今日はCurtis Mayfieldの命日。 1999年 12.26 Curtisがこの世を去って8年が経った。
このito'z roomでも何度かCurtisを取り上げてきたが、命日である今日(12.26)追悼の意味も込めて・・・
ちなみに昨日はking of funkことJB(ジェームス・ブラウン)の命日。この場を借りてご冥福をお祈ります。
シカゴソウルの偉人Curtis。 彼こそがシカゴソウルそのものと
言ってもいいくらいの重要人物。 彼のメジャーでのキャリアは
50年代末に結成されたThe Impressionsにはじまる。
コーラスグループとしてスタートし、シカゴソウルの基本形を形作っていった。 また"PeopleGetReady"、"KeepOnPushin'"といった、当時の公民権運動に呼応したメッセージを表現した作品で圧倒的な支持を集めていた。
そして68年には自身のレーベル"CURTOM"を設立、活動をそこ
に移す。 そして、70年にはグループを離れ、ソロとしてのキャリアをスタートし、ニューソウルを代表するアーティストとして活動していく。 彼の特徴は独特のファルセットヴォーカルとワウのかかったギターカッティング、そして抜群のメロディセンスとリズム感。
アレンジ能力も素晴らしい。 彼の影響を受けているアーティストは数知れずいる。 Lenny Klavitzなども確実に影響を受けている。そんな彼も90年、コンサート会場でリハーサル中に倒れてきた
鉄柱に直撃され半身不随になってしまう。 96年に復活し、作品を発表。 高い評価を得るが、99年12月26日にとうとう帰らぬ人となってしまった。
今日は多くのアルバムの中から・・・
Curtis Mayfield / CURTIS (1970)
自社レーベルCurtomの設立。そしてImpressions脱退。それを経て1970年に発表されたCurtis Mayfieldの初のソロアルバム。
Curtisの原点がこのアルバムに詰まってる・・・そんな感じです!
独特の温かみあるファンクサウンドにCurtisのファルセットヴォイスが見事に融合。
などの愛溢れた彼の魂そのものが曲に込められている。
美しいファルセットヴォイスはそれらを象徴してるかのように
優しく、温かい・・・。
そんな意味も込めて聴くCurtisの歌声は『癒し』そのものだと思う。
2000年を待たずに永遠の眠りについたCurtisは未来に何を託したのだろう・・・。
ito'z roomから躍動感溢れる”Move On Up” を・・タイトルクリック♪
Curtis Mayfield - We the People Who Are Darker Than Blue
人間愛に溢れたバラード・・・人権運動や差別に対する思いをストレートに歌ったかなりヘビーな曲です。
社会的・政治的なことを歌っていても曲は優しくて温かい。
Love&Peace 誰よりも望んでいたのかもしれない・・・。
誰もが忙しい年末、音楽なんてゆっくり聴く暇がないとは思う!
少しだけ足と止めてCurtisの歌声を聴いてみるのもいいかも♪
まさに『癒し』です。
今年も残り4日。
やらなきゃいけないことが山ほど・・・
(年賀状・大掃除・洗車などなど)
くいのない2007年を!
では!しーゆー♪