「健康で豊かな人生は

良質な睡眠が支えている」

ことを信じてやまない

寝具専門店オーナーブログ

おはようございます!

イトウふとん店

(愛知県春日井市) 

伊藤大介です

 

 

前回の記事で

「ウール(羊毛)」は

寝具にオススメです

と書きました

 

 

 

今回は

ウールの中でも

寝具の用途を考えると

こんなウールがいいよ!

ってな内容です

 

※この内容はやり出すと

とんでもない情報量になりますので

だいぶかいつまんで

ライトに書きます

  ウールのイメージ

 

「モコモコしてる」

「あったかそう」

「毛糸」

「セーター・コート・マフラー

に使われそう」

 

 

一般的には

こんなイメージかな?

なんか冬用ってイメージ

 

 

 

でも

カーペットに使われていたり

「サマーウール」って

アパレルで聞いたり

高級なウールのスーツは

冬だけでもありません

 

 

 

私から見てウールの

最大の特徴は

「保温」より「調湿性

 

 

 

もちろん

羊毛繊維の特徴の

クリンプ(くるくるした状態)を利用すれば

空気を含むので

あったかいはあったかいんですが

 

 

 

獣毛(ウール含む)は

自然環境に適応するため

「調湿性」が抜群です

(気体を吸って吐くチカラ)

 

 

 

【余談】

細かいコトいうと

ウール=羊毛ではないです

日本ではヒツジの意で使ってますけど

ウールの言葉自体は動物の繊維(獣毛)全般を指します

ヒツジ意外にも

カシミヤ(山羊)、キャメル(ラクダ)、アルパカ、ヤク、アンゴラ

全部ウールです

 

  寝具に薦めるウール(羊毛)

 

ズバリ

天然のままのウール!

過度な加工を施してないウール!

それっぽくいうと

スケールが残ったウール

 

 

 

スケール??????

ですよね

 

↑羊毛の拡大画像

 

ウロコみたいなヤツがスケールです

これが調湿に

大きな影響を及ぼします

スケールが

開いたり閉じたりします

 

 

【余談2】

人間の毛髪のキューテクルですかね

髪の毛を高温のドライヤーで乾燥させ

冷風のドライヤーで送風してみてください

キューテクルが閉じてサラサラになります

 

 

 

過度に加工というのは

羊毛を採取した際に

汚れ・ゴミ・糞を除去するため

塩素洗浄をしたり

漂白したり

化炭処理したり

 

 

 

確かに見た目は

ゴミが除去できたり

白くなったり

しますが

 

 

 

同時に

羊毛繊維の構造も

崩れてしまいます

 

左)自然な状態  右)加工後の状態

 

これにより

調湿性は軽減するけど

違ったことができるようになります

 

 

 

ウールなのに洗えるんです!(←薦めてないですよ)

理由は繊維が

ツルツルになったから

絡まない

 

 

 

逆に

天然の状態のウールは(自宅の洗濯機で)洗えません

厳密には水分を含ませて

摩擦を与えられない

 

 

 

なぜならスケールがあるので

毛が絡むから

 

 

 

え??

洗えるならそっちの方がよくない?

加工してスケールとった方がいいじゃん

 

 

 

果たしてそうでしょうか?

要は「何がしたいか」です

 

  目的に合わせて

 

先に私の答えから

ウールにシーツ(カバー)を

かけて

カバー洗えばいいんだよ

以上です

 

 

 

なので

天然ウールを中に使い

その機能を殺さない

通気性の良い

シーツ(カバー)

よく洗いましょう

 

 

 

あまり否定的な事を

書きたくないので

「ウォッシャブルウール」に関して

ここでは掘り下げません

※一部調湿性を損なわず洗えるウールもあるとかないとか

 

 

 

ちなみに

このブログでは

寝具に関して書いています

 

 

 

アパレルの分野での

ウールは用途が違いますので

全てが全て天然ウールが優位なのではなく

 

 

 

あくまで

寝具の中、主にパッドやインナーケット

でのウールです

 

 

 

それでは、おやすみなさい!

 

【余談3】

タイトルのスケールメリットは

一般的に使われるビジネス和製英語の

スケールメリットではありません

親父ギャグです

 

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