去る9/30(日)、東京は「台風です!強力です!電車、止まり
ます!遊んでる場合じゃないです!」
という戒厳令状態であった。
俺は新宿2丁目で、男友達と、、、、、、、♡  ではなく、日韓
のアーティストの卵たちを中心とした
「KJA from Korea , in Japan , to Asia Vol.1」というイベントで新宿Live Freakにいた。

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KjafromKoreaInJapanToAsia


俺がプロデュースしている「V」が主催のイベントということで、
いろいろとサポートするためである。
まあ、イベントとして、動員に関しては厳しい状況になることは、
台風の進路に特に変更がなかった
ので、覚悟は出来ていたが、問題は出演者のモチベーションがキー
プ出来るのかどうかが
気掛かりだった。

結果として、それは俺の取り越し苦労で終わってくれて、来ていた
だいたお客様も概ね楽しんで
お帰りいただけたようで、何よりであった。

それと、このライヴで、俺は初めて俺が観たかった「V」が観られ
た。
変な言い方かな?

自分がプロデュースしている以上、イメージ通りであるのが、普通
だと思われるかもしれないが、
そんな甘いもんじゃないんだね。
だって、ステージに立つのは俺じゃないわけで、しかも機械ではな
く、人間なのだ。

メンバーは俺の奴隷でもロボットでもない。
きちんと自分の意志がある。
これが良い時もあるし、困った時もあるんだな。

もともと、自分のイメージに縛り付けるのは、俺は好きじゃない。
人からは「甘い!自分の意志に任せたって上手くいかないぞ!」と
たしなめられることもある。
でも、俺は嫌なんだよな。
俺がそうされたら嫌だもん。
だから、肉体と精神のバランスの良い成長を形にするしかないんだ
よ。

暴走するMOON、ブレーキをかけるYUMI。
一見、バランスが良さそうな感じもするが、そうではない。
今の二人にブレーキなど必要ない。
事故?起こせば良いんだ。まだ素人なんだからさ。全然アリ。
と、言葉では伝えるけれど、身体は拒否反応を起こす。
俺はいつも不満だった。
「何もないのに守るんじゃねえ!」
この言葉の意味を二人はどう捉えたのだろう。

この9/30のステージにブレーキ痕は見当たらなかった。
なぜなら、二人はステージを飛び出して、観客の真ん中で歌い、踊
っていた。
あっけにとられながらも、笑顔になるお客さん。
これがプロであれば、演出&段取り無視の「事故」扱いかもしれな
いけど、
これで良いじゃん!

俺も、ステージから客席に飛び込んだり、2階に上がったり、木か
ら飛び降りたり、いろいろとやった。
お客さんが喜んでくれればそれだけで良かった。
喜んでくれるはず!と信じて、衝動的に動いた。
同じことをしてくれたから嬉しいわけではなく、その因子が彼女た
ちの中にも
あることが、また先の可能性を感じさせてくれたことが嬉しい。

85点のパフォーマンスは観たくない。
120点を狙って、50点だって良いじゃないか。
それは観客に失礼?
悪いな。
「V」はまだクソ素人だからさ。
ハプニングは想定内で楽しんでくれなくちゃ。

苦情は俺にどうぞ。
プロデューサーってそういう役もやるんだろ?

まったく愉快な夜だった。
嬉しかったな。
糸賀徹の灼熱天国-KJA1