読みましたあ🤍


はあ、、、三島由紀夫を読むときはね、決してTVをつけててはいけないの。


三島由紀夫ワールドに没入する必要があるから。



これ。




この本の解説ページで、編者の方、「豊饒な語彙と絢爛たる美文」と三島由紀夫のことをゆってたけど、まさに🫰(キュン)



三島由紀夫のことをねえ、凡人があれこれ評することは不可。


とりあえず三島由紀夫はねぇ、私たちがいるこの世界とは違う美の星(または仏教でいうところの極楽)の言葉で文章を表してるのね。

だから、私たちが使ってるこの日本語とは違うんだ。


その世界をね、読ませていただけるんだよ。

こんな文庫本で。



それくらいの芸術を感じられるって、最高よね。





突然の発表!

私のこのなかで好きな作品ランキング




1位 月澹荘綺譚

コメント

三島由紀夫読みづらいなって方も読んでほしい!!

あー、天才なんだなあ。っていう感想。

人間の澱みたいな?裏人間みたいな心理描写?あり。

三島由紀夫ってその土地の匂いを文章で表現するの上手いよな。伊豆がすごい。

構成とか、ストーリー、キャラクターの魅力度、関係性、美人度、全体的な美しさ、伊豆さ、残酷さ、結末、ミステリ要素。。

全て備わってるのに、欠けるものがないのに、話の最後は全て無くなってる、なんだか不思議な虚無さもあるよ。


読み終わってすぐ、読み返した。


2位 花火

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1位と同様に結末までの流れが好き。

ミステリ感強め。読み進める過程だけで楽しいし、なにより夏の隅田川の情景がとっても綺麗。この、作品の中と同じ場所で隅田川にいて、花火を見た気分。夏の流麗な美文、堪能できるよ。


 

3位  果実

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内容は退廃的かと思いきや、タイトル通りみずみずしさもあり驚くばかり。辛いほど美しい。


4位 美神

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博士と女神の関係性。

あれみたい、彫刻作って好きになる昔の物語。ピグマリオン?

神話っぽさもある感じ。全体的な小説の色は象牙色。



5位 朝の純愛

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攻撃的なくらい美しい。

もうやめて、私のHPはゼロよ。



私の好みわかりやすいかなあ〜チュー


他の作品ももちろんいいですよ。

硬質な感じだったけど、理知的なもの。


三島由紀夫がそれくらい色々書けて振り幅が広いのも流石すぎるし、井上明久さん(編者)の選ぶ側もセンスありっ🫰(2回目)



三島由紀夫、大好き。

今回は短編だったから、肩の力を抜いて読めた。


個人的には三島由紀夫と対峙する時は、完璧に読解しようと思わなくていいと感じます。

難解で、頭に入ってこない部分はさらっと流して、分かるところで三島由紀夫の世界観に浸るだけでもう充分だよね。


今後は、私の方でも、

難しいから、大物だからって自分の準備が整うまで待つより、この世界に作品があることに感謝して、まずは少しでも触れたいうさぎクッキー



私のブログに三島由紀夫好きな方が遊びにきていただけたら嬉しいなハート



じゃあ、ね。