昨日のリアルな出来事です。

部下が超不機嫌オーラ全開で
私はそのことで頭がいっぱいでした

不機嫌出さないでよっていうイライラや
社内の空気が乱れてしまう焦りや
そんな低レベルなの?というガッカリ。

いろんな感情が…!

彼が社内制度である長期休暇で休んだ間に
担当エリアでの新規案件が発生。

すべての初期対応から受注まで
別の営業マンが担ってくれたので、
今回のこの受注は代打の数字に付けたんです。

それを
休暇明けに知った彼が、
朝から超不機嫌オーラ全開で。

代打で受けた営業マンも、
彼の後輩という立場もあり、
しどろもどろに…。


営業会社あるある、かな。

私たち管理職は
支店としての全体最適が判断基準だけど、
部下たちプレーヤーは
どうしても部分最適で個人実績が大事。

この
判断基準や物事捉える度合いのズレ
たびたび行き違いを生みます。

彼の主張を採用すれば、
代打の営業マンだって不満になる。
今後メンバーが休んだ時に
代打で対応しなくなるでしょう!


代打の営業マンの主張を採用すれば、
彼や誰もが休まなくなる可能性がある。
休んでいても、
気が落ち着かなくなってしまったり?

でも、
管理職から見たら、
どっちでもいい。

投げやりな意味じゃなく、
どちらでも正しい。

至急を求めるお客様に対応でき、
支店として売上を取りこぼさなければ。

これがまさに
判断基準や物事捉える度合いのズレ
なんですよね!

支店全体として物事を捉えるか
自分一人として物事を捉えるか

息子くんは自分しかいない世界(笑)


大事なのは、
私たち上司が
部下の不満をどうコントロールするか
ではない。
その不満とどう向き合うか
なんですよね。

子育てと似てるなぁ〜
と思わずにはいられない。

子供は日々成長していて
少し自分でできるようになると
「こうしたい、ああしたい」 
と言い出すもの。

ダメと言っても勝手に悪さをしたり(笑)

今だと勝手に冷蔵庫開けて
大きな牛乳を持ち出して
家族全員分をコップに注ぎながら
床中にこぼすとかね……。


そうなることは予想できるから
必死に止めたい。
でも、やらなきゃ気が済まないお年頃。

無理やり止めたり手を差し伸べると
不満を持つようになる。

それとそっくりだ〜〜!

もはやこれは
「成長したんだなぁ」と認めてあげて
失敗覚悟でやらせてあげるしかない。

自我の芽生えと同じ。
成長の証なんですよね。

だから、
やりたいようにやらせればいい。
やりたいようにやらせるしかない。
失敗するという前提でやらせてみる。

失敗したら、
「ほーら!」ではなく 
「行動した事実」を褒める。

不満は、あるほうが正しい。
部下の不満に対しては、
むしろ よく不満を持ってくれた
感謝してもいいくらい。
だって、成長なのだから♡!


もちろん
失敗したことを是正するのは上司の役目。

この場面でかける言葉の言い方一つで
部下の意識は大きく変わります。
良くも悪くも!


認めつつ褒めつつ
背中を押すような言葉をかけましょう!

そして
判断基準や物事捉える度合いのズレ
行き違いになった時には
ちょっと抽象度を上げてみる。

部下の不機嫌ひとつに
イライラしたり焦ったり不満もつのではなく、自我の芽生え・成長の証
と抽象度上げたところから
見てみましょう!