ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。

 

月額1000円のオンラインサロン[西野亮廣エンタメ研究所]

 

 

お互い頑張りましょう!

本題に入る前に近況報告からさせてください。

現在、『映画 えんとつ町のプペル』が絶賛公開中でございますが、昨日、初日の舞台挨拶の動画をYouTube上にアップしたところ、「ここに至るまでに、そんなツライ思いをされていたんですね。そういった話は、どこで知れますか?」というお声を結構いただきました。

先日、発売されたエッセイ『ゴミ人間 ~日本中から笑われた夢がある~』というのがまさにそれで、僕が絵本作家になったその日から、『映画 えんとつ町のプペル』の初日を迎えるまでの十数年間の日記です。

「こういう局面では、こういう仮説を立てて、こういう打ち手を選びました」というビジネス寄りの話も書かせていただいておりますが、どちらかというと、その時々の心情が厚めで、悔しかったことだとか、悲しかったことを正直に、女々しく書いております。

『映画 えんとつ町のプペル』と合わせて読むと更に面白い一冊になっておりますので、是非。

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同時発売されている『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』も合わせてオススメです。

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そして、もう一点。

先々入っている『映画 えんとつ町のプペル』の舞台挨拶が、実は「舞台挨拶」という生ぬるいものではなくて、「30分のトークショー」ということが発覚したのは前回、前々回、お伝えした通りですが、その「30分のトークショー」の追加分が昨日、発表となりました。

ちなみに、【今日】は、TOHOシネマズ海老名の9時5分の回の上映後と、12時10分の回の上映前。
そして、TOHOシネマズららぽーと横浜の12時15分の回の上映後と、15時20分の回の上映前。

【明日】は、TOHOシネマズ川崎の9時5分の回の上映後と、12時10分の回の上映前。
そして、TOHOシネマズ池袋の12時15分の回の上映後と、15時20分の回の上映前。

【明後日(12月31日)】は、TOHOシネマズ日比谷の12時5分の回の上映後と15時10分の回の上映前。

そこから年が明けて、1月1日は大阪に移動しまして、TOHOシネマズなんばとTOHOシネマズ梅田でありまして、ここからは公式ホームページをご覧いただきたいのですが、多い時で1日6ステージ入っていたりします。

もう一度言います、1日6ステージです。
年の為、もう一度言いますが、30分のトークショーが1日6ステージです。
そんなスケジュールが現時点で1月11日まで決まっています。

詳しくは公式ホームページで→https://poupelle.com/news/?p=482
〈第2弾スケジュール追加!〉【西野亮廣がゆく 大ヒット御礼!トークショー付き上映!】 | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト
〈2021年1月のスケジュールを追加しました〉この度、映画のヒットを記念して、1月1日以降も西野亮廣さんが劇場でトークショーを行うことが決まりました!【公開御礼!舞台挨拶つき上映】改め【大ヒット御礼!トークショー付き上映!】…
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poupelle.com

「お前、映画を届けるの必死じゃん」と笑われるかもしれませんが、そうなんです。必死なんです。

ここからが今日の本題で、最後は「お互い頑張りましょうね」という話に着地するのですが、映画を届けるのって、メッチャ大変なんです。

ありがたいことに、先週金曜日に公開となりました『映画 えんとつ町のプペル』は良い滑り出しで、いわゆる「爆死」みたいな状況は回避することができたんですね。
「オリジナル作品でよくぞそこに割って入ってきたな」という状況です。

ただ、「テレビアニメの映画化」でもない「テレビドラマの映画化」でもない、僕らのような名も知れぬオリジナル作品はあの手この手を打ちまくって、ようやくそのラインなんです。

ぶっちゃけ、ライブや書籍はコア層に届けば、それなりの結果が出るわけですが、映画というのは「マス」が相手なので、「コア層に届けばいい」というものではありません。

『映画 えんとつ町のプペル』の希望は本当にありがたいことに「メチャクチャ評判がイイ」ということで、こればっかりはガッツポーズでしかないのですが、ただ、その声というのはやっぱり広めていかなきゃいけない。

自然と広まっていくことを願っている場合じゃなくて、広まっていく後押しはしなくちゃいけないんですね。

それもあって、1日4ステージ。多い時で6ステージのトークショーを毎日開催しているのですが、それでもまだまだ足りない。

どこと比べられるかというと、『鬼滅の刃』とか『ポケモン』とか『ドラえもん』とか『エヴァンゲリオン』とか、あと同時期の公開だと『ワンダーウーマン』とかがシレ〜っと入ってきたりしています。

ここいら相手に絵本原作で挑まなきゃいけないのは、そこそこ痺れますよ。

朝はラジオでこうして映画絡みの話をして、その後、オンラインサロンの方に「映画を一人でも多くの人に届ける為の次の打ち手について」の記事を書いて、トークショーで各劇場をまわり、移動中はツイッターにへバリついて、リツイートしたり、コメントを返したり…どれだけやっても全然足りないんです。

僕は、どこまでいっても「内容」だと思ってますよ。
ただ、世間は数字の結果で勝ち負けを判断するし、プロとして狼煙を上げた以上はそれは受け入れなきゃいけない。

どれだけやっても不安は消えませんし、これはありがたいことでもあるのですが、恐ろしいことでもあって、今、『映画 えんとつ町のプペル』は数十の国からオファーをいただいているんですね。

つまり、日本だけじゃなくて、ここから先は各国で同じような競争をしなくちゃいけない。
その国にはその国の『ドラえもん』みたいな国民的作品があって、そこと比べられちゃうんです。

震えますよ。

それでも、やっぱりイイなぁと思うのは、ここまで一筋縄ではいかない勝負って、人生でそうそう経験できるものじゃない。

これは、おそらくサロンメンバーさんは察していると思うのですが、コロナも相まって、僕、今、完全に「かかっている」んですね。

「やってやるぞ!」というギアが一番上まで上がっている。

それって、自分の意思だけではそこに持っていくのは不可能で、やっぱり「環境」がそうさせている部分が多分にある。

毎日朝まで仕事をして、チョコっと寝て、また朝から仕事に行って、「やってもやってもやってもやっても、まだ足りない」という毎日で、「畜生!」の連続なんですけども、その一方で、SNSやYouTubeで映画の感想を言ってくれる人達がいて、それを見て救われたりして、感情がグラングラン揺れてます(笑)。

感想ツイートや、感想動画、本当にありがとうございます。
「♯えんとつ町のプペル」が付いているものは全部見させていただいています。

僕がお爺ちゃんになって、昔を振り返った時に、この2020年の記憶は、結構、鮮明に蘇ると思います。
映画を届けるのってメチャクチャ大変なのですが、僕はこの環境に感謝しなくちゃいけない。

今、とくにコロナで、大変な思いをされている方、たくさんいらっしゃると思うんです。

「やってもやってもやってもやっても、問題が解決しない。なかなか光が見えない」という状況にある人って、少なくないと思います。

その苦労と、僕なんぞの苦労を比べるのはおこがましい話ですが…それでも僕のジタバタもがいている姿が、「もう少し頑張ろう」と思っていただけるキッカケになると嬉しいです。

まだまだ先は長いですが、お互い頑張りましょう。

本題に入る前に近況報告からさせてください現在ですね映画えんとつ町のプペルが絶賛公開中でございますが昨日ですね初日の舞台挨拶の動画をですね YouTube 上にアップしたところここに至るまでにそんな辛いものされてたんですねそういった話はどこで死ねますかって言うねお子様ですね結構いただいたんです頂いたんですけれども先日ですね暑バイされたエッセイゴミ人間日本中から笑われた夢があるというのがまさにそれでですね僕が絵本作家になったその日から映画えんとつ町のプペル の初日を迎えるまでの十数年間の日記なんですねこういう局面でこういう仮説を立ててこういう打ち手を選びましたって言うとビジネスよりの話も書かせて頂いておりますがどちらかというとですねその時々の心情が集めに入っておりまして悔しかったことだとか悲しかったことをですね正直に女々しく書いております映画えんとつ町のプペルと合わせて読むとさらに面白い一冊になっておりますので是非でございますんで同時発売されている別冊カドカワ総力特集西野亮廣もあわせてお薦めですそしてもう言ってね先々入っているですね映画えんとつ町のプペルの舞台挨拶が実はね舞台挨拶という生ぬるいものではなくて30分のトークショーということが発覚したのは前回前前回お伝えした通りですがその30分のトークショーの追加文が昨日発表となりました ちなみにですね今日はですね tohoシネマズ海老名の9時5分の回の上映後と12時10分の回の上映前そして移動しまして tohoシネマズららぽーと横浜の12時15分の回の上映後と15時20分の回の上映前で明日はですね tohoシネマズ川崎の9時5分の回の上映後と12時10分の回の上映前そして移動しまして tohoシネマズ池袋の12時15分の回の上映後と15時20分の回の上映前で年末12月31日はですね tohoシネマズ日比谷のですね12時5分の回の上映後と15時10分の回の上映前ですねでそこから年が明けて1月1日は大阪に移動しまして tohoシネマズなんば TOHO シネマズ梅田で舞台挨拶と言うか30分の特徴がございましてそこから先はですね公式ホームページをご覧頂きたいんですけども美味しいですね1日6ステージ入っていたりし いますもう一度います1日6ステージです念のためもう一度言いますが30分のトークショーが1日6ステージでそんなスケジュールが出て現時点で1月の11日まで決まってるんです公式ホームページのでスケジュールを確認くださいでねあのこういうことするとねあのお前が届けの必死じゃんで笑われるかもしれませんがそうなんです必死なんですよここからが今日の本題で最後ですねお互い頑張りましょうねという話に着地するんですけどもやっぱり笑顔届けるのってめっちゃ大変なんです本当に大変なのありがたいことに先週金曜日に公開となりました映画えんとつの町のプペルはあの調べて頂いたらわかると思うんですけどもいい滑り出しでですねあの爆死みたいな状況は回避することができた ですねオリジナル作品でよくそこに割って入ってきたなっていうそういう状況ですただです テレビアニメの映画化でもないテレビドラマの映画化でもな今僕らのような名も知れぬですねオリジナル作品はですねあの手この手を打ちまくって本当に打ちまくってようやくその LINE なんですねぶっちゃけ8ライブとかですね書籍っていうのは強そうに届けばそれなりの結果が出るわけですけれども映画っていうのはもうますがいて何で体臭がいて何で強そうに届けばいいっていうものではないんですね強さを向けに作っちゃうとやっぱりあのそれこそ爆死しちゃうっていうそういったものなんですね映画えんとつ町のプペルのあの希望はですね本当にありがたいことにですねめちゃくちゃ評判がいいっていうことでこればっかりはねもうあの動かしようがないですからこればっかりはガッツポーズでしかないんですけどもただその声のやつ パリ広めていかなくちゃいけないんですね自然と広まっていくことを願ってる場合じゃなくて広まっていく投資はしなくちゃいけないねそれもあってですね1日4ステージ多いときで6ステージのトークショーを毎日毎日開催しているんですけどもそれでもまだまだ足りないんですね僕はどこと比べられるかと言うとですねきめつのやいばとかポケモンとかドラえもんとかエヴァンゲリオンとかあと同時期公開の作品だとワンダーウーマンとかがしれっと入ってきたりしていますここいる相手にですね絵本原作で入らなきゃいけないんですけどもそこそこしびれるのは朝はラジオで映画絡みの話をしてその後ですねオンラインサロンの方に 映画を一人でも多くの人に届けるための次のうち手についての記事を書いてで映画のなんだろな宣伝となるような書籍を出版してトークショーで各劇場周り移動中は Twitter にへばりついてリツイートしたりコメントを返したりあれやこれやしてるんですけどもやっぱこれだけあってもまだまだ全然足りないんですね僕はねあの本心を言うとどこまでいってもやっぱ作品なんで最後はないようだと思ってますよ内容が面白いだろって思ってますがただ世間をあの数字で勝ち負けを判断するし数字の結果で勝ち負けを判断するしやっぱプロとしてのろしを上げた以上はそこを受けなきゃいけないと思ってそうなってくるとどれだけあっても不安は消えませんしてこれはありがたいことでもあるんですけども に恐ろしいことで待って今ね映画えんとつ町のプペルは集中の国からですねオファーをいただいているんですね数十カ国からこの上の歯をいただいてるんですつまり日本だけじゃなくてここから先はですね各国で同じような競争をしなくちゃいけないその国々にはですねその国ですねえーとドラえもんみたいな国民的作品があってそことかやらなきゃいけないんでそこと比べられちゃうんですよ震えますよそれでもねやっぱりねいいなと思うのはここまで一筋縄ではいかない勝負って人生でそうそう経験出来るもんじゃないこれはおそらくサロンメンバーさんはさしていると思うんですけどもコロナも相まってですね僕今完全にかかってるんですね多分今年の本当に2月か3月ぐらいからかかってるんですよやってやるぞ ギアが一番上を上がってるんですねそれとやっぱり自分の意志だけではそこに持っていくのはやっぱ不可能で環境がねそうさせている部分っていうのが多分にあるね毎日ね朝まで仕事してちょこっとだけ寝てまた朝から仕事に行ってやってもやってもやってもやってもまだ足りないっていう毎日で本当ねも畜生の連続なんですけどもその一方で SNS YouTube で映画の感想を言ってくれる人たちがいてそれを見て救われたりしても感情がモグワンしてます感想の動画本当にありがとうございますハッシュタグがついているものはもう全て見させて頂いておりますで僕がねおじいちゃんになって昔を振り返った時にこの2020年の記憶ってのは結構鮮明に蘇るだろうなと思います ちゃくちゃ大変なんですけどもやっぱり僕はこの環境に感謝しなくちゃいけないでね今は特にコロナで大変な思いをされてる方たくさんいらっしゃると思うんですねやってもやってもやってもやっても問題が解決しないなかなか光が見えないっていう状況にある人って少なくないと思いますでその玄人まあ僕なんぞの黒を比べるのはおこがましい話ですがそれでもね僕のジタバタもがいてる姿がもう少し頑張ろうと思っていただけるきっかけになると嬉しいですまだまだ先は長いですがお互い頑張りましょうオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西野亮廣が現在手掛けている最新のエンタメビジネスに関する記事を毎日に3000文字投稿しております興味がある方はぜひ覗いてみてくださいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね

 

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2019年12月29日(日)
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おはようございます。
完全なる豚です。詳しくは聞かないでください。

さて。
昨日は『ピークエンドの法則』を軸に「サービス設計時の配慮」についてのお話をさせていただきました。
(※まだ昨日の記事読んでない方は、先にそっちを読んでね!)
昨日の話の少し続きっぽくなるのですが、今日は「みんなで乗り越えられる障害には存在理由がある」という話をしたいと思います。
具体例をあげてお話しした方が分かりやすいと思うので、『天才万博』の満足度設計の話をしますね。
これは空間を作る時のストレス設計(https://voicy.jp/channel/941/64756)の話に近い話なのですが、『天才万博』はチビッ子のお客さんも本当に多くて、年々増えています。
僕が絵本作家をやっているのもあるし、お客さんやスタッフや出演者がチビッ子を徹底的に贔屓するので、マンマと、つけこまれています(笑)
大人も子供も分け隔てなく騒いでいる空間は、とってもピースフルで本当に最高なのですが、一方で、「騒いでいる大人のお尻に押し倒されたりしないかなぁ」という心配もありました。
そこで、非常にありがちですが『チビッ子専用フロを作る』という案が僕の中であがります。
天才万博の会場となっている【東京キネマ倶楽部】は、普段は客席フロアに埋まっている『ステージの一部(花道)』が“せり上がる”ようになっているんですね。
(※プロレス興行をする時などは、ここにリングを作ったりします)
その部分を50cmほど“せり上げて”、ステージとして使うのではなく、チビッ子専用フロア客席フロア』として使おうかしら? とギリギリまで考えていたのですが、お客さんの【ある行動】を見て、アイデアを取り下げました。
なんと、激しい曲(ダンスナンバー)がかかった瞬間に、子供の安全を考えたお客さんが一丸となって、子供をステージ上(最も安全な場所)に誘導し始めたのです。
「子供が通りまーす。道を空けてくださーい」といった感じで。
お客さんの中で配慮が生まれ、共同作業が生まれ、『子供のことを考えずに楽しむ奴はダセエ』という文化が生まれたんですね。
この助け合いの文化を生んだのは、「このままだと、いつか子供が悲しい思いをする。なんとかしなくちゃ」という『障害』ですね。
バリアフリーに“しなかった”ことによって、助け合いが生まれ、「助け合えた」という達成感が生まれ、結果、お客さんの満足度があがったわけです。
『配慮』というのは、「なんでもかんでもバリアフリー(ユニバーサルデザイン)にする」ということではありません。
サービス提供者の目的は『全員の満足度を上げる』というところですから、全員の満足度が上がる引き金となる「みんなで乗り越えられる障害」は残しておくことが真の配慮だと思っています。
BBQは「火をおこさないといけない」という『皆で乗り越えられる障害』があるから満足度が上がるわけで、「サービス提供者は、お客さんがヒーローになるチャンス(=「助ける」というポイントが加算されるチャンス)を、無思考のバリアフリーで取り除いちゃダメだよ」という話です。
そんなこんなで、とっても優しい天才万博のお客様に、この場を借りて、御礼したいことがあります。
昨日(天才万博3日目)、酔っ払いながら客席をウロウロしていたら、とある親御さんから「西野さん。この子、発達障害なんです」と息子さんを紹介されました。
高校生の男の子で、どこか自信が無さそうな顔をしていました。
その彼に「何か、やりたいことがあるの?」と訊いたら、「表現者になりたい」と返ってきたので、「だったら表現者の景色を一回見ておいた方が励みになると思うよ。僕と一緒にステージにあがる?」と言葉を投げてみたところ、「うん」と返ってきたので、彼の手を引いて二人で一緒にステージに上がりました。
場合によっては、トラウマを生んでしまう行動ですが、「天才万博のお客さんなら絶対に彼を肯定してくれる」という信頼があったので、迷いはありませんでした。
ステージ上で彼と一緒に披露したのは、それはもう本当にみっともないダンスだったのですが、天才万博のお客さんは、彼がステージを降りるその瞬間まで盛り上げ続けてくださいました。
ステージを降りる時の彼の表情は自信に満ちていて、昨日、彼は「世界は勇気を出しきった者には優しい」ということを知りました。
今度は、同じ表現者として再会したいです。
昨日は本当にありがとうございました。
天才万博も残り2日。
明日はチケットが手に入らないらしいので、当日券を狙うのは今日しかないです。
是非、缶ハイボールを差し入れしに来てくだ……あ、違った。会場に遊びにいらしてください。
現場からは以上でーす。

 

 
 

 

一人の力では勝てなくなる

本題に入る前に近況報告をさせてください。

昨日、お話しさせていただきましたが、『映画 えんとつ町のプペル 西野亮廣舞台挨拶』あらため、『映画 えんとつ町のプペル 西野亮廣30分トークショー』が続いております。

ちなみに今日は、TOHOシネマズ上大岡の9時5分の回の上映後と、12時45分の回の上映前。

そして、TOHOシネマズ新宿の12時45分の回の上映後と、15時50分の回の上映前。

明日は、TOHOシネマズ海老名の9時5分の回の上映後と、12時10分の回の上映前。

そして、TOHOシネマズららぽーと横浜の12時15分の回の上映後と、15時20分の回の上映前です。

この『映画 えんとつ町のプペル 西野亮廣30分トークショー』は年末年始休みなく、ここから毎日やらせてもらっていて、1月1日は大阪でもあります。

正月からやっちゃいます。

ちなみにですね、上映前の30分のトークショーと、上映後の30分のトークショーは違うネタになっておりまして、回を重ねるごとに精度が上がってきておりますので、トークショーの回を調べて、是非、お越しください。

詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

(こちら↓)

【西野亮廣がゆく「映画 えんとつ町のプペル」公開御礼!舞台挨拶】決定! | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト
いよいよ12月25日公開となる「映画 えんとつ町のプペル」ですが、西野亮廣さんによる公開御礼舞台挨拶つき上映の実施が決定いたしました!ぜひ、劇場まで足をお運びください。【西野亮廣がゆく「映画 えんとつ町のプペル」公開御礼!舞…
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もう一度言います。

「舞台挨拶」ではありません。「トークショー」です(笑)

で、もう一点。

これを近況報告というのか分かりませんが、恥ずかしい話ですが、僕、今、「#えんとつ町のプペル」でメチャクチャ検索してるんです。やっぱり、お客さんがどういう感想を持ったのかが気になるんです。

その中で、感想として多いのが、「二回目の方が泣けた」なんですけども、(自分で作っておいてアレですけども)この感想はメチャクチャ分かって…要するに『えんとつ町のプペル』って、オチを隠してないんですよ。

『ももたろう』が「鬼退治するまでの物語」として読まれているように、『えんとつ町のプペル』は「星を見るまでの物語」として打ち出していて、そこはサプライズにしていないんです。

作品を通じて問いかけているのは、「キミはどうだ?」で、あらゆる立場の「人」を描いたんです。

たとえば、皆さんもご存知だとは思いますが、キンコン西野の周辺には「アンチ西野」という層がいて、正直、昔は目障りだったのですが、どこかのタイミングで「彼らのことを否定してしまったら、何も前に進まないな」と思ったんですね。

僕の人生は「アンチ西野」と戦う為にあるわけではなくて、「エンタメで世界を獲る」という目標を叶える為にあって、その為に、時間や感情を割くべきで…となると「アンチ西野」に対して「目障りだな」と思ってる場合じゃないんです。

じゃあ、どうすれば「目障りだな」と思わずにいられるか考えた時に、結論、彼のことを徹底的に理解しようと思ったんです。

「なぜ、自分の時間を、人生を、西野の邪魔をすることに使ってしまうのか?」という部分を、否定するのではなくて、「こうで、こうで、こうだから、西野の邪魔をするんだ」という答えを出そう、と。

そこで理解ができれば、「彼らにも正義がある」と思えて、自分の時間や感情を奪われすに済む。

なので、『映画 えんとつ町のプペル』の脚本を書く時にまず決めたのは、「悪者を作らない」ということです。

全ての立場、全ての言い分を肯定して、全員、正義にしようと思ったんです。

戦争もそうですが、世の中の問題の多くは、正義のボタンの掛け違いで、本質的には、善悪で物事が進んでいくことって、あまり存在しない。

なので、「アンチ活動をする人」や「イジメをする人」にも憑依して、その人達の観点から台詞を書いていったのですが、おそらく『映画 えんとつ町のプペル』を2回以上観ている人というのは、1回目は「物語」を観ていて、2回目は自分を登場人物の誰かにおきかえて観られているんじゃないかなぁと思います。

「2回目の方が泣けた」という声が多いのは、おそらくそこで、ご自身の人生と重ねて、折り合いをつけたこと、折り合いをつけざるをえなかったこと、折り合いをつけずに走っているアイツを羨んだこと…そういったことを思い出して、泣けちゃうのかなぁと思いました。

で、この話の流れで、今日の本題に入ります。

タイトルそのままなのですが、人生を好転させる為には「なるほど」を口癖にした方がイイと思います。

これはまぁ、いろんなところで言われていることですが、「否定」から入る人の成長速度の遅さって半端ないんです。

ネタじゃなくて、「アイツ、イタイなぁ」を本気で言っていて、それが口癖になってしまっている人って、20代30代の頃は自分のエンジンだけで走り切れるのですが、やっぱり、自分と違う考えの人からエネルギーを吸収できていないので、40代後半に差し掛かったあたりから、かなり失速する。

僕の周りでも、そのままイイ感じに50代に入る先輩もいれば、40代後半あたりから急に失速する先輩がいて、その違いって、「肯定から入る人」と「否定から入る人」で、ここは絶対に抑えておかなくちゃいけないポイントだと思うのですが、両方とも20代30代は上手くいっていたんです。

僕は、放送作家の高須光聖さんのファンなんですが、高須さんの口癖って「ええやん」なんですね。

コチラが何か話をすると、まず「あ、ええやん」が飛んでくる。その後に、「でも、○○って、どうなってんの?」が続くんです。

実は一歩目から全てを肯定しているわけではなくて、そこには疑問が含まれているんだけれども、その疑問を理解・解決する為には、肯定から入らないと答えを引き出せないんです。

要するに「サイコパス」なんです。目的達成に対して、あらゆる手段を尽くす人です。

高須さんって、その調子なので、57歳ぐらいだと思いますが、今なお、新しいこと、面白いことをドンドンやられているんです。

秋元康さんとか、鈴木おさむサンとかもそうですね。なんか、どんどん面白いことをされているんです。

一方、「アイツ、イタイなぁ」が口癖になっていた放送作家さんとかって、40代後半あたりから、見かけなくなる。

自分一人の力で走り切れるのは、なんとなく45ぐらいまでなんだと思います。

そこから先は、(いい意味で)他人のエネルギーを食べることが癖にできているか否かで、かなり明暗が分かれる。

で、「なるほど」を口癖にするといいのが、理解できないものであればあるほど「なるほど」を言った後に費やす努力が必要になってくるというところだと思います。

「なるほど」と言った以上は、なんとしてでも理解しなきゃいけないので(笑)

話を戻しますが、「アンチ西野」を否定するのって、超簡単なんですよ。

「自分の人生を気に入らない他人に費やして、自分のストレスを増やして、何してんの?」と言えば、終了なので。

でも、それって、理解できないものを理解する作業を放棄しているので、脳ミソの運動になっていない。

自分のことを考えた時に、そこは放棄しちゃダメなんですね。

『えんとつ町のプペル』にはアントニオというキャラクターがいるんですけども、僕が、理解できないものを理解する作業を放棄する人間だったら、彼の物語は書けなかった。

「なるほど」とか「いいね」とか「たしかに」といった言葉から入る人と、否定から入る人とでは、30代後半あたりからジワジワと差が空いてきて、40代後半になると、もう取り返しのつかないことになるので、今のうちに設定しておいた方がいいと思います。

本題に入る前に近況報告をさせてください昨日ですねお話しさせていただきましたが映画えんとつ町のプペル西野亮廣舞台挨拶改ですね映画えんとつ町のプペル西野亮廣30分トークショーが続いておりますちなみに今日はですね tohoシネマズ上大岡上大岡の9時5分の回の上映事ですね12時45分の回の上映前そしてですね tohoシネマズ新宿のですね12時45分の回の上映後と15時50分の回の上映前ですね明日は tohoシネマズ海老名の9時5分の回の上映後藤12:10:52 の回の上映前そして移動しまして tohoシネマズららぽーと横浜の12時15分の回の上映事ですね15時20分の回の上映前ですねあのーこの映画えんとつ町のプペル西野亮廣30分トークショーはですね年末年始休みなくですねここから毎日やらせてもらっていてお正月もです1月1日は大阪であります正月からやっちゃいますちなみにですねあの城山の30分のトークショーと上映後の30分のトークショーは違うになっておりまして回を重ねるごとに精度が上がってきておりますのでトークショーの会を調べてぜひお越しください詳しくは映画えんとつ町のプペルの公式ホームページでご確認くださいもう一度言います舞台挨拶ではありませんトークショーでございますでもこれをですね近況報告というのかちょっと分からないんですけども恥ずかしい話ですが 今ですねハッシュタグえんとつ町のプペルでめちゃくちゃ検索してるんですねお客さんがどう言ったの感想をお持ちになるのかが気になるんだよねその中でやっぱり感想として多いのはですね2回目の方が泣けたっていう声なんですけれども自分で作っておいてアレですがあの子の感想はもうめちゃくちゃ分かってま要するんですねと詰まってるってオチを隠してないんですね物語の最後オチを隠してないんですよあの桃太郎が鬼退治するまでの物語として読まれているようにえんとつ町のプペルはですね星を見るまでの物語として打ち出していてそこはサプライズにしてないんですね作品を通じて問いかけているのは君はどうだっていうところであらゆる立場の人を書いたんです例えば皆さんもご存知だと思いますが銀行 西野の周辺にはですねアンチ西野っていう層がいてですねでも正直昔はですねもうすっごい目障りだったんですけどもどこかのタイミングでいやいや彼らのことを否定してしまったらもう何も前に進まないなと思ったんですね僕の人生をですねアンチ西野と戦うためにあるわけではなくてやっぱりエンタメで世界を取るっていう目標を叶えるためにあってそのためにね時間や感情を割くべきでとなるとですねアンチに対して目障りだなと思ってる場合じゃないんですねじゃあどうすれば目障りだなと思わずにいられること考えるんですけども結論ですね彼らの事を徹底的に理解するしかないと思ったんです何故自分の時間を人生を西野の邪魔をすることに使ってしまうのかっていう部分をですね否定するのではなくてこうでこうでこうだからの邪魔をするなって言う彼らの正義を その答えを出そうとそこで理解ができれば彼らにも正義があると思えて自分の時間や感情を なのでえんとつ町のプペルの脚本を書くときにまず決めたのは悪者を作らないっていうことですね全ての立場全ての言い分を肯定して全員正義にしようと思ったんですが戦争もそうですがやっぱり世の中の問題の多くは正義のボタンの掛け違いで本質的には善悪で物事が進んでいく事ってあんまり存在しないなのでアンチ活動する人やいじめるいじめいじめをする人にも用意してですねその人達の観点から台詞を書いて言ったんですがおそらく映画えんとつの町のプペルを2回以上見られてる方って言うのですね1回目の物語を見ていても2回目は自分を登場人物の誰かに行こうお着替えて投影して見られているんじゃないかなと思いますで2回目の方が泣けたっていう声が多いのはおそらくここでご自身の人生と重ねてなんだろうな折り合いをつけたこと 折り合いをつけざるを得なかったこと折り合いをつけずに入っているあいつを羨んだことそういったことを思い出しても泣けちゃうのかなーと思いましたこの話の流れですね今日の本題に入りたいんですけどもまタイトルそのままなんですけどもね人生を好転させるためにはなるほど口癖にしたほうがいいと思いますこれはまああのいろんなところで言われてることですけども否定から入る人の成長速度の遅さって半端ないんですねあのネタじゃなくてあのあいつ痛いなぁと本気で言っていてそれが口癖になってしまってる人って20代30代の頃は自分のエンジンだけで走りきれるんですけどもやっぱり自分と違う考えの人からエネルギーを吸収できていないので40代後半に差し掛かったあたりからもかなり失速する僕の周りでもですねそのままいい感じに50代に入る先輩もいればですね40代後半あたりから急に する先輩がいてですねその違いって工程から入る人と否定から入る人でここは絶対に押さえておかなくちゃいけないポイントだと思うんですけれども両方ともですね20代30代はうまくいっていたっていうことですねここが大事ですね高低から入る人も否定から入る人も二十代三十代ってねうまくどっちとも別に何となく走れてるんですよねここが非常に重要だとねあの木はですね放送作家の高須光聖さんのファンなんですけれどもたかしさんの口癖って何なんですねこちらが何か話とすると何て言うのは飛んでくるんですよねその後にでもまるまるってどうなってんのが続くんですね実は一本目から全てを肯定しているわけではなくてそこには疑問が含まれているんだけれどもその疑問を解決するためには皇帝から入らないと答える引き出せないっていうとこ すねを要するにサイコパスなんで目的達成に対してあらゆる手段を尽くす人ですね高須さんテーマその調子なんでまあ今はおいくつぐらいの57歳ぐらいだと思うんですけども今なおですね新しいこと面白いことをどんどんやられているんですね秋元康さんとか鈴木おさむさんとかもそうですねなんかどんどんどんどんも仕事されてるんです一方ですね会いたいなっていうのが口癖になっていた放送作家さんがいらっしゃらず結構いらっしゃるんですけどもやっぱりね40でご飯だからね本当に見かけなくなる自分一人の力で走りきれるのはまなんとなく音も45ぐらいまでなんだと思いますそこから先はもういい意味でねいい意味で他人のエネルギーを食べることがくせにできているか否かでもかなり明暗が分かれるでなるほどを口にするとですねいいのはですねその理解で 来ないものであればあるほどなるほどを言った後に費やす努力が必要になってくるっていうとこだと思いますなるほど以上はなんとしてでもやっぱり理解しなきゃいけないんで話を戻すがやっぱアンチにするのって北超簡単なんですよ自分の人生を気に入らない他人に費やして自分のストレスを増やして何してんのって言えばもう終了なんででもそれってあの理解できないものを理解する作業を放棄しているので僕の脳みその運動にはなってないね自分のことは考えた時にそこは放棄しちゃ駄目なんですねえんとつ町のプペルにはですねあの後によっていうキャラクターがいるんですけども僕がですねもしその理解できないものを理解する作業を放棄する人間だったらですねアントニオ彼の物語は書けなかったんでも彼の物語を書いたことによってやっぱ厚みを増したと思うんでやっぱそこで重要だなと思いますまとめるとですね とかいいねとか確かにと言ったその工程の言葉から入る人と否定から入る人とではですね30代後半あたりからジワジワジワジワと再会できて40代後半になるともう取り返しのつかないことになるので今のうちに設定しておいた方がいいと思いますっていうのが今日のお話を出ました今日はなるほどを口癖にしたほうがいいよっていうテーマでお話しさせていただきましたオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西野亮廣が現在手掛けている最新のエンタメビジネスに関する記事をですね毎日2000文字から3000文字投稿しております今はもう映画えんとつの町のプペル一色でございます興味がある方は覗いてみて下さいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね

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2019年12月28日(土) 
━━━━━━━
おはようございます。
天才万博の期間中は「夜中まで呑んで、昼前に起きる」というブタみたいな生活を展開しているキングコングの豚西野です。
さて。
せっかく『天才万博』の期間中ですので、今日は、『リピーターが生まれるイベントの作り方』についてお話したいと思います。
昨日の打ち上げで(酔っ払っていて、あまり覚えていないてますが)ウチの若手スタッフ連中に、「イベントを仕掛ける時は、足の悪いお客様を探せ」というアドバイスをしました。

理由を説明します。

僕たち人間は、過去の経験(イベント)を、『そのピーク時にどうだったか?』ならびに『それがどう終わったか?』だけで判定します。
これを『ピークエンドの法則』と言ったりします。
イベントのピーク時と、イベントのエンディングがメチャクチャ面白かったら、途中、面白くない時間があっても「面白かったイベント」として記憶に残るわけですね。

逆に、イベントのピーク時と、イベントのエンディングが面白くなかったら、途中、面白い時間があっても「面白くなかったイベント」として記憶されてしまうわけです。

これって「限りあるコスト(スタッフや費用や準備時間)を、どこにブチ込むか?」という話で、お客さんにはピーク時とエンディングが記憶されてしまうので、均等にコストを割くのではなく、ピーク時とエンディングに極端にコストを割くのが正解です。
『ハウステンボス』と『ディズニーランド』の決定的な違いがこれですね。

ディズニーランドはピーク時(ビッグサンダーマウンテン等のコンテンツ)と、エンディング(おみやげコーナー)のクオリティーがバカ高いので、それだけが記憶されて、途中、バカみたいに並ばされたことが忘れられます。
僕は仕事柄、いろんな講演会にお呼ばれする機会があるのですが、エンディングの訓練をしていない講演会をよく見かけます。
登壇者が話し終えたのに無音の時間(客出しの音楽が流れない時間)があったり、客席をバックにした集合写真(スタッフのオナニータイム)を撮る時に、舞台袖からスタッフがダラダラ出てきたり……

お客さんの記憶に残るのは、まさにそこ(エンディング)なので、ここに無自覚な主催者はリピーターを生むことはできません。
西野印のイベント(オープニングで革命のファンファーレが鳴るイベント)のリハーサルは、エンディングの訓練に結構な時間を割いています。
出演者がパフォーマンスを終えた直後の、客出しの音楽が流れ始めるタイミングを0.数秒レベルで調整したりします。

西野亮廣独演会の時は、お客さんが一番グッとくるお辞儀の長さを探り、お辞儀の長さに合わせて、照明と音楽を設計したりします。
若手スタッフに「イベントを仕掛ける時は、足の悪いお客様を探せ」と言った理由は、まさにそれで、他のお客様と違って、足の悪いお客様のエンディングは、「公演のラストシーン」ではなく「会場を出る時」です。
昨日は『天才万博』に85歳のお母様が来られていました。

会場の『東京キネマ倶楽部』では、お客様のお帰りは「階段」となっています。
85歳のお母様を、人がゴッタがえした階段で帰らせるわけにはいかないので、お母様の位置を常に把握し、終演後はスタッフがすかさず駆け寄って、スタッフ用のエレベーターに案内するように指示しました。
きっと、今、お母様の記憶に残っているのは「足の心配してくれた優しい『天才万博』」で、また来年も『天才万博』に遊びに来てくださるでしょう。

「足の悪いお客様を探せ」という言葉の響きは残酷ですが、コストをかける場所を決めて、お客様の記憶まで設計するのがプロです。
ピークエンドの法則はイベント運営だけでなく、基本的には、お店や文章を展開する時も同じルールなので、サービス業を生業とされている方は覚えておいてね(*^^*)
現場からは以上でーす。
【追伸】
天才万博3日目の今日は、西野は最初から客席で呑んだくれています。
缶ビールと缶ハイボールの差し入れをくださる方を愛しています。結婚しよう。
当日券はコチラから↓

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こんなハズじゃなかった…

本題に入る前に近況報告をさせてください。

この冬、僕の新しい本が2冊出ました。
『ゴミ人間 〜日本中から笑われた夢がある〜』というエッセイと、もう一つは『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』という、僕の仕事に密着した一冊です。

『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』は僕の4万字のインタビューと僕の3000字のコラムが2本入っている他、『映画 えんとつ町のプペル』の制作の裏側に密着していたり、僕のスタッフさんや僕の友達にインタビューをとっていて、贔屓目抜きに面白い一冊になっているのですが、この『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』の特装版(特別カバー版)が出ました。

イメージでいうと、ベーシックな方が厚めの雑誌で、この特装版はハードカバーの単行本です。
そして、表紙が僕ではなくて、『映画 えんとつ町のプペル』の主人公であるルビッチです。

「家にずっと置いておきたい一冊」ということを考えた時にこういうのもいいかなぁと思って作りました。

『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』の特装版は、今のところamazonぐらいでしか手に入らないのですが、なんとかゲットしてみてください。
かなりイイ感じです。

(※コチラ↓)
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そんなこんなで本題です。

昨日、宮迫さんとのコラボ動画や、そして僕の友人の感想動画とかもアップされて、今、『映画 えんとつ町のプペル』がかなり盛り上がってきています。

昨日もいろんな劇場で終演後の拍手が起こったみたいで、あらためて、「拍手を起こす一人目」になってくださった方と、その人を一人にしない為に後に続いてくださった方に感謝します。
大好きです。

さて、その裏で僕は今、「舞台挨拶」と称して、各劇場を回っています。

今日も4本入っておりまして、今日も…

舞台挨拶1回目:  8:35の回上映終了後 TOHOシネマズ流山おおたかの森

舞台挨拶2回目:11:40の回上映開始前  TOHOシネマズ流山おおたかの森

舞台挨拶3回目:12:15の回上映終了後  TOHOシネマズららぽーと船橋

舞台挨拶4回目:15:20の回上映開始前  TOHOシネマズららぽーと船橋

…といった感じになっておりまして、明日以降のスケジュールが…

【12月28日(月)】

舞台挨拶1回目: 9:05の回上映終了後 TOHOシネマズ上大岡

舞台挨拶2回目:12:10の回上映開始前 TOHOシネマズ上大岡

舞台挨拶3回目:12:45の回上映終了後 TOHOシネマズ新宿

舞台挨拶4回目:15:50の回上映開始前 TOHOシネマズ新宿

【12月29日(火)】

舞台挨拶1回目: 9:05の回上映終了後 TOHOシネマズ海老名

舞台挨拶2回目:12:10の回上映開始前 TOHOシネマズ海老名

舞台挨拶3回目:12:15の回上映終了後 TOHOシネマズららぽーと横浜

舞台挨拶4回目:15:20の回上映開始前 TOHOシネマズららぽーと横浜

【12月30日(水)】

舞台挨拶1回目: 9:05の回上映終了後 TOHOシネマズ川崎

舞台挨拶2回目:12:10の回上映開始前 TOHOシネマズ川崎

舞台挨拶3回目:12:15の回上映終了後 TOHOシネマズ池袋

舞台挨拶4回目:15:20の回上映開始前 TOHOシネマズ池袋

【12月31日(木)】

舞台挨拶1回目:12:05の回上映終了後 TOHOシネマズ日比谷

舞台挨拶2回目:15:10の回上映開始前 TOHOシネマズ日比谷

といった感じです。

詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

(※こちら)→https://poupelle.com/news/?p=482
【西野亮廣がゆく「映画 えんとつ町のプペル」公開御礼!舞台挨拶】決定! | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト
いよいよ12月25日公開となる「映画 えんとつ町のプペル」ですが、西野亮廣さんによる公開御礼舞台挨拶つき上映の実施が決定いたしました!ぜひ、劇場まで足をお運びください。【西野亮廣がゆく「映画 えんとつ町のプペル」公開御礼!舞…
リンク
poupelle.com

でね、今、ザッと言っただけでも、結構な量じゃないですか?
これが年明けからも続くんです。

ただ、やっぱり劇場に足を運んでくださったお客さんには直接お礼を言いたいし、皆で作った映画なので、やっぱり一人でも多くの人に観に来てもらいたいので、スタッフさんに「各劇場、回れるだけ回りたいです」と無理を言ったんです。

その結果、こんな感じのスケジュールが組まれ、昨日から「舞台挨拶ツアー」が始まったのですが…

僕がイメージしていたのは、2〜3分の挨拶だったし、打ち合わせでもそんな感じで話が進んでいたんですけども、昨日、現場に言ってみて、確認をとったところ、「30分おさえています」と言われたんです。

「30分おさえているだけなので、べつに2〜3分で終わっていただいても構いません」と。

ちょっと待ってくれ!

2〜3分の枠をおさえていて、2〜3分の挨拶で終わるのと、30分の枠をおさえていて、2〜3分で終わるのはワケが違うじゃないですか。

2〜3分の枠で、2〜3分の挨拶をしたら、「各劇場をこまめに回って偉いな」という感想を持っていただけますが、30分の枠で、2〜3分だけ喋って終わらせてしまうと、「サービス精神のない奴だな」になるじゃないですか。

つまり、「2〜3分の挨拶」にしてしまうと、劇場を回れば回るほど、僕の印象が悪くなっちゃう。

こんなハメ技あります?

これは、もちろん、優しいスタッフさんの配慮ですよ。

「念のため30分おさえただけであって、べつに2〜3分の挨拶でもイイですし、30分喋っていただいてもイイですし」という配慮です。

ただ、「30分喋っていただいてもイイ」という選択肢を作ってしまうと、30分喋るしかなくなるんです!

言ってること、わかりますよね?

これ、「一択問題」なんです。
これは「舞台挨拶」じゃないです。
れっきとした「トークショー」です。

結局、昨日は30分のトークショーを3本しました。
今日も明日も明後日も、その次も1日4本です。

すっごい喋る!

思ってたより、ずっと喋る!

当初の予定では、圧倒的な作品を作って、自分の想いは作品に語ってもらう計画だったんです。

もともと僕は芸人として、一人喋りで全国各地を独演会で回っていたのですが、その作業を作品にやってもらう予定だったんです。

その方が、なんかシュッとしててカッコイイじゃないですか?

でも、蓋を開けてみれば、作品は作った上で、それに加えて、全国を独演会で回っている。

何も変わっていないどころか、仕事が増えているんです。

映画を手土産に、舞台挨拶芸人として、ドブ板営業をしているです。

まさかまさか、今、日本中の芸人の中で、一番舞台に立っているのが僕です。

予想していた未来とは、遥かにかけ離れています。

もっとシュッとした未来を想像していた。思てたんと、違う!

言っちゃいますけど、もっと、『鬼滅の刃』みたいな感じが良かったです!!

ただ、もう決まっちゃてるので、やりますよ。

全ステージフルスロットルで、30分喋りますよ。

『映画 えんとつ町のプペル 西野亮廣舞台挨拶』あらため、『映画 えんとつ町のプペル 西野亮廣、涙のトークショー』です。

前回、この舞台挨拶のお知らせをさせていただいた時は、「お近くで舞台挨拶がある時は、お越しくださいね」とサラッと言いました。「2〜3分の挨拶」だと思ってたからです。

でも、違います!

蓋を開けてみたら「30分のトークショー」だったので、「お近くの劇場で舞台挨拶がある時は、お越しください」じゃなくて、

今から懸命に検索して、お近くの劇場じゃなくても絶対に来てください!!

こっちも本気でやるんで、そっちも本気でお願いします。

声を、からしてやりますよ!

よろしくお願いします。

キングコングの西野亮廣ですお笑い芸人をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしておりますこの放送は建設業2.04 提供でお送りしますよろしい親方さんどうもありがとうございますした感じと違ったっていう話をさせていただきましたごめんねもう一つは別冊カドカワ総力特集仁科きろっていうそうだなあの僕の仕事に密着した一冊ですね別冊カドカワ総力特集西野亮廣はですね僕の4万人のインタビューとですねと僕の3000時のコラムが2本入ってる他映画に立つ町のプペルの制作の裏側に密着していたり僕のスタッフさんや僕の友達にインタビューをとっていて贔屓目抜きに面白い一冊になっているんですけれども 小野別冊カドカワ総力特集の特装版と特別カバー盤がですね新たに出ましたイメージで言うとシックな方がですねあの集め方と既に世に出ている方がですね厚めの雑誌っていう感じでこの特装版はですねハードカバーの単行本ですねねあの表紙が僕の顔を写真ではなくてですね映画えんとつ町のプペルの主人公であるビッチになってます家にねずっと置いておきたい一冊ということを考えた時に今はこういうのもあっていいのかなあと思って作りました別冊カドカワ総力特集西野亮廣の特装版はですね今のところたぶん Amazon ぐらいでしか手に入らないんですけども何とか検討してみてくださいかなりいい感じでございますというわけで今日の本題です今日はもう大変な話であのね昨日ね宮迫さんとのコラボ動画とかそして僕の友人のですね映画にとってバカ の感想動画とかもアップされて今映画えんとつの町のプペルがかなり盛り上がってきているんですね昨日もですねいろんな劇場で終演後の拍手が起こったみたいで改めてね握手を起こす一人目になってくださった方とですねその人を一人にさせなかった方々に感謝します大好きですでその裏で僕は今ね舞台挨拶と称してですね各劇場を回っているんですね昨日も3本もあったんですけども今日も4本入っておりましてでミニ今日の予定はですね tohoシネマズ流山おおたかの森の8時35分の回の上映終了後そして11時40分の回の上映開始前で移動しまして tohoシネマズららぽーと船橋のですね12時15分の回の上映終了後そして15時20分の会の 上映開始前の4本入ってるんですねですねで明日以降のスケジュールがですね歌ってみますね12月28日月曜日はですねえ tohoシネマズ上大岡ミオカ上大岡ちょっとわかんないですけどもの9時5分の回上映終了後そして12時10分の会 で移動しまして tohoシネマズ新宿のですね12時45分の回の上映終了後15時50分の回の上映開始前が12月28日そして12月29日はつね tohoシネマズ海老名のですね9時5分の回の上映終了後そして12時10分 移動しまして tohoシネマズららぽーと横浜のですね12時15分の回の上映終了後15時20分の回の上映開始前ですね12月30日がですね tohoシネマズ川崎のですね9時5分の回の上映終了後12時10分のか 開始前で移動しまして tohoシネマズ池袋で12時15分の回上映終了後15時20分の回の上映開始前ですね12月の31日が tohoシネマズ日比谷のですね12時5分の回の上映終了後と15時10分の回の上映開始前といった感じなんです詳しくはですね映画えんとつの町のプペルの公式ホームページでご確認ください今だと言っただけでも結構な量だったじゃないですかこれがですね年明けからも続くんですねこの舞台挨拶っていうものがただやっぱりね劇場に足を運んで下さったお客様に直接お礼を言いたい日ですねまあみんなで作った映画のでやっぱり一人でも多くのかたに見に来てもらいたいので僕の方からですねスタッフさんに各劇場回れるだけ回りたいですで無理を言ったんですねその結果こんな感じのスケジュール 生まれて昨日からですね舞台挨拶ツアーが始まったんですけれどもけども僕がイメージしていたのは23分の挨拶だったんですねで打ち合わせでもそんな感じで話がするんですけれども現場に行ってみて確認を取ったところですねあの念のため30分抑えていますって言われたんです30分を抑えてるだけなので別に23で会っていただいても全然構いませんって言われたんですねそれはあのこの一回だけですかって聞くと言えば今後すべての舞台挨拶において念のため30分押さえてますでももちろんに3分で終わっていただいても全然天久保には全然構いませんのでって言われたんですねちょっと待ってくれた 日産のは口を押さえておいてに散歩の挨拶で終わるのと30分の枠を押さえておいて3分で終わるのは訳が違うじゃないですか日本の枠で3分の挨拶をしたらみんなは各劇場こまめに回って雷鳴って言うかと思っていただけますが30分の枠でに3分だけ喋って終わらせてしまうとサービス精神のない奴だなになるじゃないですかつまり散歩の挨拶にしてしまうと僕は劇場回れば回るほど印象が悪くなっちゃうのって本当冷たいやつだなっちゃうこんなハメ技ありますこれもちろんですね優しいですただ配慮ですよ念のため30分抑えただけでやって別に三郷の挨拶でもいいですし30分しゃべっていただいてもいいですしっていう配慮ですただ ただ30分しゃべっていただいてもいいっていう選択肢を作ってしまうと30分喋るしかなくなるんでする言ってることわかりますよねこれね一択問題なんですこれは舞台挨拶じゃないですトークショーですガッツリとしたれっきとしたトークショーです結局昨日はですね30分のトークショーを3本しました今日も明日も明後日もその次も1日4本ですすごいしゃべるの思ってたよりずっと喋るの当初の予定ではね圧倒的な作品を作って自分の思いをですね作品に語ってもらう計画だったんですよもともと僕は芸人としてね1人しゃべりで全国各地をですねまあ津々浦々独演会で回っていたんですけれどもその作業ですね作品に行ってもらう予定だったんですよその方がなんかシュッとしてて かっこいいじゃないですかでも蓋を開けてみれば作品は作った上でそれに加えて全国を独演会でもあっている何も買ってないどころか仕事が一個増えてるんですよ映画を手土産に舞台挨拶芸人としてドブ板営業してるんですまさかまさかのですね今日本中の芸人の中で一番舞台に立っているのが僕です予想していた未来と遥かにかけ離れているんですもっとシュッとした未来を想像してたけど全然違うおもてたんとちがう言っちゃいますけどもっときめつのやいばみたいな感じが良かったただもう決まっちゃってるのでやりますよ僕は全ページフルスロットルで30分喋りますよ映画えんとつの町のプペル西野亮廣ぐらい挨拶改ですね映画えんとつ町のプペル西野亮廣涙のトークショーです前回ねこの舞台挨拶のお知らせをさせて頂いた時は お近くで豚やつがあるくださいねってさらっと言いました 挨拶だと思ってたからですよでも違いますよ蓋を開けてみたら30分のトークショーだったんでお近くの劇場で舞台挨拶がある時はお越しくださいじゃなくてですね今から懸命に検索してお近くの劇場じゃなくても絶対に来てくださいこっちも本気でやるんでそっちも本気でお願いします今日ちょっと声かけてますよもうどんどんからしてやりますというわけでよろしくお願いしますトークショーやりますというお話でございましたオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西野亮廣が現在てかけている最新のエンタメビジネスに関する記事を毎日3000文字投稿しておりますので興味がある方はぜひ覗いてみてくださいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね

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2019年12月27日(金) 
━━━━━━━━━
おはようございます。
フィリピンでサロンメンバーと潰れるまで呑んで、目が覚めると成田空港にいたキングコング西野です。
どうやって帰ってきたん?
さて。
『天才万博2019』が始まりました。
会場となった『東京キネマ倶楽部』は初日から全員フルスロットルのカオスちゃん。
2日目の今日は「素人しか出演しない」ときました。どうなることやら?
黄色い声援と缶ハイボールの差し入れをお待ちしております。
そんなカオス忘年会の裏で、映画『えんとつ町のプペル』の制作をオラオラやっとます。
今日は、「映画『えんとつ町のプペル』とオンラインサロンの今後の絡め方」についてのお話を(サクッと)したいと思います。
「映画制作&ディズニーに挑む過程を共有する」なんて、オンラインサロンのコンテンツとしては申し分なくて、もちろん世間的にも制作過程は共有していくのですが、「オンラインサロンならでは」の共有物も欲しいなぁと思っていたところ……ありましたありました。
昨日、「えんとつ町」の3DモデルをYouTubeで公開したのですが、変な話ですが、あの映像は誰が見ても「制作途中」と分かるクオリティーだから公開できたんですね。
完成が「レベル10」だとしたら、「レベル2」だから公開できたわけで、「レベル8」は公開できないんです。
理由は、「レベル8は完成品だと勘違いされてしまうから」です。
「これはまだ完成ではなくて、ここから、もう2段階ぐらい上がるんです」と事前に説明をしても、文脈を切り取られてしまうのがインターネットです。
「レベル8」の映像が出回り、それが今度の映画のクオリティーとされてしまいます。
なので、表(文脈が切り取られる場所)では、「誰が見ても制作途中ということが分かるモノ」しか共有できないのですが、オンラインサロンだと、文脈が切り取られることもなく、「レベル8」のモノを「レベル8」として見ていただけるじゃありませんか!
というわけで、今後、このサロンでは映画『えんとつ町のプペル』の「レベル6~9」の素材を積極的に共有していこうと思います。
(※アニメーションスタジオ『スタジオ4℃』さんが「オンラインサロン内ならば」と許可をくださいました)
文章で説明しちゃっているので、今はまだ「レベル8の素材がどれぐらいで、そのあとの『仕上げ』の作業が、どれほど大切か?」をイメージするのは少し難しいかもしれませんが、映像を見ていただけると「仕上げ作業」の重要性が一発で分かると思います。
オンラインサロンは「切り取りハラスメントに遭わないインターネット」で、この性質を利用して、これまでの映画がコンテンツ化できなかった部分(※たとえばレベル8の共有など)を、他にも掘り起こしていきたいと思います。
映画公開までの1年間は忙しくなりそうです。
現場からは以上でーす。
【追伸】
『天才万博』2日目の今日は追加チケットも含めて完売。
明日はロザリーナと僕の師匠の『後藤ひろひと』が出ます。
明日のチケットはコチラから↓
http://tensaiexpo.thebase.in/items/16010357
【追伸②】
今日は、このあと、幻冬舎・箕輪さんから、このオンラインサロンに投稿があります。
お見逃しなく!

 

 

どちらも必要

さて本題に入る前にお知らせをさせて下さい。

本来であればですね西野亮廣エンタメ研究所の公式 YouTube チャンネルの方で本日配信するはずのスナック西野枕僕がですね僕の友達を呼んでですね自宅でお酒を飲みながらうだうだとこう喋っているまんどうしようもない動画なんですけれども。

英語のスナックにしのですが雨映画公開の翌日ということもあってですねまっそれに行った別の動画をここにはですね用意させて頂いてるのでここには今日の石巻の用意させて頂いているのですねスナック西野の配信日を改めさせてください。

くれぐれもですね 主の配信がないということではなくて別の曜日に移動させていただくだけです。

ちなみにですね今週のスナック仁科のゲストはうちのスタッフの田村 P です。

どういう人物かと言うとですね明日のスナック西野が配信は別日にずらしてひとまずは映画に集中したほうがええんちゃう注文をするような人です。

マネージメントやですねプロデュースに興味がある方ですね限界となっておりますのでこちらもお楽しみに。

今日は配信しませんがあと二日後3日ぐらいに配信すると思います。

そしてもう一点ですね昨日の深夜に東方さんの公式 徹底解説映画えんとつの町のプペルに迫るというですね23分の動画がアップされました。

これ実はですねただの動画ではなくて業界の方だとですね23分っていう訳でお気づきになられる方もまなかにいらっしゃるかもしれませんが。

ここにはですねとんでもない実験が含まれていてその話については今日のオンラインサロンの記事で書かせて頂きます。

出てて解説映画えんとつ町のプペルに迫るですがあのこれはですね映画見に行こうかなと悩んでる方や既に一度見られた方が対象で。

もうすでに映画を見に行くことを決めている方はこれから映画を見に行くってことも既に決めている方は見ないでください。

まず見ないでねって言うのもなんか変な話なんですけども。

もう行くことを決めちゃっていたらまずはですね映画のだめだよ 音量を上げてください。

そしてこの動画を見るのはその後で十分なのであくまでこの動画ですね見に行くかどうか迷っている人とすでに見た人向けのものです徹底解説映画えんとつ町のプペルに迫るはですね東方の公式 YouTube チャンネルの方にアップされております。

よろしくお願いします。

というわけで今日の本題でございます。

昨日無事にですね映画えんとつ町のプペルの幕が上がりました。

今からね15年前に入れてね冷めるのボールペン一本握りしめて。

誰からも求められていない中でスタートした挑戦でしたが紆余曲折してんばとありながらもこういった日を迎えることができたのはひとえにですね応援してくださったファンの皆様とスタッフの皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

メディアに寝てる時なんかを一応僕がフロントマンなのでキンコン西野の作品という紹介のされ方をですねまた待ってておりますがそんなことは1ミリも持ってなくてですね。

えんとつ町のプペルはみんなで作ったみんなの作品だと思ってます。

映画館で売られているねパンフレットを見て頂いたらわかると思うんですけども僕のページが少ないのは一応そういった思いからです。

まあのみんながいなかったら完成していないので本当に感謝しています。

ありがとうございます。

無事にね初日を迎えた映画えんとつ町のプペルですがもう皆さん Twitter とかに流れてきているかもしれませんが評判が本当にめっちゃくちゃめっちゃくちゃこんな評判がいい映画っていうのも実はあんまり聞いたことないかもしれないで。

すハッシュタグ煙突町のプペルで検索したら今大変なことになってます。

あの昨日はもう丸い虹 Twitter のトレンドに本当に丸1日ずっとトレンドに上がっていたんですけども見るとですね昨日1日で3回見たっていう強者もいましたね3階ですよ1日で同じ映画を3回観た人がいたずしかもまだ行くとか言ってるけどすごいなと思ってます。

で泣きすぎるからバスタオルが必要とか言われてますがバスタオル映画とか言ってますが本当に大げさじゃなくて。

ますとかぐしょぐしょになるメガネマスクはグショグショになりましたっていう報告がいろんなところから上がってます。

映画業界に長くいるスタッフもですねこんな反応初めてだっていうことで。

も驚いていてこれがね今後どういった点が産むの川餅の恐怖もありますよ。

がやっぱり楽しみが大きいです。

そしてその反応の中でも雨だっているのがなんといっても拍手 ですね握手雨上がり決死隊の宮迫さんが普通に見に来てくださったみたいで感想ですね呟いてくださっていたので読ませて頂きますね。

ツイートして下さっていたのでそのツイートを読ませて頂きますね。

見終わった後に自然と拍手が沸き起こった。

初めての体験だった西野大先生最高のクリスマスプレゼントありがとうございます。

そうなんですよ。

皆さん本当にありがとうねそうなんです昨日ですね全国の各劇場で映画えんとつ町のプペルの上映終了後に拍手が起こったんです。

あの一箇所とかじゃなくても全国の劇場で拍手が起こったんですね。

普通にエンドロールが流れたらみんな席を立つじゃないですか。

昨日の映画館に行かれた方はその光景を見られたかと思いますが映画えんとつ町のプペルは誰でも席を立たずにエンドロールを最後まで見てくださるんですね。

その理由の一つにですねエンディング曲の煙突 曲自体がですね主人公ルビッチが語るエピローグになっていてます。

そこまでが作品なんですねルビッチ目線の歌詞なんで全部なのでそこまでが柵になってると。

お客さんみんなその糸を巻く見とってくださっているんだと思います。

で拍手ですよエンドロールが流れ終わって一番最後におしまいって出るんですけどもそれと同時に昨日は各劇場で拍手が起こったんですね映画館で拍手が起きる事ってあんまりないと思うんですけどもこれに関して言うとですねまずは拍手をする一人目になった人がそこに存在するわけじゃないですか。

結構勇気がいったと思うんですよ。

自分が拍手をして誰も後に続かなかったら恥ずかしいじゃないですかそれでも勇気を振り絞って製作スタッフに対してのねぎらいをね共鳴してくださってなんだろうなーそれはまるでの映画のラストシーンの主人ゴルビッチと町の人たちの関係みたいでも最高なんです 一人目になってくださった方はもちろんですね一人目になった人を一人にさせなかった皆様にもですね感謝申し上げます作品がきちんと届いてることが確認できて映画えんとつ町のプペルのスタッフが門前喜んでます本当にありがとうございました。

でここが今日の本題なんですけども映画えんとつ町のプペルの上映後の拍手ってね本当に大きな意味があると思っていて映画を見終わって勇気を振り絞って行動を起こした主人公たちの背中を見終わってですね行動する自分になるか否かの最初の問いになっているような気がしていますそこにはですね自分の気持ちやスタッフへのねぎらいを表明するために拍手をする一人目になろうと覚悟を決めてくれた人もいれば拍手をしたいなと思っていてもんだけど自分一人になるかもしれないから取ってを下げてどこからか拍手が起こったタイミングで遅れて拍手をする人もいるとくれぐれもそこにはですね間違っている人なんて一人もいなくてもそれがリアルだと思うんですね自分でこういうポジションを取るやつ何 だってわかることでそこに意味があってそれを知れるから始めてねじゃあ次からはどうするって議論が生まれる小さな一歩かもしくはまだ一歩踏み出してないのかもしれませんがそれがすごく大切だと思いますね僕の場合で言うと最初一人だったらそれでね冷めるのボールペンでちまちまと書くわけですがようやく完成させたい本が売れるわけでもなくそこからせっせとて売りですねその姿は見る人が見れば惨めにうつったかもしれませんテレビという華やかな世界から軸足を抜いてそれを始めたクチなので実際に落ちぶれたなんて子供なんてねもう何回も何回も浴びたんですねそんな事を続けてるうちに西野ひとりにさせないっていう人が一人増え二人は冒頭で申し上げましたがそういった方々のおかげで映画の初日を迎えることができました一人にさせない人の力が本当に大きかったですね映画えんとつまちの袋はまさにそういう物語で一人目になった人とおひとりにさせなかった人の冒険活劇ですどっちも必要な人でどっちかが欠けていたらハッピーエンドを迎えられない 買ったってなんかそういったものがですね映画上映後の拍手に現れていてめちゃくちゃ面白いなと思っています今日はちょっと喋りたいことがまだあるので次のチャプターに移動したいと思います

なんとしてでも届ける

なんかあのゴールテープを切ったような感じで喋っておりますが映画に凸待ちプロですねまだまだ始まったばっかりでハッピーエンドっていうのは遥か彼方だんですねくれぐれも漢字がしちゃいけないのは僕らはテレビアニメの映画化でもなければテレビドラマの映画化でもない世間的にはまだまだ知られていない本の映画化っていうおもちゃをベンチャーですねそいつがいきなりモンスター作品がね超激戦区に挑んでいるので少しでも気を抜けば1秒で消えちゃうんですよ僕らでも吹けば飛ぶぐらいの本当にも弱小ベンチャーズといいですねこれだけ多くの思いを背負っている作品を死なせるわけにはいかないので今日からもですね気を引き締めて一人でも多くの方に届くように走り回りたいと思いますちなみにですね風邪披露試写会や初日舞台挨拶のような花 このステージではありませんがやっぱりね映画観に来てくださった方には自分の口できちんとお礼を伝えしたくて今日からですね私は各劇場回って上映前か後にですねに3分ほどお礼のご挨拶をさせていただこうと思っていますねひとまずですね今日は明日の予定を言うとですね今日はですね tohoシネマズ上野の9時5分の回の上映終了後そして8シネマズ日本橋の10時20分の回の上映終了音13時25分の回の上映開始前ですね計算会登壇させていただきますそして明日はですね TOHO シネマズ ちょっと読み方ちょっとわかんないで流山おおたかの森のですね8時35分の上映終了後と11時40分の回の上映開始前そしてですね tohoシネマズららぽーと船橋の12時15分の回の上映終了後と15時20分の回の上映開始前にそれぞれ相談させて頂きます本当ね一緒に写真を撮ったりだとか握手をしたりだとか感想を話し合ったりだとかそういうことしたいんですけれども今は時期が時期ですからめちゃくちゃ心苦しいですが距離を取らせてくださいあの挨拶もねさっさと立ち去る姿はですねすごくそっけなく見えちゃうかもしれませんが結構意外と胸が痛かったりしますって言うかめちゃくちゃ胸が痛いですでもここはねきちんとソーシャルディスタンスは守っていくかねコロナが落ち着いたらみんなと一緒に酒を酌み交わしながら感想 いやことができれば嬉しいですとりあえず今ですね映画えんとつの町のプペルという作品を希望を死なせないためにそして映画館を応援するためにそして今もねギリギリで踏ん張っているからあなたをですね応援するために各劇場回り続けますのでお近くに西野が来た際はですね一目会いに来ていただけると嬉しいです今日は tohoシネマズ上野と tohoシネマズ日本橋にお邪魔します最後にですねハッシュタグ SMAP ベルで映画の感想をつぶやいて頂けると嬉しいです移動中ね僕もずっと先の空見ていてその感想にね本当に救われるんです に何が見てくれたとかみんなが喜んでくれたってことが確認できることで本当に救われるしまだまだ頑張るぞって思わせてもらってるんですねなので感想を頂けると嬉しいですまだまだ頑張ります引き続きよろしくお願いします映画えんとつ町のプペルは映画館でお待ちしておりますお西野亮廣エンタメ研究所ですね西野亮廣が手がけている最新のエンタメビジネスに関する記事を毎日ですね期間中もですね以前文字3000文字投稿しておりますで興味がある方ぜひ覗いてみてくださいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね

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2019年12月26日(木) 
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クリスマスイブの深夜便に飛び乗り、フィリピンの子供達に絵本3000冊をプレゼントして、再び深夜便に飛び乗って帰国してきたキングコング西野こと、ほぼサンタクロースです。

さて。
今日は、『SHIBUYA FREE COFFEE』で仕掛けたコトを軸に、「恩」について少し深掘りしていきたいと思います。
ご存知の方も多いかとは思いますが、先日、渋谷センター街のド真ん中にオープンした『SHIBUYA FREE COFFEE』は、『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)を買ってくださる菩薩様がいるおかげで、店内で無料でコーヒーを提供できています。
つまるところ、無料でコーヒーを飲まれた50人のうち、一人以上が『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)を買ってさえくれれば、店は回り続けるわけですね。

ここに関しては、「まぁ、50人にいれば、一人ぐらいは買ってくれんじゃね?」という何の根拠もないクソ戦略でスタートしています。
「やってみなくちゃ分からないから、やってみた」というのが西野の言い分です。
この先どうなるかは分かりませんが、今のところは、このやり方で上手く回っていて、『SHIBUYA FREE COFFEE』は今日も無料でコーヒーを飲むことができます。

「何の根拠もないクソ戦略」と書きましたが、真面目な話をすると、一つだけ「根拠」と呼べそうなものがあります。

それは『返報性の法則』です。
『返報性の法則』とは、「人から何かしらの施しを受けたとき、『お返しをしなくては申し訳ない』というような気持ちになるという心理作用のこと」とWikipedia先生は言っています。
『SHIBUYA FREE COFFEE』は、この「人間がそもそも搭載している生理現象」をベースに設計されていたりします。
そんな中、先日、スタッフの皆と「『SHIBUYA FREE COFFEE』の紙コップ代や、お水代って、意外とバカにならないねぇ」という話になり、そこから、「募金箱でも置く?」という話が上がりました。
お客さんからの募金で、紙コップ代や水代を賄おうという乞食戦略です。
たしかに、募金箱を設置すれば、紙コップ代や水代ぐらいは何とかなりそうな気もしましたが、もろもろ考えて、募金箱を置かないことにしました。

理由は、募金箱に10円でも募金されてしまうと、「お返しをしないと申し訳ない」という気持ちが解消されてしまい、『50人にコーヒーをプレゼントできる権』(¥1万)が売れなくなるからです。

無料でコーヒーを飲まれた50人全員が100円を募金しても、総額は5000円。
それだと『SHIBUYA FREE COFFEE』は、回りません。

「募金箱を設置したら、お金は集まるけど、そこでお金を集めると店が回らなくなるので、設置するのは辞めよう」という判断ですね。
『返報性の法則』をベースにビジネスを設計する時に、「恩を返してもらうポイントをどこに置くか?」と考えることは、とっても重用だというのが今日のお話です。
目先の利益を取っちゃって、ジリ貧になっている人は、この部分の設計ができていない(理屈が理解できていない)ことが多いです。
あと、これは数値化されていないので、あくまで僕の肌感ですが、『恩』は寝かした方が大きくなるので、寝かせる余裕があるのなら、寝かせた方がいいと思います。
現場からは以上でーす。

【追伸】
今日から『天才万博』が始まります。
西野は客席で呑んだくれておりますので、気軽にお声がけください。
缶ビール&缶ハイボールの差し入れをお待ちしております。
本日のDJダイノジは、激しく踊らされることが予想されます。
今日は音楽LIVEではありません。
エクササイズLIVEです。覚悟しろ!
当日権はコチラ↓

ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。

 

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今日はもう寄り道しません。

 

このラジオにたどり着いて下さってる方には、もはや説明不要だと思います。

 

本日映画えんとつ町のプペルの公開日でございます。

 

いやー来ましたね。

 

今日まで応援してくださった方にお礼を申し上げたいと思います。

 

僕もね馬鹿じゃないんで、まあ馬鹿なんですけども。

 

この国でねキングコング西野応援するリスクって結構あったと思うんです。

 

それこそ、僕はいつも自分の話しかしてませんが、例えば2012年とか13年とか、クラウドファンディングした時って、日本中がクラウドファンディングを知らないから「詐欺・宗教だ」と罵られたですが、その裏ではですね西野に支援してくださった方もご家族やお友達もあるからですね詐欺に引っかかってるだの宗教にハマってるだの言われたと思うんですね。

 

昨日 Twitter でコメント頂いて思わず返信してしまったんですけども、「当時「西野応援している」と言おうものなら友達もあれから袋叩きにあうから怖くて言えなかった。僕も同罪だ。」っていうコメントがあってね。

 

今もっとすごい時代ですよね。

 

僕は犯罪者でもなんでもない道をただ挑戦しただけなんです。

 

ただ夢を追いかけただけなんですが日本はそれを許さなかった。

 

芸人のくせに絵本を書きやがってとか。

 

ひな段に出ろやとか。

 

信者ビジネスですかとか。

 

それと調子だったっていう、そんなやつをですね応援するのはまあそれはリスク高いですよね。

 

自分も殴られるのは怖いし声をあげられなくて当然だと思います。

 

なので、まあどうか気にしないで欲しいです。

 

こっそりライブに足を運んでくれたり、いいね押してくれたりだとか。

 

もしかするとご本人からすると、ただそんなことと思われるかもしれませんが、そんなだったらそんな事に本当に救われたんですね。

 

どこにも忖度せず自分が面白いと思う球を投げまくって、日本中からバッシングされまくったんですけども、時々受け止めてくださる方がいて、そういう方のおかげで俺頭に行ってこれました。

 

昨日ね、僕は映画公開を前日に控えて。

 

何をやっても仕事が手に付かなくて。

 

えんとつ町のプペルで検索しまくったんです。

 

そうすると、蜷川実花さんが、幻冬舎の箕輪さんが 、YouTube 講演家の鴨頭さんが、ご自身のコミュニティの中で私●日に見に行くから誰か一緒に見に行こうって声をかけてくださっていたんですね。

 

ご自身のファンの方々に twitter でねとつ町のプペルで検索したら、本当にたくさんの方がですね公開を楽しみにしてくださっているんですね。

 

今から15年前にですね0.03mmのボールペン一本で始めた挑戦で、たくさんたくさん殴られたんですけれども気がつけば本当にたくさんの仲間がいて。

 

今僕がここに立っていられるのは、本当にみなさんのおかげだなと昨日改めて思いました。

 

こんなどうしようもない人間を支えてくださって本当にありがとうございます。

 

僕お酒が入ってたら今ならいつでも泣けます。

 

でね映画公開の今日、このラジオを聴きの皆様にどんな言葉を贈ろうかと考えたんですけども。

 

やっぱり僕の思いはですね作品の中に込めているので、実は以前も読んだことがあるのですが、映画えんとつ町のプペルに出てくるブルーノという男のセリフを最後に読みたいと思います。

 

劇中に出てくるブルーノの自作の紙芝居の口上でうね。

 

ぜひですね映画館で立川志の輔師匠の声で聞いていただきたいのですが、ここでは僕が読み上げたいと思います。

 

これが僕の正直な気持ちです。

 

えんとつまちは煙突だらけ

 

そこかしこから煙が上がり、頭の上をもくもく。

 

黒い煙でモクモク。

 

朝から晩までモクモク。

 

煙突町に住む人は黒い煙に閉じ込められて、青い空を知りやしない。

 

輝く星を知りやしない。

 

 見上げることを捨てた街で一人の男が上を見た。

 

 街をおった黒い煙に男が思いを馳せたのは、酒場で出会ったおしゃべりモグラが聞かせてくれた夢物語。

 

煙の向こうの世界の話。

 

光り輝く世界の話。

 

ありやしないと思ったが、全くないとも言い切れない。

 

なぜなら誰も言っていない。

 

答えは誰も持っていない。

 

それから男は日毎夜毎仕事用と煙の向こうの世界の話を何度も何度も叫んだが、馬鹿だ馬鹿だと早されて。

 

ほらふきものだと切り捨てられた。

 

男が一体何をした。

 

男が誰を傷つけた。

 

そこに理由はありゃしない。

 

見上げることを捨てた街では目立たぬようにの大合唱

 

見上げることを捨てた街では夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。

 

黒い煙は街を飲み込み一縷の光も許さない。

 

黒い煙は人を飲み込み、あらゆる勇気を認めない。

 

それでも男は声を上げ、震える膝をひた隠し、船に乗り込み海に出た。

 

暗くて怖い海に出た。

 

誰もいない海に出た、誰もいない海に出た。

 

煙の向こうの世界の話。

 

光り輝く世界の話。

 

ありやしないと思ったが、全くないとも言い切れない。

 

なぜなら誰も言っていない、答えは誰も持っていない。

 

己のまなこで見る前に、答えを出してなるものか。

 

煙に飲まれてなるものか。

 

気が付きゃ船底穴ぼこだらけ。

 

漕ぐ手を止めると沈んでしまう行くのがやっとのおんぼろ船 ずいぶん前から進んじゃいない。

 

ここで終わってなるものか、ここで終わってなるものか、ここで終わってなるものか。

 

男は勇気を振り絞り、積み荷の紐を振りほどき、できない理由を海に捨て。言い訳御託を海に捨て。

 

ほんのわずかな食料と確かな覚悟だけを残し再び波に立ち向かう。

 

男が向かうは闇夜の向こうのその向こう。

 

ただの一人でただひたすらに船を漕ぎ、信じ信じて信じ抜き。

 

進んで進んで進んだ船は 黒い煙を突き破り 光の海に躍り出た。

 

なんと見事な景色だろう。

 

なんとまばゆい光だろう。

 

この抑えきれぬ胸の高鳴りを、果てしなく続く世界を、感動を。

 

今まさに変わらんとする時代を。

 

この未来の産声を。

 

独り占めしてなるものか。

 

町のみんなに伝えよう、町のみんなに伝えよう。

 

煙突町は煙突だらけ。

 

そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。

 

黒い煙でもくもく 朝から晩までもくもく

 

しかし、煙突町の煙の上には、青い空があったのだ。

 

輝く星があったのだ。

 

映画えんとつ町のプペル ブルーノの紙芝居からでした。

 

白状すると、本当に自叙伝的なね本当に個人的な物語だったんですが、挑戦して叩かれて、挑戦して叩かれての繰り返しだったんで、自分に向けて自分が味わったことを脚色せずに書いたら、同じように挑戦する人に届くかなとか思って、そういった感じで書いたんですけども、結果的にね映画公開のこのタイミングで新型コロナウイルスが世界中を襲って。

 

奇しくもですね世界中の人達全員が挑戦者になって。

 

なんかこの作品が持つ意味がそのタイミングで大きく変わったなと思っております。

 

これはまあいろんなところでも言っているんですけども、今年本当にねみんな大変だったと思うんですよ。

 

もうほんとにも投げ出したくなった瞬間いっぱいあったと思うんですけども。

 

それでも踏ん張ってる皆さんに、映画えんとつ町のプペルがこのメッセージが届くと嬉しいです。

 

一生懸命作りました。

 

それでは皆様お待たせしました。

 

 映画に立つ町のプペルは本日公開です。

 

どうやらハンカチでは足りないぐらい号泣するらしいので皆様バスタオルをご持参の上劇場までお越しください。

 

じゃあまたね。

 

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12月25日(水)

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おはようございます。

自分のLINEスタンプを使う度にニヤニヤしているキングコング西野こと、糞ナルシストinフィリピンです。

https://line.me/S/sticker/10126085/?lang=ja...

さて。

「西野さんは、N国党について、どう思いますか?」と、よく訊かれるのですが、外でお答えするとニュースになって、その対応で無駄に時間をとられるので、サロン内だけでお答えしたいと思います。

先日の『代弁者のジレンマ』という記事でも、お伝えしましたが、僕は「コンプレックスを原動力としている表現者」にあまり興味を持てません。

「怒り」が原動力になっている人や、

オフェンス一辺倒の人(守備が疎かになっている人)に対しても、やはり興味が持てません。

上の「3つ」は瞬間的に支持を集める装置としては魅力的ですが、僕が興味があるのは「革命が起こる瞬間」で、革命には時間がかかります。

色気を感じる人に備わっていのは「瞬発力」よりも「持久力」で、長期戦(数十年戦争)の設計ができていない時点で、「あまり興味が持てない」というのが正直なところです。

「治水工事を後回しにして、戦争に出て、ようやく手に入れた『戦利品』が洪水で流されちゃったら元も子もねぇじゃん」

という話です。

地味で面白味に欠けるかもしれませんが、僕は、明日も明後日も、そして10年後も、20年後も、面白いアプローチを“続けていきたい”ので、たいして話題にもならない「治水工事のような作業」にコストを割きます。

そんなこんなで、今日は『西野亮廣エンタメ研究所』の入会ページの改善作業についてです。

先日、『ニシノコンサル(AbemaTV)』の収録に来てくださった株式会社Kaizen Platform代表の須藤さん(https://kaizenplatform.com/)から、「一般的な認知度を上げたい」という御相談がありました。

Kaizen Platformさんは、インターネットマーケティングをベースに、サイトや広告を改善することで、クライアントのビジネスに貢献する会社でして、「それならば、下手にCMを打つよりも、『西野亮廣エンタメ研究所』のページを改善している様子を『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーにリアルタイムで見せて、『こういうコトをやってくれる会社なんだぁ』と知ってもらった方が、説得力がある広告になるのでは?」と御提案さけていただきました。

Kaizen Platformさんの相談に乗っているようで、ドサクサに紛れて、自分の悩みも解消しようとする黒西野です。大好物は「オールWIN」です。

収録はクソほど盛り上がりまして(※放送をお楽しみに!)、収録直後に、すぐに入会ページの改善テストをスタートしてくださったKaizen Platformの須藤さん。

なんと、入会ページのデザインを数パターン用意し、ユーザーさんにはそれぞれのデザインがランダムに発信されるように仕掛けやがったのです!(#口が悪い)。

あれから1週間が経ち、昨日、須藤さんから「テスト結果が出ました」と連絡がありました。

それと同時に送られてきた画像(※下に添付しています)が面白いの何のって!

「ユーザーさんが、それぞれのページに何秒滞在したか?」は勿論のこと、「ユーザーさんが、ページのどこを触っているか?」「ユーザーさわの指の動線はどうなっているか?」「どのあたりで、飽きているか?」などが、次々に浮き彫りになります。

こうして問題を浮き彫りにすることによって、改善の次の一手が明確になります。

なるほど、ページの改善って、こうやるんですね。

詳しくはKaizen Platformの須藤さんから直接話を聞いていただきたいのですが、とにかく、メチャクチャ面白いです。

この作業は引き続きやりますので、また進展があれば御報告します。

(自社のサイト&広告改善に興味がある方はコチラから→https://kaizenplatform.com/)

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こういう形でサロンメンバーの仕事を、サロンメンバーに宣伝できるのはイイ!

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基本、ほとんどの場合、『宣伝』って邪魔者だと思うんですね。

だけど、こうして、そのサービスの仕事が『読み物』として成立していれば、宣伝の臭いを消した上で、宣伝することができます。

『SHIBUYA FREE COFFEE』も、コーヒー屋さんを経営しているサロンメンバーと提携して、『読み物』となるようにして、結果、サロンメンバーの仕事の宣伝ができています。

もちろん僕もプラスになっていますし、クライアントとなっているサロンメンバーもプラスになっているし、その他のサロンメンバーも『読み物』として楽しめている。

「サロンメンバーの仕事を紹介することがサロンのコンテンツになっている」といった“誰一人として傷ついていないこの流れ”を、今後、もっともっと増やしていきたいなぁと思いました。

広告代理店の店内に人口3万3000人の町がある不思議な感じです。

これから、オンラインサロンは、どうなっていくのでしょうか?

僕自身が見えていないので、楽しみです。

引き続き宜しくお願い致します。

それでは、フィリピンの子供達に絵本を配ってきます。

現在フィリピンは夜中の3時。

あと1時間半後にホテルを出発します。

子供達、喜んでくれるかなぁ。

喜んでくれるといいな。