「健康で豊かな人生は
良質な睡眠が支えている」
ことを信じてやまない
寝具専門店オーナーブログ
おはようございます！
イトウふとん店
（愛知県春日井市）
伊藤大介です
このブログではよく
天然繊維を推していますが
厳密には
天然繊維というより
機能を持った繊維
が本質です
というわけで
繊維の比較をします
大別
まずはザックリ
①天然繊維
②化学繊維
③再生繊維
①天然繊維は
イメージしやすいです
植物や動物の毛です
綿（コットン）、羊毛（ウール）、
麻（リネン）、絹（シルク）など
↑綿花
↑羊
↑麻(リネンの原料フラックス)
②化学（合成）繊維は
主に石油由来で作られた
ポリエステル、アクリル、ナイロンなど
↑原料のポリエステルチップ
③再生繊維というは
主原料は天然だけど
１回溶かして合成する繊維です
レーヨン（木）、キュプラ、リヨセルなど
メリットデメリット
細かい比較は
今回はしませんが
全般的に
吸水、保温に関しては
天然繊維 〉化学繊維
です
まるで違います
こういうブログだと
あたかも天然繊維最高！
となりがちですが
化学繊維にも
良いとこはあります
軽かったり
丈夫だったり
コストが安かったり
大量に作れたり
でも
寝具の環境において
「汗を吸う」
「水分を発散させる」
「通気性」
「空気を溜め込む（保温性）」
という機能無くして
快適な睡眠
ストレスを軽減する睡眠は
実現できません
目的を明確にするからこそ
機能を選んでいるわけです
目的が
・野外で寒い時に着る
・雨が降っている時に着る
であれば
風を通しにくく
水分も通過しにくい
化学繊維の方が向いている
場合もあります
※BBQ、キャンプ、工事現場など
そこで蒸れたりしたら
脱ぐなり
チャックを開けて
調整すればいいでしょう
でも睡眠は…
しかし
睡眠時は
・長時間
・無意識
・水分を出し続けている
という状態です
暑くて、蒸れて
夜中にいちいち起きていたら
それこそ睡眠の妨げです
だから
肌に近いアイテム
密閉する中のアイテム
は天然繊維が良いですよ
と薦めているのです
実際直接肌に触れない
マットの中材などには
軽く、耐久性の高い、硬さも選べる
ウレタン（化学繊維）は優れものです
最後に
よく見落とされるのが
パジャマ
↑店頭で販売している2重ガーゼパジャマ
カラダと寝具の間には
パジャマ（とシーツ）が
存在します
ですので
パジャマも天然繊維のものを
着て就寝しましょう
（全然綿でOK）
寝る前に
リビングなどでは
モコモコのモノ（アクリル）でいいと思います
それでは、おやすみなさい！
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