あわよくば今後の連絡先、、
それなのに
「お元気で」を絞り出すのが
精一杯だった。
17歳男子は
自分で思ってたより
全然ヘタレだった。
何も情報をくれないまま
「伊藤君もね」と言い残し、
夕陽に包まれる街中に
"先輩"は消えていった。
記憶に目一杯焼き付けようと
そのうしろ姿を彼は見送った。
校舎に戻りながら
不思議な感覚に気付く。
寂しい別れを想像していたが
意外な清々しさがあった。
きっと
当時の彼に出来ることは
全てやり切ったと思われる。
その達成感が
青春の核にひとつを失った
喪失感を相殺させていた。
3年生になった。
3年のクラス分けには
代々暗黙の慣習があった。
A組からD組が文系、
E組からH組が理系、
その中でも
D組とE組が国公立メイン、
そしてA組が
落ちこぼれ集団。
彼は例外なく
栄光のA組に選出されていた。
こうして自他共に
落ちこぼれ認定となり、
履き違えた自由の中での
やりたい放題の1年間が始まった。
▶▶▶次回へ続く
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マイペースでやってます
1/22更新
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それではまた
