拝啓、14の君へ… | 「トキ」「リズム」「ココロ」を刻む智瑛子の日記☆

「トキ」「リズム」「ココロ」を刻む智瑛子の日記☆

fmいずみパーソナリティーの伊藤智瑛子です。出会った人や物、地域の魅力を発信中。ポジティブ心理学実践インストラクター、ほめ育てアドバイザー、パンシェルジュベーシック3級としての記事やジャズ、子育て、小説、映画の話など。歌マネやアニメキャラ物真似も時々やります♬

今日は、fmいずみ開局記念日☆

2000年3月10日に開局
今日で14年!!

本来はお祝いの日のはずが、東日本大震災後は震災の前日ということもあり、自粛ムードが高まっていました。

fmいずみスタッフも番組を担当するパーソナリティも、前日に「おめでとう」とは言えない…そんな空気感がありました。

震災から明日で3年。

今日はfmいずみにとって記念日。

ラジオは色んな人が聞いてるので、もちろん考慮しながら放送することは必要だけど、いつまでもこのままでいいのかなと、ずっと心の中で思っている自分がいました。

そんな時、約3年前に届いた1通の手紙を改めて読んだとき、大切な思いが溢れ出しました。

手紙をくれたのは、Jazz交差点のリスナーさん。
fmいずみは被災して、区役所、商工会と臨時スタジオで放送を続け、4月に駅ビルに戻ってきました。手紙が届いたのは、桜の咲く頃…。




「桜の花にいろいろな思いが込み上げる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか」で書き始められた手紙には…

放送のお陰で、すぐに給水所へ行けました。米がなく困っていたら、どこで売っているとの情報があり、無事に入手できて安心しました。

食料を手にいれるために臨時スタジオ近くのスーパーに並んでいた時は、イヤホンで放送を聞きながら心でエールを送りました。

放送で行きつけの美容院の情報が流れていました。落ち着いてから、お店に行きました。スタイリストさんとラジオの話をしたら、「そう言えば、局の人が営業してますか?と訪ねてきた」と話していました。店は分かりにくい場所にあるので、てっきりお店から情報を寄せたのかと思っていたので、スタッフのみなさんの取材力に驚きました。

「震災情報放送中fmいずみ79.
7MHz」という手書きの張り紙が街のあちこちに。
スタッフの皆さんが情報を伝えたいと懸命に走り回っていたことがよくわかりました。

コミュニティfmとしての本領を発揮したfmいずみの今後の活躍を祈っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この手紙を3年ぶりに読んで感じたこと。

これからも、地域のみなさんのために一歩一歩頑張ろう。
震災時に、もしfmいずみがなかったらどうだったのか。
少なくとも手紙をくださった方は困っていたのかも。
私は大学生の頃からfmいずみと関わっているので…8年。
すべての歴史は知らないけど、
上司から、ラジオが好きなスタッフと泉を愛する地域のみなさんのチカラで開局したと聞いています。
そんなfmいずみの誕生日。おめでとうを言いたいし、何より、みなさんに感謝の気持ちを伝える日だと思いました。

そこで、開局記念日の感謝を伝えるジングルを3パターン制作しました。

fmいずみ始まり編
泉の音ふるさと編
14才は…いよ編

今日まで流れていますので、チェックしてみてください。

「い」つも
「ず」っと
「み」なさんのそばに

☆fmいずみ☆


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