ブルベ用に使用している5216が不調です。

よくみると、60秒で70秒くらい進んでいます。

突然おかしくなりました。

 

裏蓋を開けてみると、なんと錆びています。

この錆び方は、5246 King Seiko Vanacでよく見ましたが、5216では初めてです。

 

 

 

この時に、リューズのOリングを外してしばらく使用していたので、水が内部に侵入したものと推定します。

残念です。

 

こんな状態です。

 

本体は健全そうです。

しばらく蓋を開けておくと、時間は正常になりました。

内部に水分が入っていたのだと思います。

 

さらにOリングの残骸も出てきました。

 

適当なサイズのOリングを購入して、同品番のリューズを見ながら合わせてみました。

 

奥がそれです。

オリジナルは、平べったいOリングですが、これは入手できなかったので、

Oリングを二つ入れてみました。

これで組み立て!!  と思っていたのですが、、、、問題を発見。

 

これです。

よく見ると、23 JEWELSと書かれている文字が浮いています。

 

わかりますか?

剥がれてきています。

 

さらにアップ。

表面に透明のシールのようなものがあり、剥がれてきています。

 

この辺りも剥がれてきています。

もしかしたら、筆記体のSilver Waveの文字もこのままでは剥がれてしまうのかもしれません。

 

修復が必要です。

 

思いついた唯一の方法は、木工用の白い接着剤を水で薄めて貼ってみることでした。

早速やってみます。

 

その間にケースの防水テストをします。

このケースは、ねじ込み式リューズで、防水です。

今回は風呂はやめて、洗面所で3時間ほど水につけてみました。

問題はなさそうです。

 

文字盤の方はどうでしょうか?

 

なんと、きれいにくっついています。

 

こちらのサビは綺麗に取れません。一応ペーパーで磨きました。

 

ケースに組み込んで完成。

これでまたブルベ用で使用してみます。

 

しかし、SEIKOスタイルの文字盤はいいですねぇ〜

 

つづく