本気で
「営業はもうムリだ…」
と思い詰めた時期がありました。

わりと最近のことです。
10月に開催された息子の学芸会。

家でも保育園でも
台詞の練習をして
踊りや歌の練習もして。
珍しくパパも観に来るし!

3歳からは初めての演劇ということもあり、
さらに楽しみでした♡

いざ、
息子の出番!
スマホを手に動画撮影。

いよいよ息子が出てきた…!
その瞬間に。

お客様と上司と会社から
電話・電話・電話!

さらに
LINEも連投!

完全に冷静さを失い動揺した私は
とっさに大ホールを飛び出して
寒い廊下でひとり電話対応…。

よりによって「大」クレーム
電話が繋がった瞬間から
怒りモード全開のお客様。
普段はとっても温厚で優しい方だから
さらに動揺する私…。

泣きそうになりながら
頭を下げて謝罪。
即、関係各所へ連絡。

大ホールに戻った時には
最後の最後の挨拶…
「犬役の〇〇です」
だけ、聞けました…。

終わった瞬間に、
辛さや悲しさに浸る間もなく
保育園からクレーム謝罪に現場直行。

お客様からは怒鳴られ、
雨にも濡れて
呆然としたまま帰宅…。

頭も心も身体も冷え切って
お風呂に入りながら
わんわん泣きました。
そのまま
母と主人には営業辞める宣言。


とっても辛い思い出です。
演目の絵本「おおきなかぶ」を読むと
未だに泣いてしまうぐらい。


クレームは私自身が起こしたもの、
そう理解するだけに
誰をも責められない。

だけど、
学芸会当日に容赦なく連絡が来る
会社にも上司にも
そして営業職という仕事そのものにも
嫌気が差してしまったのです…。


営業職に
絶望した日。

大なり小なり色々あった十数年。
その中でも、
ダントツで気落ちした出来事でした。

でも、本日2月28日。
朝から大型契約を決め、
幸せに明るい気持ちで
私は今日も現場に出ています。

営業職に絶望した日からの振り返りを
また書きます!